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フリーランス、自営業は特に、得意なことに絞って不得意なことは外注すること。苦手なものに費やすほど人生に時間はたくさんない。

こんにちは、小松由和(@komaty1210)です。

 

今日は、フリーランス、自営業は特に、もちろん会社で働く人にとっても重要な考え方「得意なことに時間を注ぐ」ことについて。

 

私は自営業になって約6年経ちますが、日々、やることっていくらでもあるんですよね。全部やっていたら到底時間が足りないくらい。私だからじゃなくてフリーランスや自営業なら誰でもそんなもんだと思います。

だから人を雇用して一緒にやってもらったり、外注やアウトソーシング(最近ではクラウドソーシングも多いですね)をするわけですが、

 

やることがすべて必要なこと、重要なこと、であるかと言ったらそういうわけではありません。

 

だから、

何をやらないか、何をやりたいのか、何をやるのか、

優先順位を見極めて、膨大なやることから、

何をやらないかを決めて、本当にやりたいことをやれるように取捨選択する必要があります。

 

得意なことだけやろう。苦手なことをやってるほど人生に時間はたくさんないよ。

って話を今日はしたいと思います。

 

得意なことに絞って、不得意なことは外注する。

大きな会社は役割が分担されている

大きな会社は各社員の役割を細分化することによって、業務を効率化しています。

 

デザイン会社だとしたら、

1人の社員が、営業、制作、経理、などすべてやっていたら、それぞれ時間が必要なので注力もできないし、経験も深まっていきません。

 

だから、営業担当、制作担当、経理担当と担当を分けて、1つの業務に注力させて、効率化するわけです。

小さな会社、フリーランス、自営業は得意なことに絞る必要がある

一方、少人数の小さな会社、フリーランス、自営業は、当然ながら、1人が色々な業務をする必要がでてきます。

どんなに小さな会社でも、個人でも、営業は必要ですし、経理など事務作業も必要です。

 

よくありがちなのが、自由を求めて会社を退職して独立してフリーランス、自営業になったはずなのに、不得意な営業や事務作業に追われて、一番やりたい制作作業の時間が全然とれなくて、負のスパイラルに陥ってしまうパターン。

小さな組織だからこそ、大きな会社にはないメリット、差別化が必要です。基本的に自営業が資本力のある大企業相手に価格競争に出たとしても瞬殺されてしまいますからね。

大きな会社にも負けない、真似できない、差別化になる何かがないと継続して事業を続けることは難しいです。

 

だからこそ、

小さな会社、フリーランス、自営業は得意なことに注力して、得意なことをどんどん伸ばしていって、大きな会社にも負けない、他者に負けない、柱をつくっていかなければいけません。

得意なことに絞って、不得意なことは外注するメリット

あたりまえですが、不得意なことを外注するメリットは、

得意なことに時間とマンパワーを注力できることです。

営業が好きで得意なら、苦手な制作や事務作業は外注する、といった形の方が、無理して全部をやろうとして、営業に時間を注げない状況よりも結果として良い方向にいくと思います。

 

外注する、外注しないの判断基準

でも外注する、外注しないの判断ってけっこう難しいよねって話が現実的にはけっこうあると思います。

単純に外注するということは、外注先に報酬を支払ってお願いするわけなので、コスト(お金)がかかります。

お金を払って、時間を買うわけですが、頭では理解しててもなかなか行動に移せなかったりします。

やったことないから、よくわからないから、外注するはちょっと危険

これもよくありがちだと思うんですが、

やったことないから、よくわからないから、外注するケースはちょっと危険。

 

大きな組織であればまだ問題ない(影響が小さい)場合が多いと思いますが、

基本1人のフリーランスやごく少人数の会社や自営業などは、できれば避けてほしいです。

理由は、

やったことない、よくわからないと、それをやるのに必要な時間とお金がわからないので、適正価格や相場が把握できず、外注すべきかどうかの判断が鈍ってしまうから。または、適当に依頼をしていて、本来無駄なコストを垂れ流してしまう場合が多いこと。

