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ヒルトンとマリオットのカード2枚持ちはアリかナシか

ホテル系クレジットカードの代表格といえば、ヒルトンアメックスとマリオットボンヴォイアメックス。

どちらも魅力的な特典が満載で、「いっそのこと両方持ってしまおうか」と考える方も多いのではないでしょうか。

しかし、年会費は決して安くありません。

果たして2枚持ちは本当にお得なのか、それとも無駄な出費になってしまうのか。

実際に両方のカードを3年以上使い分けている私が、リアルな体験をもとに徹底解説します。

結論:2枚持ちは「アリ」だが条件付き

先に結論からお伝えすると、ヒルトンアメックスとマリオットボンヴォイアメックスの2枚持ちは「条件付きでアリ」です。

その条件とは:

  • 年間の宿泊日数が30泊以上
  • 海外旅行に年2回以上行く
  • ビジネスでもプライベートでもホテルを利用する
  • 年会費の合計(約10万円)を支払える経済的余裕がある

これらの条件を満たす方にとっては、2枚持ちによるメリットは計り知れません。一方で、年に数回しか旅行しない方にとっては、正直なところオーバースペックかもしれません。

私がヒルトンとマリオットのカード2枚持ちを決断した理由

私がヒルトンアメックスとマリオットボンヴォイアメックスの2枚持ちを始めたのは2021年のこと。当時はコロナ禍で海外旅行は難しい状況でしたが、国内出張が月2〜3回あり、ホテル利用の機会が多かったことが決め手でした。

最初はヒルトンアメックスのみを保有していましたが、出張先によってはヒルトン系列のホテルがない地域も。そんな時、マリオット系列のホテルの選択肢があれば…と感じることが増えていきました。

そして決定的だったのが、ヒルトンの無料宿泊特典で東京のコンラッドに宿泊した際、隣接するメズム東京(マリオット系列)の素晴らしさを知ったこと。「両方のホテルブランドを自由に選べたら、旅の楽しみが2倍になる」と確信し、2枚持ちをスタートしました。

ヒルトンとマリオットのカード2枚持ちの具体的なメリット

1. ホテル選択肢が圧倒的に広がる

ヒルトンとマリオットを合わせると、世界中で約8,000軒以上のホテルから選べるようになります。日本国内だけでも:

地域ヒルトン系列マリオット系列
東京コンラッド東京、ヒルトン東京、ヒルトン東京お台場などザ・リッツ・カールトン東京、セントレジス東京、ウェスティン東京など
大阪コンラッド大阪、ヒルトン大阪ザ・リッツ・カールトン大阪、セントレジス大阪、W大阪など
京都ROKU KYOTOザ・リッツ・カールトン京都、翠嵐ラグジュアリーコレクション

特に地方都市では、どちらか一方しかない場合も多く、2枚持ちの強みを実感します。

2. 無料宿泊特典が年2回

両カードとも継続特典として無料宿泊がもらえるため、年間で高級ホテルに2泊無料で宿泊できます。私の2024年の実績では:

  • ヒルトンアメックス:コンラッド東京(通常料金約8万円)
  • マリオットボンヴォイアメックス:ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町(通常料金約7万円)

これだけで年会費の元は十分に取れています。

3. 上級会員資格のダブル保有

ヒルトンアメックスではヒルトン・オナーズ・ゴールド、マリオットボンヴォイアメックスプレミアムではマリオットボンヴォイ・ゴールドエリートの資格が自動付帯。両ホテルで:

  • 客室アップグレード(空室状況による)
  • レイトチェックアウト
  • ボーナスポイント
  • 朝食無料(ヒルトンゴールドの場合)

これらの特典を享受できます。

ヒルトンとマリオットのカード2枚持ちのデメリットと対策

1. 年会費負担が大きい

最大のデメリットは年会費の負担です:

  • ヒルトンアメックス:16,500円
  • マリオットボンヴォイアメックスプレミアム:49,500円
  • 合計:66,000円

ただし、無料宿泊特典だけで元は取れますし、日常の買い物でのポイント還元も考慮すれば、実質的な負担はそれほど大きくありません。

2. ポイントが分散する

決済を2枚のカードに分けると、ポイントが分散してしまいます。私の対策は:

  • ホテル宿泊:該当するホテルブランドのカードで決済
  • 日常の買い物:マリオットボンヴォイアメックス(ポイント還元率が高い)
  • 海外利用:ヒルトンアメックス(海外利用でポイント2倍)

