「マリオットアメックスって本当にお得なの?」
「年会費が高いけど、元が取れるか心配…」
「ホテル系カードって自分に向いているのかな?」
こんな疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
私も申し込む前は同じような不安を抱えていました。
実際に3年間使ってみて分かったのは、マリオットアメックスは確かに魅力的なカードですが、誰にでもおすすめできるわけではないということです。
この記事では、マリオットアメックスを持つべきではない人の特徴を5つ、私の実体験を交えながら正直にお伝えします。
読み終わる頃には、あなたがマリオットアメックスを申し込むべきかどうか、明確に判断できるようになっているはずです。
マリオットアメックスが向かない人の現実
マリオットアメックスには通常カードとプレミアムカードの2種類があり、年会費はそれぞれ23,100円(税込)と49,500円(税込)と決して安くありません。この高額な年会費に見合うメリットを享受できるかどうかは、あなたのライフスタイルや旅行頻度に大きく左右されます。
実は、マリオットアメックスの恩恵を最大限に受けられる人は、全体の30%程度だと私は考えています。残りの70%の人にとっては、年会費が重荷になってしまう可能性が高いのです。
特に問題なのは、「ポイントが貯まりそう」「ホテルの特典が魅力的」という表面的な理由だけで申し込んでしまうケースです。私の知人でも、年会費の元が取れずに1年で解約してしまった人が何人もいます。
では、具体的にどんな人がマリオットアメックスを持つべきではないのでしょうか。以下で詳しく見ていきましょう。
マリオットアメックスを持ってはいけない5つの特徴
1. 年間のホテル宿泊日数が10日未満の人
マリオットアメックスの最大の魅力は、マリオット・ボンヴォイ参加ホテルでの特典です。しかし、年間の宿泊日数が10日未満の場合、これらの特典を活用する機会が限られてしまいます。
例えば、プレミアムカードの年会費49,500円を宿泊特典だけで回収しようとすると、1泊あたり約5,000円分の価値を得る必要があります。年5回しか宿泊しない場合、1泊あたり約10,000円分の価値が必要になり、現実的ではありません。
私の場合、月に2〜3回は出張でホテルを利用するため、ゴールドエリート特典(客室アップグレードや14時までのレイトチェックアウトなど)を頻繁に活用できています。しかし、年数回の旅行でしかホテルを利用しない方には、年会費に見合う価値を提供できないでしょう。
2. マリオット系列以外のホテルを好む人
日本国内でマリオット・ボンヴォイ参加ホテルは約70軒ありますが、地域によっては選択肢が限られています。特に地方都市では、ビジネスホテルチェーンの方が便利な立地にあることも多いです。
もしあなたが特定のホテルチェーンにこだわりがあったり、価格重視でホテルを選ぶタイプなら、マリオットアメックスは不向きです。例えば、東横インやアパホテルを頻繁に利用する方にとっては、マリオットの特典は無駄になってしまいます。
実際、私も地方出張の際は、マリオット系列ホテルがない地域では他のビジネスホテルを利用せざるを得ません。このような状況が多い方は、別のクレジットカードを検討すべきでしょう。
3. ポイントの有効期限管理が苦手な人
マリオット・ボンヴォイポイントは、最後のポイント獲得から24ヶ月間有効です。つまり、定期的にポイントを獲得していれば実質無期限ですが、カードの利用を止めると2年で失効してしまいます。
私の友人で、せっかく貯めた10万ポイント以上を失効させてしまった人がいます。仕事が忙しくてポイントの管理を怠っていたそうです。年会費を払ってポイントを貯めても、使わずに失効させては本末転倒です。
ポイント管理が面倒だと感じる方や、計画的にポイントを使うのが苦手な方は、キャッシュバック型のクレジットカードの方が向いているかもしれません。
4. 年間決済額が100万円未満の人
マリオットアメックスのポイント還元率は、通常カードで100円=2ポイント、プレミアムカードで100円=3ポイントです。一見高還元に見えますが、年会費を考慮すると、ある程度の決済額がないと損をしてしまいます。
例えば、年間100万円決済した場合、通常カードなら20,000ポイント(約8,000円相当)、プレミアムカードなら30,000ポイント(約12,000円相当)が貯まります。しかし、年会費を差し引くと、通常カードで約15,000円、プレミアムカードで約37,500円のマイナスになってしまいます。
私は年間300万円以上決済しているため、十分にペイできていますが、決済額が少ない方は年会費無料の高還元カードを選んだ方が賢明です。
5. すぐに特典を使いたい人
マリオットアメックスの真価を発揮するには、ある程度の時間とポイントの蓄積が必要です。例えば、無料宿泊特典を使うには、最低でも数万ポイントが必要ですし、上級会員資格を獲得するには年間の宿泊実績が求められます。
「来月の旅行で使いたい」「すぐに特典を享受したい」という方には向いていません。マリオットアメックスは、長期的な視点で計画的に使うことで初めて価値を発揮するカードなのです。
私も最初の1年は特典をフル活用できず、もどかしい思いをしました。2年目以降、ポイントが貯まり、ステータスも上がってからようやく満足度が高まりました。
他のクレジットカードとの比較
では、マリオットアメックスが向かない人は、どのようなクレジットカードを選ぶべきでしょうか。以下、代表的な選択肢を比較してみます。
年会費無料の高還元カード
楽天カードやPayPayカードなど、年会費無料で1%還元のカードは、決済額が少ない方に最適です。特典は限定的ですが、確実にプラスになります。年間100万円決済なら10,000円分のポイントが貯まり、年会費がないため全額が利益になります。
航空系クレジットカード
JALカードやANAカードは、特定の航空会社を頻繁に利用する方に向いています。マイルの貯めやすさや、搭乗時のボーナスマイルなど、飛行機利用に特化した特典が魅力です。年会費も2,200円〜と、マリオットアメックスより手頃です。
キャッシュバック型カード
三井住友カードやJCBカードWなど、利用額に応じてキャッシュバックされるカードは、ポイント管理が苦手な方におすすめです。自動的に請求額から割引されるため、ポイントの有効期限を気にする必要がありません。
それぞれのカードには一長一短があり、あなたのライフスタイルに最も合うものを選ぶことが重要です。詳しい比較は、マリオットアメックス完全ガイド記事でも解説していますので、ぜひ参考にしてください。
まとめ:あなたはマリオットアメックスを持つべきか
ここまで、マリオットアメックスを持つべきではない人の特徴を5つご紹介しました。改めて整理すると、以下のような方は別のカードを検討すべきです。
- 年間のホテル宿泊日数が10日未満
- マリオット系列以外のホテルを好む
- ポイントの有効期限管理が苦手
- 年間決済額が100万円未満
- すぐに特典を使いたい
逆に言えば、これらに該当しない方、つまり頻繁にマリオット系列ホテルを利用し、年間決済額も多く、長期的な視点でポイントを活用できる方には、マリオットアメックスは最高のパートナーになるでしょう。
もしあなたがマリオットアメックスに興味を持ち、申し込みを検討しているなら、紹介キャンペーンを利用することで最大45,000ポイントを獲得できます。公式サイトからの申し込みより断然お得です。
紹介キャンペーンのURLは以下のフォームから簡単に取得できます。メールアドレスを入力するだけで、自動返信メールで紹介URLをお送りします。
最後に、クレジットカード選びで最も大切なのは、年会費以上の価値を得られるかどうかです。この記事が、あなたの賢明な判断の一助となれば幸いです。