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開業初年度必見!マネーフォワード確定申告でスムーズに青色申告を始める初期設定ロードマップ

開業おめでとうございます。

希望に満ち溢れる一方で、「確定申告」という大きな壁に不安を感じていませんか。

特に、大きな節税効果が期待できる「青色申告」は、手続きが複雑でハードルが高いと感じる方も少なくありません。

しかし、ご安心ください。

クラウド会計ソフト「マネーフォワード クラウド確定申告」を活用すれば、そのハードルは驚くほど低くなります。

この記事では、開業初年度の個人事業主が迷わず青色申告をスタートできるよう、マネーフォワードの初期設定を4つのステップに分けたロードマップ形式で徹底的に解説します。

この記事を最後まで読めば、面倒な初期設定をサクッと終わらせ、本来の事業に集中できる環境が整うはずです。

ステップ1:青色申告の準備とマネーフォワードへの登録

初期設定を始める前に、まずは青色申告の基本と、そのために必要な手続きが完了しているかを確認しましょう。ここを疎かにすると、せっかくの節税メリットを享受できなくなる可能性があります。

なぜ青色申告を選ぶべきか?そのメリットを再確認

個人事業主が選択できる確定申告の方法には「白色申告」と「青色申告」の2種類があります。青色申告は、複式簿記での記帳が必要など、白色申告に比べて手間がかかるのは事実です。しかし、それを補って余りあるほどの大きな節税メリットがあります。

  • 最大65万円の特別控除: e-Taxによる申告または電子帳簿保存を行うことで、所得から最大65万円を控除できます。これは課税対象となる所得を直接減らせるため、非常に節税効果が高い制度です。(※通常の提出方法では55万円控除となります)
  • 赤字の3年間繰越(純損失の繰越控除): 事業が赤字になった場合、その損失額を翌年以降3年間にわたって繰り越せます。翌年以降に黒字が出た際に、繰り越した赤字と相殺することで、将来の税金を抑えることができます。開業初年度は赤字になりやすいため、この制度は特に重要です。
  • 家族への給与を経費にできる(青色事業専従者給与): 生計を同一にする配偶者や親族に支払う給与を、全額必要経費に算入できます。

これらのメリットを最大限に活用するためにも、開業初年度から青色申告を目指すことを強くおすすめします。

開業時に必須の書類提出は完了していますか?

青色申告を行うためには、事前に税務署へ2つの重要な書類を提出する必要があります。

  1. 開業届(個人事業の開業・廃業等届出書): 事業を開始した日から1ヶ月以内に提出します。
  2. 青色申告承認申請書: 原則として、青色申告をしようとする年の3月15日まで。その年の1月16日以降に新規開業した場合は、事業開始日から2ヶ月以内に提出します。

もし、まだ提出が済んでいない場合は、すぐに手続きを行いましょう。マネーフォワード クラウド確定申告には、これらの書類を簡単に作成できる「開業届・青色申告承認申請書 無料作成サービス」も用意されています。書類作成に不安がある方は、ぜひ活用してみてください。

マネーフォワード クラウド確定申告への登録

準備が整ったら、いよいよマネーフォワード クラウド確定申告に登録します。登録は数分で完了し、すぐに使い始めることができます。プランはいくつかありますが、まずは無料トライアルで操作感を試してみるのがおすすめです。青色申告を目指すなら、帳簿付けから申告書作成まで一気通貫で対応できる「パーソナルプラン」以上が必要になります。

2025年11月時点の情報では、1ヶ月間の無料トライアルが提供されています。この期間を有効活用して、ご自身の事業に合うかどうかをじっくり見極めましょう。

登録は公式サイトから簡単に行えます。まずは第一歩として、下記リンクから登録手続きを始めてみてください。

>>マネーフォワード クラウド確定申告の無料トライアルを始める

ステップ2:自動化の心臓部!銀行口座・クレジットカードの連携

マネーフォワード クラウド確定申告の最大の魅力は、銀行口座やクレジットカードの取引明細を自動で取得し、帳簿付けを効率化できる点にあります。このステップは、確定申告の手間を劇的に削減するための最も重要な設定です。

