「ワンランク上のホテルステイを楽しみたい」と考えたとき、候補に挙がるのが「マリオットボンヴォイ アメックス プレミアム」と「ヒルトン・オナーズ アメックス プレミアム」の2枚ではないでしょうか。
どちらも魅力的な特典を備えていますが、年会費や特典の内容が異なるため、「自分のライフスタイルには、一体どちらが合っているんだろう?」と悩んでしまいますよね。
この記事では、両方のカードを実際に利用している筆者が、旅行好きのあなたのために、スペック上の数字だけでは見えてこない「リアルな使い勝手」まで踏み込んで、両者を徹底的に比較・解説します。
この記事を最後まで読めば、あなたが選ぶべき運命の1枚がクリアになっているはずです。
【結論ファースト】あなたはどっち派?タイプ別おすすめカード
詳細な比較の前に、まずは結論から。どちらのカードが向いているか、タイプ別にまとめました。
マリオットアメックスがおすすめな人
- リッツ・カールトンなど多様な高級ブランドに泊まりたい
- 貯めたポイントをJALやANAのマイルに高レートで交換したい
- 年間400万円以上決済し、最上級のプラチナエリートを目指したい
ヒルトンアメックスがおすすめな人
- カードを持つだけでホテルの朝食を無料にしたい
- 週末に高級ホテルの無料宿泊を確実に利用したい
- コンラッドや国内のヒルトン系列をよく利用する
究極的には「あなたが泊まりたいホテルは、マリオットとヒルトンのどちらに多いか」が決め手になります。では、なぜこのような結論になるのか、具体的なスペックを比較しながら見ていきましょう。
一目でわかる!マリオット vs ヒルトン プレミアムカードスペック比較表
両カードの主な違いを一覧表にまとめました。ここでは、それぞれの上級カードである「プレミアム」同士で比較します。
比較項目 | マリオットアメックス プレミアム | ヒルトンアメックス プレミアム |
---|---|---|
年会費(税込) | 49,500円 | 66,000円 |
付帯ステータス | ゴールドエリート | ゴールドステータス |
朝食無料特典 | なし (プラチナ以上で付帯) | あり |
無料宿泊特典 | 年間150万利用で 5万P分1泊 | 年間300万利用で ウィークエンド2泊 |
ポイントのマイル交換 | 高レートで可能 (40社以上) | 非推奨 (レートが低い) |
ホテル数(世界) | 約8,000軒以上 | 約7,000軒以上 |
上位ステータス | 年間400万利用で プラチナエリート | 年間200万利用で ダイヤモンドステータス |
※2025年6月時点の情報です。特典内容は変更される場合があります。
【5つの重要ポイント】で徹底比較!どちらに軍配?
比較表だけでは分からない、それぞれの強みと弱みを5つのポイントで深掘りします。
1. VIP待遇:「朝食無料」が欲しいならヒルトン
ホテルステイの満足度を大きく左右するのがステータス特典。特に朝食は重要です。
ヒルトンアメックスは、カードを持つだけで「ゴールドステータス」が得られ、世界中のヒルトン系列ホテルで朝食が無料(2名分)になります。これは非常に強力なメリットです。
一方、マリオットアメックスの「ゴールドエリート」では朝食は付きません(プラチナエリート以上で付帯)。部屋のアップグレードやレイトチェックアウトは両者共通の特典です。
2. 無料宿泊特典:柔軟性のマリオット vs 爆発力のヒルトン
マリオットの特典は、年間150万円利用で5万ポイント分の宿泊(1泊)と、比較的ハードルが低め。ポイントを追加して高級ホテルを狙えるなど、柔軟な使い方が魅力です。
ヒルトンの特典は、年間300万円利用でウィークエンド無料宿泊(2泊)と条件は厳しいですが、コンラッド東京のような1泊10万円超のホテルにも泊まれるのが強み。利用は金・土・日に限定されますが、その爆発力は絶大です。
3. 年会費:額面と実質価値の違い
年会費はマリオット(49,500円)の方がヒルトン(66,000円)より安価です。しかし、ヒルトンは無条件で朝食が無料になるため、年に数回ヒルトン系列に宿泊するなら、朝食代だけで年会費の差額は簡単にペイできる可能性があります。
4. ポイントの汎用性:「陸マイラー」ならマリオット一択
貯めたポイントの使い道は大きく異なります。
マリオットのポイントは、JALやANAを含む40社以上の航空会社のマイルに高レートで交換可能です。そのため「最強のマイレージカード」とも呼ばれ、旅行好きから絶大な支持を得ています。
一方、ヒルトンのポイントはホテル宿泊に特化しており、マイル交換のレートは良くありません。
5. ホテルの選択肢:ブランドの多様性はマリオット
ホテル数ではマリオットが世界No.1。「ザ・リッツ・カールトン」「セントレジス」といった超高級ブランドから、「モクシー」「フェアフィールド」のような手頃なブランドまで、圧倒的なブランドの多様性が魅力です。
ヒルトンも「コンラッド」「ウォルドーフ・アストリア」といった高級ブランドを擁し、特に国内では地方都市にもバランス良く展開しています。
【最終結論】あなたのライフスタイルに合うのはどっち?
これまでの比較を踏まえ、最終的なおすすめのタイプをまとめました。
マリオットアメックス プレミアムがおすすめな人
- 「ザ・リッツ・カールトン」や「Wホテル」など、気分に合わせて様々なホテルブランドに泊まりたい。
- ホテルの宿泊だけでなく、貯めたポイントをマイルに交換して特典航空券も手に入れたい。
- 年間決済額が多く、ホテルでの朝食やラウンジアクセスが付く「プラチナエリート」を目指している。
ヒルトンアメックス プレミアムがおすすめな人
- 「ホテルの朝食は絶対に無料がいい!」と強く思っている。
- 宿泊先はヒルトン系列(コンラッド、ヒルトンなど)が中心だ。
- 年間300万円以上決済し、「コンラッド東京」や「ROKU KYOTO」に無料で2泊したい。
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