このように使い分けることで、効率的にポイントを貯めています。

ヒルトンとマリオットのカード2枚持ち実際の使い分け戦略

出張での使い分け

ビジネス出張では、以下の優先順位で選んでいます:

  1. 立地(駅や空港からのアクセス)
  2. ラウンジの有無(仕事ができる環境)
  3. ポイントプロモーションの有無

例えば、羽田空港利用時は羽田エクセルホテル東急(マリオット系)、成田空港利用時は成田ヒルトンを選ぶなど、実用性を重視しています。

プライベート旅行での使い分け

家族旅行では、以下を重視:

  • プールやスパなどの施設充実度
  • 朝食の評判(ヒルトンは朝食無料が魅力)
  • キッズプログラムの有無

沖縄旅行では、瀬良垣のハイアット(マリオット系)と、瀬底のヒルトンを両方楽しむ贅沢な旅程も可能になりました。

年間でどれだけお得になったか

2024年の実績を振り返ると:

項目金額換算
無料宿泊特典(2泊分)約150,000円
客室アップグレード(年間10回)約200,000円
朝食無料(ヒルトン20回)約80,000円
レイトチェックアウト価値約30,000円
獲得ポイント価値約100,000円
合計価値約560,000円
年会費-66,000円
実質利益約494,000円

年会費を差し引いても、約50万円相当の価値を享受できました。

ヒルトンとマリオットのカード、どちらか1枚を選ぶなら?

もし経済的な理由などで1枚しか持てない場合、私なら迷わずヒルトンアメックスを選びます。理由は:

  1. 年会費が圧倒的に安い(16,500円)
  2. 朝食無料特典が家族旅行で大活躍
  3. ウィークエンド無料宿泊特典が使いやすい
  4. 海外利用でポイント2倍

特に初めてホテル系カードを持つ方には、年会費負担が軽いヒルトンアメックスから始めることをおすすめします。詳しい特典内容については、ヒルトンアメックス完全ガイド記事で徹底解説していますので、ぜひ参考にしてください。

ヒルトンとマリオットのカード2枚持ちを始めるベストなタイミング

2枚持ちを検討している方は、以下のタイミングがおすすめです:

1. 大型連休前(3〜4月)

ゴールデンウィークや夏休みの予約が始まる前に入会すれば、上級会員特典を活用して良い部屋を確保できます。

2. ボーナス時期(6月、12月)

年会費の支払いが気にならないタイミングで始めるのも賢明です。

3. 入会キャンペーン強化時期

特にヒルトンアメックスは定期的に入会特典が強化されます。通常時より多くのポイントがもらえるチャンスを逃さないようにしましょう。

まとめ:あなたにヒルトンとマリオットのカード2枚持ちは必要か?

ヒルトンアメックスとマリオットボンヴォイアメックスの2枚持ちは、確実にホテルライフを豊かにしてくれます。ただし、それは十分に活用できる環境がある場合の話。

以下のチェックリストで、あなたに2枚持ちが向いているか確認してみてください:

  • □ 年間20泊以上ホテルに宿泊する
  • □ 出張と旅行の両方でホテルを利用する
  • □ ホテル選びにこだわりがある
  • □ 家族旅行を年2回以上する
  • □ 年会費7万円程度なら問題ない

3つ以上チェックがついた方は、2枚持ちを検討する価値があります。2つ以下の方は、まずはヒルトンアメックス1枚から始めることをおすすめします。

ヒルトンアメックスから始めてみませんか?

2枚持ちに興味はあるけれど、いきなり両方は…という方は、まずはヒルトンアメックスから始めてみてはいかがでしょうか。年会費も手頃で、特典も充実。私も最初の1枚はヒルトンアメックスでした。

現在、ヒルトンアメックスでは紹介キャンペーンを実施中。通常の入会より多くのポイントを獲得できるチャンスです。紹介URLは以下のフォームから簡単に取得できます:

メールアドレスを入力するだけで、すぐに紹介URLが届きます。この機会に、ワンランク上のホテルライフを始めてみませんか?

最後に、2枚持ちは確かに贅沢かもしれません。でも、人生を豊かにする投資だと私は考えています。素晴らしいホテルでの体験は、かけがえのない思い出となり、明日への活力となります。あなたも、そんな体験を重ねていきませんか?