ようやく2017年1月から税金のクレジットカード払いが可能になりました。所得税、法人税、消費税などの国税をクレジットカード納付するメリットなど。

こんにちは、小松由和(@komaty)です。

 

本日は3月15日。

そう、確定申告の締め切りです。

みなさま確定申告はお済みでしょうか。

 

確定申告関連で、今までもや〜っとしていた、なんでできないのかね?と常々疑問に思っていたサービスがスタートしました。

 

2017年1月から国税のクレジットカード納付が可能に!

 

今までは、一部の自治体や税金でクレジットカード納付が可能な例はありましたが、今回は全面的に国税のクレジットカード納付が解禁されることとなりました。

 

ようやく!

 

クレジットカード納付が可能な税目は以下のとおりです。

・ 申告所得税及び復興特別所得税
・ 消費税及び地方消費税
・ 法人税(連結納税を含む)
・ 地方法人税(連結納税を含む)
・ 相続税
・ 贈与税
・ 源泉所得税及び復興特別所得税(告知分のみ)
・ 源泉所得税(告知分のみ)
・ 申告所得税
・ 復興特別法人税(連結納税を含む)
・ 消費税
・ 酒税
・ たばこ税
・ たばこ税及びたばこ特別税
・ 石油税
・ 石油石炭税
・ 電源開発促進税
・ 揮発油税及び地方道路税
・ 揮発油税及び地方揮発油税
・ 石油ガス税
・ 航空機燃料税
・ 登録免許税(告知分のみ)
・ 自動車重量税(告知分のみ)
・ 印紙税
※なお、源泉所得税及び復興特別所得税(告知分以外)、源泉所得税(告知分以外)は、平成29年6月からの開始を予定しています。
※本税に加えて、附帯税(加算税、延滞税等)の納付も可能です(附帯税のみの納付も可能です。)。

 

個人事業主であれば、所得税、消費税(免税事業者でなければ)あたり、法人であれば、法人税、消費税あたり、事業者以外の方でも相続税、贈与税あたりを納付している方、納付する機会がある方は多いと思います。

今回は国税のクレジットカード納付の概要やメリットなどを紹介したいと思います。

まず、税金をクレジットカード払いするメリットは?

まずそこですよね。

メリットないと興味も持てないし、やろうとも思えないですよね。

 

主なメリットはこちら。

・クレジットカードのポイントが貯まる

・税金の支払いを先送りできる(クレジットカード利用代金の請求にあわせて)

 

デメリット(注意点)としてはこちら。

・決済手数料がかかる(ポイントの還元率が決済手数料を上回っていないと損)

 

いかがでしょうか。

決済手数料に気をつければ、状況や使い方によると思いますが、多くの人がメリットを享受できると思います。

 

むしろ、「支払いが先送りできる」点だけ見ても、資金繰りが厳しい個人事業主や法人にとっては非常にありがたく、そのメリットに比べれば決済手数料など微々たるコストと捉えることもできます。

 

国税のクレジットカード納付の概要

このサービスは、国税庁が運営しているので、どこぞのよく知らない民間サービスではないのでご安心ください。

クレジットカード納付とは、インターネット上でのクレジットカード支払の機能を利用して、国税庁長官が指定した納付受託者(トヨタファイナンス株式会社)へ、国税の納付の立替払いを委託することにより国税を納付する手続です。

「国税クレジットカードお支払サイト」は国税庁長官が指定した納付受託者が運営する国税のクレジットカード納付専用の外部サイトです。

引用)国税庁[手続名]クレジットカード納付の手続

 

要は、国税庁が指定した納付受託者(トヨタファイナンス株式会社)のwebサイト上でクレジットカード払いをする形となります。

・国税庁[手続名]クレジットカード納付の手続
https://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinsei/annai/nozei-shomei/credit_nofu/

・国税クレジットカードお支払サイト(納付受託者が運営するサイト)
https://kokuzei.noufu.jp/

・クレジットカード納付のQ&A
https://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinsei/annai/nozei-shomei/credit_nofu/credit.htm

 

気になる決済手数料ってどのくらい?

決済手数料は、納付税額が最初の1万円までは76円(消費税別)、以後1万円を超えるごとに76円(消費税別)を加算した金額となります。

<納付税額:決済手数料(税込)>
1円〜10,000円:82円
10,001円〜20,000円:164円
20,001円〜30,000円: 246円
30,001円〜40,000円: 328円
40,001円〜50,000円: 410円
※以降、10,000円を超えるごとに決済手数料82円が加算されます。

10,000円単位で82円変動してくるので、40,001円でも410円、49,999円でも410円、となるので、少し注意が必要です。

決済手数料については、国税クレジットカードお支払サイトでシミュレーション計算が可能です。

以下の画像はシミュレーション計算に10万円を入力してみました。

 

クレジットカードのポイントはつくのか?

ポイントについてはカード会社の会員規約に基づいて、とのことなので、クレジットカード会社の方で国税の支払いはポイント対象外としていない限りはポイントが付与されます。

 

税金の支払いが先送りできるってどういうこと?

