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アメックスのトラベルデスクは使える?ヒルトンアメックス会員の予約サポート実態

「アメックスのトラベルデスクって、本当に便利なの?」。

ヒルトンアメックスカードを手にすると、旅のアップグレードを期待しますよね。

しかし、その特典の一つである「トラベルデスク」については、具体的な使い勝手やメリットが分からず、利用をためらっている方も多いのではないでしょうか。

「自分でネット予約する方が早いのでは?」「手数料はかかるの?」といった疑問も浮かぶはずです。

この記事では、ヒルトンアメックスプレミアムカードを愛用する筆者が、実際にアメックスのトラベルデスクを利用してホテルを予約した実体験に基づき、そのリアルな実態を徹底解説します。

トラベルデスクの具体的な使い方から、メリット・デメリット、そしてヒルトンアメックス会員ならではの賢い活用術まで、この記事を読めば、あなたの次の旅行計画がより一層豊かで快適なものになるはずです。

そもそもアメックスのトラベルデスクとは?基本サービスを解説

アメックスのトラベルデスクは、一言で言えば「旅のコンシェルジュ」サービスです。アメリカン・エキスプレスの対象カード会員が利用できる電話窓口で、国内外の旅行に関する様々な相談や手配を専門のスタッフに依頼できます。

ヒルトンアメックスカード会員も、もちろんこのサービスを利用可能です。主なサービス内容は以下の通りです。

  • パッケージ・ツアーの手配: 各旅行会社のツアー商品を横断的に探して提案してくれます。
  • ホテル・旅館の予約: 国内外の宿泊施設の手配が可能です。
  • 航空券の予約: 国内線・国際線の航空券を手配できます。
  • レンタカーや鉄道の手配: 旅行先の移動手段もまとめて相談できます。

基本的に、これらの相談や手配にかかる手数料は無料です。ただし、JRのチケットなど一部の手配には規定の発券手数料がかかる場合があるため、依頼時に確認することをおすすめします。

オンライン予約サイトが全盛の今、なぜ電話でのコンシェルジュサービスが価値を持つのでしょうか。それは、「複雑な要望」や「細やかな気配り」に応えられる点にあります。

例えば、「両親の結婚記念日祝いで、景色の良い部屋とレストランでのサプライズをお願いしたい」「3世代家族で旅行するので、コネクティングルームが必須」といった、予約サイトの検索ボックスでは指定しきれないようなリクエストに応えてくれるのが、トラベルデスクの強みです。

2025年11月時点の情報として、このサービスはヒルトンアメックス通常カード、プレミアムカードのどちらの会員でも利用できます。旅の計画段階で「ちょっと面倒だな」と感じることがあれば、気軽に相談できる心強い味方と言えるでしょう。

ヒルトンアメックス会員がトラベルデスクを使ってみた!リアルな予約体験談

サービスの概要は分かっても、実際の使い勝手は体験してみないと分かりません。そこで今回、筆者が実際にトラベルデスクを利用して、少し複雑な条件でホテル予約を依頼してみました。

依頼した内容は「週末に家族3人で、都内のヒルトン系列ホテルに1泊。子供が楽しめるプールがあり、できれば高層階の眺めの良い部屋」というもの。これをオンラインで一つひとつ探すのは意外と骨が折れます。

問い合わせから予約完了までの流れ

まず、カード裏面に記載されている電話番号に連絡。平日の午後だったためか、待ち時間はほとんどなく、すぐに担当のオペレーターに繋がりました。

上記の希望条件を伝えると、オペレーターの方は非常に手際よくヒアリングを進めてくれます。「お子様のご年齢は?」「ベッドタイプのご希望はございますか?」といった質問を受け、待つこと数分。すぐにいくつかの候補を口頭で提案してくれました。

提案されたのは以下の3つのホテルです。

  • ヒルトン東京お台場: プールがあり、レインボーブリッジの夜景が美しい。
  • コンラッド東京: ラグジュアリーな空間と質の高いプールが魅力。
  • ヒルトン東京ベイ: テーマパークへのアクセスが良く、家族向け施設が充実。

それぞれのホテルの特徴や、今回のリクエストにどう応えられるかを丁寧に説明してくれた上で、料金も提示してくれます。今回は「都心からのアクセスと夜景」を重視し、ヒルトン東京お台場を選択。部屋タイプについても、眺望の良い「プレミアムエグゼクティブルーム」を提案してもらいました。

最終的な内容に合意すると、予約内容の詳細が記載されたメールが送られてきます。内容を確認し、メールに返信する形で正式に予約を依頼。決済はヒルトンアメックスカードで行うことを伝え、手続きは完了です。電話一本で、約20分ほどの間に面倒なホテル探しから予約までが完了しました。

トラベルデスク経由の予約でヒルトン・オナーズ特典は適用される?

ヒルトンアメックス会員として最も気になるのが、「トラベルデスク経由の予約で、ゴールドステータスなどの会員特典が適用されるのか?」という点でしょう。

結論から言うと、全く問題なく適用されます。

オペレーターにヒルトン・オナーズの会員番号を伝えるだけで、予約は公式サイト経由と同様の「公式予約」として扱われます。そのため、以下のゴールドステータス特典をすべて享受できました。

  • お部屋のアップグレード: 予約した部屋からさらにワンランク上の部屋にアップグレードされました。
  • 2名分の朝食無料: 豪華な朝食ビュッフェを無料で楽しめました。
  • レイトチェックアウト: 当日の空室状況によりますが、通常より遅い時間まで部屋を利用できました。
  • ヒルトン・オナーズ・ボーナスポイントの獲得: 宿泊実績に応じたポイントもしっかり加算されます。