やってみて、得意ではないことがわかってから外注する

例えば、フリーランス、自営業になったら最初の1年はすべて1人でやってみる。

 

その際に、事務作業に毎月20時間程度使っていて、事務作業が自分的に非常に苦手ということがわかったとしましょう。

売上から自分の時給を計算してみて、仮に時給3000円だとします。計算はざっくりでいいと思います。

時給3000円の自分が毎月20時間事務作業に時間を使うと、毎月6万円分のお金で事務作業をしていることになりますが、事務作業をマニュアル化して、アルバイトでもできるような仕事内容にしておけば、時給1000円のアルバイトを雇用して毎月事務作業を代わりにやってもらったら、自分より仕事が遅くて毎月30時間かかったとしても毎月3万円のコストで済みます。

事務作業を外注したことによって、毎月20時間を得意な営業や制作の時間にあてることができれば、当然売上はアップするでしょうし、精神的にも苦手なことをする時間が減るのでストレスが減り、より得意なことに注力することができます。

 

営業が苦手であれば、営業を外注する方法もありますし、制作が苦手であれば、自分は営業して仕事をとってきて制作は外注して任せる、といった形も可能です。

 

実際に自分でやってみれば、営業や事務作業はそれぞれ時間を使う必要がある、これくらい大変だし、こういったスキルが必要だから、外注するとしたらこれくらいのコストがかかる、といったことが把握可能になります。

だから、やってみた上で、不得意なことを外注する、といった流れが、よくわからないから外注して割高なコストを払うよりも、長い目でみれば効率的に事業を進めることが可能になります。

 

苦手なものに費やすほど人生に時間はたくさんない。

苦手なものを克服しなくても生きていける

現在は、

「なんでもそこそこできます!」という人よりも、

「××はできないけど、○○は得意!」という人の方が、

重宝される時代です。

 

以前、有名な漫画家さんがインタビューで「小さい頃から漫画ばかり描いて、漫画以外はなにも取り柄がないけど、現代に漫画家という職業があって本当によかったです。(笑)」と語っていましたが、まさにそのとおりで、その漫画家さんが一般的な会社に入っていたら、営業もできず、事務作業もできず、活躍できなかったかもしれませんが、漫画家という職業では得意なことが活かされて活躍できています。

 

ひと昔前よりも、現在は職業や仕事も変わってきているし、日々、様々な職業や仕事も新しくどんどん生まれてきています。

苦手なものや不得意なことがあっても、生きやすい時代になっています。

今、自分の得意なことや好きなことが周りから評価されていなかったとしたら、場所や環境を変えれば、違った評価を得られる可能性があります。それは物理的に日本から海外に拠点を移す場合もあるだろうし、インターネットを活用することで変わることかもしれません。

時間は有限だからこそ、好きなこと、やりたいことをもっとやろう

時間は限られているからこそ、好きなこと、やりたいことをするべきです。

 

「やりたくないことをやるために生まれてきたわけじゃない」

「やりたいことをやるために生まれてきた」

 

やったほうがよさそうなこと、みんながやっていること、など、本当はやらなくてもいいことが溢れています。本当はやらなくてもいいことに、やりたいこと、好きなことが埋もれて見えなくなってしまうことはよくあります。

 

まずは、やらないことを決めましょう。

 

ビジネスでは、「やることを決める」よりも「やらないことを決める」方が難しいし重要と言われています。

やらないことを決めて、やりたいことだけを残す。

やりたくないこと、苦手なことは、それらが得意な人に任せて、自分は自分が得意なこと、好きなことに集中しましょう。

 

みんなが得意なことをして、それによって誰かが助かって感謝して、という世の中になるように、自分も得意なことに絞ってこれからも進んでいきたいと思います。

 

以上、「フリーランス、自営業は特に、得意なことに絞って、不得意なことは外注すること。苦手なものに費やすほど人生に時間はたくさんない。」でした。

それではまた!