例えば、

・月末締め、翌月27日支払い

のクレジットカードを使って、3月中に所得税や消費税をクレジットカード納付した場合、実際に請求がきて銀行引き落としなどで支払うタイミングは4月27日となります。

 

通常、税務署や銀行の窓口で支払う場合や銀行振替で支払う場合に比べると、約1ヶ月のタイムラグが発生するので、その分資金繰りを助けてくれます。

さらには、分割払いやリボ払いも選択可能ですので、一括で払う金なんてねえ!なんていう方にはもってこいの支払い方法です。(個人的には分割払い、リボ払いの手数料は超割高なのでオススメできませんが・・・)

お支払は、一括払い・分割払い(3回、5回、6回、10回、12回)又はリボ払いの中からお選びいただくことができます。

なお、分割払い又はリボ払いの場合は、利用額に応じた決済手数料に加えて、各カード会社の定める手数料が発生する場合がありますので、あらかじめカード裏面に記載されているカード会社へお問い合わせください。

※ ご利用されるクレジットカードにより、支払方法が選択できない場合がありますので、ご注意ください。

引用)国税庁[手続名]クレジットカード納付の手続

 

おすすめなクレジットカード払いの方法

<国税をクレジットカード納付する主なメリット>
・クレジットカードのポイントが貯まる
・税金の支払いを先送りできる(クレジットカード利用代金の請求にあわせて)

<国税をクレジットカード納付する主なデメリット(注意点)>
・決済手数料がかかる(ポイントの還元率が決済手数料を上回っていないと損)
これらを考慮したおすすめな方法を2つ紹介します。

 

①決済手数料を上回るポイント還元率のクレジットカードで納付する

1つめは、クレジットカード納付の決済手数料は約0.8%ですので、ポイント還元率が1%以上のクレジットカードで納付すれば、窓口や銀行振替で支払うよりもポイントが貯まるというメリットしかない状態になります。

私が普段から使っているクレジットカード「Yahoo! JAPANカード」なんかは、100円の利用につきTポイントが1ポイント貯まるので、ポイント還元率は1%

貯まったTポイントはコンビニでも使えますし、たくさんのサービスで利用ができるのでせっかくポイント貯めたのに使ってないなんてこともありません。

 

例えば、10万円の国税をYahoo! JAPANカードで納付する場合の決済手数料は820円。

支払額合計は、10万820円。に対してTポイント1008ポイントゲット。

1008ポイントー820円=188ポイント(1ポイント1円換算)

となるので、コンビニで500mlペットボトルのジュースが1本Tポイント使って買えますね。

例えが10万円でしたが、消費税を支払っている個人事業主、法人であれば、100万円以上の納税も普通かと思いますので、100万円であれば1万円分のポイントがつくと考えれば、活用しない手はないかと。

 

さらには、Yahoo! JAPANカードだと、貯まったTポイントで税金や水道など公共料金を支払うことができる「Yahoo!公金支払い」というサービスも利用できるので、所得税や消費税を支払った際に貯まったTポイントで、自動車税、固定資産税、住民税、水道代を支払うなんてこともできます。

 

②ポイント還元率2%のLINEPayカードでクレジットカード納付する

2つめは、ポイント還元率2%の「LINEPayカード(ラインペイカード)」。

最近ではポイント還元率2%のクレジットカードは珍しいので注目を集めているLINEの会社が発行しているカードです。

ポイント還元率2%がインパクトでかいのでスルーされがちなんですが、1点注意点として、厳密にはクレジットカードではなく、プリペイドカードタイプであること。

Suicaと一緒で、お金をチャージして国内外のJCB加盟店でクレジットカードと同じように利用ができるという代物です。

 

LINEPayカードのチャージは、銀行口座と連動ができるので、

要は、10万円のクレジットカード納付であれば、銀行口座に10万円用意しておいて、LINEPayカードに10万円をチャージして、LINEPayカードで10万円の国税をクレジットカード払いをする形になります。

LINEPayカードを通して支払うだけで、LINEポイントが2%(10万円なら2000ポイント)付与されます。

 

貯まったポイントは1ポイント1円換算で、1000ポイントからLINE Pay残高に交換可能ですので、次回の国税納付時に2000ポイント(2000円分)利用可能。

もちろん、他にLINEPayの使い道がある人であれば、かなりお得なカードです。

ちなみに、チャージタイプですので、今回ご紹介したメリットの1つである「支払いを先送りできる」メリットは対象外ですので、あわせてご注意ください。

今まで銀行振替で払ってたし、という方には支払いタイミングは同じですので、支払い方法を変えるだけで2%も還元されるのはおすすめです。

 

おわりに

いかがでしたでしょうか。

 

最近では、個人事業主が加入している国民年金保険料の納付もクレジットカード払いが可能になって利用してみました。

・国民年金保険料に関する手続き(国民年金保険料をクレジットカードで支払いたいとき)

http://www.nenkin.go.jp/shinsei/kokunen.html

国民年金保険料の場合は、1年分をまとめて一括で払うと数千円割引になるなどのメリットもあります。

 

今後もますます行政サービスが便利になっていくとよいですね。

 

以上、「ようやく2017年1月から税金のクレジットカード払いが可能になりました。所得税、法人税、消費税などの国税をクレジットカード納付するメリットなど。」でした!

それではまた!

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