データ連携が確定申告を劇的に楽にする理由

なぜデータ連携がそれほど重要なのでしょうか。理由は3つあります。

  • 入力の手間と時間を大幅に削減: 連携設定さえしておけば、日々のお金の出入りが自動でソフトに取り込まれます。通帳や利用明細を見ながら一件ずつ手入力する作業から解放されます。
  • 入力ミスや漏れの防止: 手入力で起こりがちな金額の打ち間違いや、記帳忘れを防ぎます。正確な帳簿は、正しい申告の第一歩です。
  • リアルタイムな経営状況の把握: いつでも最新の収支状況をグラフなどで視覚的に確認できます。どんぶり勘定から脱却し、データに基づいた経営判断が可能になります。

(私の視点)ここで強く推奨したいのが、「事業用」と「プライベート用」の口座・クレジットカードを明確に分けることです。開業当初はつい混同してしまいがちですが、分けておくことで、連携した明細のほぼ全てが事業関連の取引となり、仕訳作業が圧倒的に楽になります。もし、すでに混在してしまっている場合でも、マネーフォワード上でプライベートな支出を「事業主貸」、プライベートな資金の投入を「事業主借」として処理すれば問題ありませんが、日々の仕訳の手間は増えることを覚悟しておきましょう。

連携手順のステップ・バイ・ステップ解説

連携方法は非常に直感的です。以下の手順で進めましょう。

  1. マネーフォワードにログイン後、メニューから「データ連携」>「新規登録」を選択します。
  2. 連携したい金融機関(銀行、クレジットカード、電子マネーなど)を検索し、選択します。メガバンクやネット銀行、地方銀行はもちろん、多くの信用金庫やカード会社に対応しています。
  3. 選択した金融機関のインターネットバンキング等で使用している「ログインID」と「パスワード」を入力し、登録します。
  4. 金融機関によっては、ワンタイムパスワードや2段階認証などの追加認証が求められる場合があります。画面の指示に従って認証を完了させましょう。

これを事業で利用している全ての口座・カードで繰り返します。一度設定すれば、あとはマネーフォワードが定期的に明細を取得してくれます。

ステップ3:仕訳の土台作り!勘定科目と開始残高の設定

データ連携が完了したら、次はそのデータを正しく整理するための「ルール」を設定します。それが「勘定科目」と「開始残高」の設定です。ここは少し会計の知識が必要になりますが、ポイントを押さえれば難しくありません。

初心者が押さえるべき「勘定科目」の基本

「勘定科目」とは、ひと言で言えば「取引内容を分類するためのラベル」です。例えば、クライアントからの入金は「売上高」、事務所の家賃は「地代家賃」、パソコンの購入費は「消耗品費(10万円未満の場合)」といった具合に分類します。

マネーフォワードには、個人事業主が一般的に使用する勘定科目があらかじめ設定されています。まずはどのような科目があるか、設定画面の「勘定科目」一覧で確認してみましょう。最初は全てを覚える必要はありません。よく使うものから徐々に慣れていけば大丈夫です。

(私の視点)デフォルトの勘定科目で分かりにくい場合は、自分専用の勘定科目を追加することをおすすめします。例えば、サーバー代やドメイン代、有料のWebツール利用料などを全て「通信費」に含めると、後から内訳が分かりにくくなります。そこで、「支払手数料」や、新たに「Web関連費」といった科目を作成して分類すると、経営状況の分析がしやすくなります。自分が見て分かりやすいことが、継続のコツです。

開業初年度に必須!「開始残高」の設定

「開始残高」とは、事業を開始した時点での資産や負債の残高のことです。青色申告で提出が義務付けられている「貸借対照表(たいしゃくたいしゃくひょう)」を正しく作成するために、この設定は不可欠です。

