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Backlogのセキュリティは安全?導入前に知っておきたい対策と機能を徹底解説

「Backlogを導入したいけど、プロジェクトの機密情報や顧客情報を扱うからセキュリティが心配…」
「クラウドサービスって、本当に安全なの?どんな対策がされているか具体的に知りたい。」
「サービス側の対策だけでなく、ユーザー側でできるセキュリティ設定や注意点も教えてほしい。」

プロジェクト管理ツール「Backlog」の導入を検討する際、機能や料金と並んで、セキュリティの安全性は最も重要な判断基準の一つです。

大切なプロジェクト情報や個人情報を預ける以上、その安全性が確保されているか、事前にしっかりと確認しておきたいと考えるのは当然のことです。

結論から言えば、Backlogは堅牢なセキュリティ対策を講じている信頼性の高いサービスですが、その安全性を最大限に活かすためには、ユーザー側の適切な設定と運用も不可欠です。(2025年6月現在の情報に基づきます)

この記事では、Backlogのセキュリティに対する不安や疑問を解消するため、サービス提供者側(ヌーラボ社)が講じているセキュリティ対策と、私たちユーザー側が実施すべきセキュリティ設定・対策の両面から、Backlogを安全に利用するための具体的な方法を徹底解説します。

この記事を読めば、Backlogのセキュリティレベルを正しく理解し、安心して導入を検討できるようになるはずです。

クラウド時代のツール選びと「共同責任モデル」という考え方

現代のビジネスにおいて、クラウドサービス(SaaS)の利用はもはや当たり前となっています。しかし、その利便性の裏側で、情報漏洩や不正アクセスといったセキュリティリスクへの備えが不可欠です。クラウドサービスのセキュリティは、よく「共同責任モデル」で説明されます。

  • サービス提供者の責任:サービスの基盤となるインフラ、アプリケーション、データセンターなどのセキュリティを確保する責任。
  • ユーザーの責任:提供された機能を使い、アカウントの管理、アクセス権限の設定、データの取り扱いなどを適切に行う責任。

つまり、どれだけサービス側が堅牢な対策を講じていても、ユーザーが弱いパスワードを使ったり、権限設定を誤ったりすれば、セキュリティリスクは高まります。Backlogを安全に使うためには、この両輪が重要になるのです。

Backlogは多くの企業で利用されている信頼性の高いツールですが、導入を検討する際は、その機能や料金だけでなく、セキュリティ面もしっかり確認することが不可欠です。Backlogの機能全般については、まず私たちのBacklog完全ガイド記事で全体像をご確認ください。本記事では、その基盤となるセキュリティに焦点を当てます。

独自の視点:セキュリティ対策は、「面倒な制約」ではなく、「チームの大切な情報資産を守るための保険」です。初期に少し手間をかけて適切な設定を行うことが、将来起こりうる大きな損害を防ぐ最善策となります。Backlogは、そのための機能をユーザーに提供しており、それらを活用することが私たちの責任とも言えるでしょう。

Backlogが提供するセキュリティ機能・対策(サービス提供者側の取り組み)

まず、Backlogのサービス提供者側がどのようなセキュリティ対策を行っているかを見ていきましょう。これらは、私たちがBacklogを利用する上での「安心の土台」となります。

  • 堅牢なインフラ基盤:Backlogは、世界最高水準のセキュリティを誇るアマゾン ウェブ サービス(AWS)をインフラとして利用しています。これにより、物理的なセキュリティや災害対策、ネットワークの冗長性が確保されています。
  • 通信の暗号化:ユーザーのブラウザとBacklogサーバー間の通信は、すべてSSL/TLSによって暗号化されています。これにより、通信途中でデータが盗み見られたり、改ざんされたりすることを防ぎます。
  • データの保護とバックアップ:預けられたデータは厳重に管理され、万が一の障害に備えて定期的にバックアップが取得されています。
  • 脆弱性対策:専門家による定期的な脆弱性診断や第三者機関によるセキュリティ監査を実施し、アプリケーションの安全性を常に高めています。また、WAF(Web Application Firewall)を導入し、不正なアクセスからアプリケーションを保護しています。
  • 情報セキュリティ認証の取得:情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格である「ISO/IEC 27001 (ISMS)」認証などを取得しており、組織として情報セキュリティ管理体制を適切に構築・運用していることが第三者機関によって証明されています。