さらに、支払いをヒルトンアメックスプレミアムカードで行ったため、100円につき7ポイントという高い還元率でポイントも獲得でき、まさに至れり尽くせりでした。自分で予約する手間を省きつつ、特典は最大限に活用できる。これはトラベルデスクを利用する大きなメリットだと実感しました。

アメックスのトラベルデスクを利用するメリットとデメリット

今回の実体験を通して感じた、トラベルデスクのメリットとデメリットを客観的に整理してみましょう。

メリット:時間節約だけじゃない!トラベルデスクの隠れた強み

1. 圧倒的な時間の節約と手間からの解放
最大のメリットは、やはりこれに尽きます。複数の予約サイトを見比べたり、ホテルの公式サイトで空室を探したりする手間が一切不要です。特に、複数の都市を巡る周遊旅行や、交通手段と宿泊を組み合わせた複雑な旅程を組む際には、その価値を最大限に発揮するでしょう。

2. プロによる付加価値の高い提案
トラベルデスクのスタッフは、まさに旅行のプロフェッショナルです。自分では思いつかなかったようなホテルや、隠れた魅力を持つ旅行プランを提案してくれることがあります。予算や希望を伝えるだけで、最適な選択肢を複数提示してくれる提案力は、AIにはない人間ならではの強みです。

3. 細かいリクエストや交渉の代行
「記念日なので、何かサプライズを用意してほしい」「アレルギー対応の食事をお願いしたい」といった、ホテルへの細やかなリクエストを的確に伝えてくれます。自分で直接ホテルに電話やメールをする手間が省けるだけでなく、アメックスというブランドの信頼性からか、リクエストが通りやすいという側面もあるかもしれません。

デメリットと注意点:「繋がらない」は本当?

1. 電話が繋がりにくい時間帯がある
「アメックスのデスクは電話が繋がらない」という口コミを見かけることがありますが、これは事実な部分もあります。特に、週末や連休前、平日の昼休み時間などは電話が混み合い、長時間待たされることがあります。比較的空いている平日の午前中や午後を狙って電話をかけるのがおすすめです。

2. スピード感ではWeb予約に劣る場合も
思い立ったらすぐに予約を確定させたい、という場合にはWeb予約の方がスピーディーです。トラベルデスクは、オペレーターとのやり取りや、提案を待つ時間が発生するため、ある程度の時間的余裕を持って相談するのが良いでしょう。

3. 必ずしも「最安値」ではない
トラベルデスクが提案する料金は、基本的にホテルの公式料金(定価)です。そのため、オンライン予約サイトが独自に行っているセールやキャンペーン料金と比較すると、割高になるケースもあります。価格を最優先する場合は、一度自分で比較検討することも重要です。

ヒルトンアメックス会員はトラベルデスクをどう活用すべきか?

メリット・デメリットを踏まえた上で、私たちヒルトンアメックス会員は、このトラベルデスクをどのように活用するのが最も賢いのでしょうか。

こんな時はトラベルデスクがおすすめ!具体的な活用シーン

以下のようなシーンでは、トラベルデスクの利用を強くおすすめします。

  • 記念日や誕生日など、特別な旅行を計画している時
    ホテルへのサプライズ協力依頼など、パーソナルなリクエストをしたい場合に最適です。プロに相談することで、自分だけでは思いつかないような素敵な演出のアイデアがもらえるかもしれません。
  • 複数の目的地を巡る複雑な旅行
    航空券、新幹線、複数のホテル、レンタカーなどを組み合わせる旅行計画は、トラベルデスクの得意分野です。全体のバランスを見ながら最適な旅程を組んでくれます。
  • 情報が少ない海外のホテルを予約したい時
    日本語の情報が少ない地域のホテルや、特定の条件(例:セキュリティが万全、日本語スタッフ常駐など)で宿泊先を探したい場合、専門知識を持つスタッフが力になってくれます。

自分で予約した方が良いケース

一方で、以下のような場合は、無理にトラベルデスクを使わず、自分で公式サイトなどから予約する方が効率的です。

  • 単純な1泊2日の国内旅行
    行き先もホテルも決まっている単純な予約であれば、公式サイトやアプリから直接予約する方が早いでしょう。
  • 価格を最優先したい場合
    オンラインのセールやクーポンを利用して、とにかく安く泊まりたい場合は、自分で価格比較サイトを駆使するのが得策です。
  • ウィークエンド無料宿泊特典を利用する時
    ヒルトンアメックスの特典である「ウィークエンド無料宿泊」は、トラベルデスク経由では予約できません。これはヒルトン・オナーズの会員サイトから自分で予約する必要がありますのでご注意ください。

このように、トラベルデスクと自己予約をシーンによって使い分けることが、ヒルトンアメックスカードを最大限に活用する鍵となります。

まとめ:アメックスのトラベルデスクは旅の選択肢を広げる強力なツール

アメックスのトラベルデスクは、「いつでも誰にでも最適な万能ツール」ではありません。しかし、その特性を理解し、「ここぞ」という場面で活用することで、私たちの旅をより豊かで快適なものにしてくれる強力なサポート役であることは間違いありません。

特に、複雑な手配や特別なリクエストが求められる旅行において、その真価を発揮します。何より、専門のコンシェルジュに相談できるという安心感は、何物にも代えがたい価値があります。

このような手厚いサポートを受けられるのも、ヒルトンアメックスカードが提供する魅力の一つです。カードを持つことで得られるのは、単なるポイントや割引だけではなく、旅の質そのものを向上させる体験なのです。

ヒルトンアメックスカードの特典や、よりお得な入会方法について詳しく知りたい方は、ヒルトンアメックス完全ガイド記事で余すところなく解説していますので、ぜひそちらもご覧ください。

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