具体的には、以下の項目を開業日時点の金額で入力します。

  • 資産: 事業用の現金、普通預金、事業に使うために購入した備品(パソコンなど)の価値
  • 負債: 事業のために借り入れたお金(日本政策金融公庫からの融資など)
  • 元入金: 「資産の合計」から「負債の合計」を差し引いた金額。事業のために用意した自己資金がこれにあたります。

マネーフォワードでは、メニューの「決算・申告」>「開始残高」から設定できます。通帳や手元の現金を準備し、開業日時点の正確な金額を入力しましょう。この設定を最初に行うことで、1年間の帳簿付けのスタートラインが確定します。

ステップ4:日々の記帳を自動化・効率化する便利機能

最後のステップとして、日々の記帳作業をさらに効率化するための便利な機能を設定しましょう。これらの機能を使いこなすことで、手作業での仕訳がほぼゼロに近づきます。

繰り返し発生する取引は「自動で仕訳」ルールで完全自動化

毎月発生する家賃の支払いや、特定のクライアントからの入金など、繰り返し発生する取引は「自動で仕訳」ルールを作成するのが非常に効果的です。

これは、「〇〇銀行から引き落とされる家賃は、勘定科目を『地代家賃』として自動で登録する」といったルールを事前に設定できる機能です。連携したデータにこのルールに合致する取引が含まれていると、ユーザーが何もしなくても自動で仕訳が完了します。

設定方法は簡単です。連携済みの明細から仕訳を登録する際に、「自動で仕訳」のルール作成にチェックを入れるだけ。摘要(取引内容)に含まれるキーワードなどをトリガーにして、柔軟なルールが作れます。例えば、「AMAZON」というキーワードが含まれる支出は「消耗品費」に、「note」からの入金は「売上高」に、といった設定が可能です。

「摘要」テンプレートで入力の手間を省く

「摘要」は、取引の具体的な内容をメモしておくための項目です。「何の目的で、誰と、どこで」といった情報を残しておくことで、後から帳簿を見返したときに取引内容をすぐに思い出せます。税務調査の際にも、摘要がしっかり書かれていると説明がしやすくなります。

マネーフォワードでは、この摘要の入力を効率化する「摘要テンプレート」機能があります。例えば、「〇〇社との打ち合わせ飲食代」「電車代(〇〇駅~△△駅)」のような定型文を登録しておけば、プルダウンから選択するだけで入力が完了します。よく使う摘要を登録しておくだけで、日々の細かな入力ストレスが軽減されます。

まとめ:正しい初期設定がスムーズな確定申告への近道

今回は、開業初年度の個人事業主がマネーフォワード クラウド確定申告で青色申告を始めるための初期設定ロードマップを解説しました。

重要なポイントを振り返りましょう。

  • ステップ1: 青色申告のメリットを理解し、「開業届」「青色申告承認申請書」の提出を済ませてからマネーフォワードに登録する。
  • ステップ2: 事業で使う銀行口座やクレジットカードを全て連携させ、取引明細の自動取得を設定する。
  • ステップ3: 勘定科目を確認し、事業開始時点の資産・負債を「開始残高」として正確に入力する。
  • ステップ4: 「自動で仕訳」ルールや「摘要テンプレート」を活用し、日々の記帳作業を徹底的に効率化する。

開業当初はやるべきことが多く、経理作業は後回しにしがちです。しかし、この初期設定さえ乗り越えれば、後の確定申告作業が驚くほど楽になります。最初の1ヶ月でしっかりと土台を固め、節税メリットを最大限に享受しながら、事業成長に集中できる環境を整えましょう。

もし、マネーフォワード クラウド確定申告のさらに詳しい使い方や、各料金プランの詳細な比較、実際に使っているユーザーの評判などが気になる方は、以下の完全ガイドで網羅的に解説しています。ぜひ合わせてご覧ください。

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