独自の視点:これらの対策は、ユーザーが直接目にすることは少ないですが、Backlogを安心して利用できる基盤そのものです。特に、ISMS認証のような第三者認証を取得している点は、組織的なセキュリティへの取り組み姿勢を示す重要な指標となり、企業として導入する際の大きな安心材料になります。

ユーザー側で実施すべきセキュリティ対策とBacklogの設定方法

次に、Backlogの安全性をさらに高めるために、私たちユーザー側で実施すべき重要な対策と、そのためのBacklogの設定方法を解説します。

  1. 対策1:強力なパスワードを設定し、適切に管理する
    最も基本的かつ重要な対策です。推測されにくい複雑なパスワード(英大文字・小文字・数字・記号を組み合わせたもの)を設定し、他のサービスとの使い回しは避けましょう。
  2. 対策2:2要素認証(2FA)を必ず有効化する
    Backlogは、パスワードに加えてスマートフォンアプリなどで生成される一時的な確認コードの入力を求める2要素認証に対応しています。これを有効にすることで、万が一パスワードが漏洩しても、第三者による不正ログインをほぼ防ぐことができます。全メンバーに設定を義務付けることを強く推奨します。
  3. 対策3:適切な権限管理を徹底する
    Backlogでは、管理者、一般ユーザー、ゲストなど、メンバーごとに権限を設定できます。「最小権限の原則」に従い、各メンバーには業務上必要な最低限の権限のみを付与しましょう。特に、機密性の高いプロジェクトへのアクセス権限は慎重に設定し、定期的に見直すことが重要です。これらの設定は、Backlogのプロジェクトやユーザー管理機能を理解しておくことで、よりスムーズに行えます。
  4. 対策4:IPアドレス制限を活用する(プレミアムプラン以上)
    オフィスなど、特定の許可されたネットワーク(IPアドレス)からのみBacklogへのアクセスを許可する機能です。これにより、社外からの不正アクセスリスクを大幅に低減できます。リモートワーク環境でも、VPNと組み合わせることで安全性を高められます。
  5. 対策5:SAML認証によるシングルサインオン(SSO)を導入する(プラチナプラン)
    企業のID管理システム(IdP)と連携し、ユーザーが一つのIDとパスワードで複数のサービスにログインできるようにする仕組みです。これにより、ユーザーの利便性が向上するだけでなく、企業側で認証を一元管理できるため、セキュリティポリシーの徹底や退職者のアカウント管理などが容易になります。
  6. 対策6:APIキーを厳重に管理する(API利用時)
    APIを利用して外部ツールとの連携などを行う場合、APIキーが発行されます。このキーはパスワードと同様に非常に重要な情報です。ソースコード内に直接書き込んだり、公開リポジトリにコミットしたりしないよう、厳重に管理しましょう。

独自の視点:ツールが提供するセキュリティ機能を「知っている」だけでなく、実際に「設定し、運用する」ことが決定的に重要です。特に2要素認証と適切な権限管理は、プランに関わらずすぐに実践できる非常に効果的な対策です。まずはこの2つからチームで徹底することをお勧めします。

プランによるセキュリティ機能の違い

Backlogでは、企業のセキュリティ要件に応じて、上位プランでより高度なセキュリティ機能が提供されています。

セキュリティ機能フリー/スターター/スタンダードプレミアムプラチナ
SSL/TLSによる通信暗号化
2要素認証(2FA)
IPアドレス制限×
SAML認証(SSO)××
監査ログ××

独自の視点:自社のセキュリティポリシーや、取り扱う情報の機密性レベルに応じて、必要な機能が含まれるプランを選択することが重要です。例えば、「社外からのアクセスを原則禁止したい」という要件があればプレミアムプラン以上が必須となります。

まとめ:Backlogは「共同責任」で安全に使える信頼性の高いツール

Backlogは、堅牢なインフラ基盤や暗号化、第三者認証の取得といったサービス提供者側の努力と、ユーザー側が設定できる2要素認証やIPアドレス制限、適切な権限管理といった機能の両面から、高いセキュリティレベルを実現できるプロジェクト管理ツールです。その安全性は、多くの官公庁や大企業での導入実績によっても裏付けられています。

大切なのは、Backlogが提供するセキュリティ機能を正しく理解し、自社の運用に合わせて適切に設定・活用することです。この記事で紹介した対策を実践することで、あなたは安心してBacklogにプロジェクト情報を預け、チームの生産性向上に集中することができるでしょう。

セキュリティに関する不安が解消されたら、ぜひ無料トライアルでBacklogの使いやすさと安全性を実際に確かめてみてください。

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