「海外の家族に仕送りをしたい」
「留学費用を支払わなければならない」
「海外の取引先に支払いがある」…
そんな時、多くの方がまず思い浮かべるのが銀行を通じた海外送金ではないでしょうか。
しかし、実際に手続きをしようとすると、その手数料の高さや複雑さに驚いた経験はありませんか?
「一体何にこんなにお金がかかっているの?」
「もっと安く、簡単に送金する方法はないの?」
と感じている方も少なくないはずです。
この記事では、なぜ銀行の海外送金手数料が高くなりがちなのか、その具体的な内訳とカラクリを分かりやすく解説します。
そして、その常識を覆す海外送金サービスWISE(ワイズ)を利用した場合、手数料や使い勝手がどのように変わるのかを徹底比較します。
銀行の海外送金に疑問を感じている方は、ぜひ最後までお読みいただき、賢い選択をするための一助としてください。
なぜ銀行の海外送金手数料はこんなに高いのか?そのカラクリを解説
銀行で海外送金を行う際には、一般的に以下のような複数の手数料が発生します。これらが積み重なることで、総コストが高額になる傾向があります。
1. 送金手数料(仕向手数料)
まず基本となるのが、送金手続きそのものにかかる手数料です。これは銀行や送金方法(窓口かオンラインか)、送金額によって異なります。一般的に、窓口での手続きはオンラインよりも高めに設定されていることが多いです。
2. 為替手数料(為替スプレッド):「隠れたコスト」の代表格
これが最も理解しにくく、かつ総コストに大きく影響する部分です。銀行が顧客に提示する為替レートは、ニュースなどで報じられる市場の基準レート(ミッドマーケットレート、仲値)に、銀行の利益(スプレッド)が上乗せされています。つまり、円を外貨に替える際(TTSレート)は市場レートより割高に、外貨を円に替える際(TTBレート)は市場レートより割安になり、その差額が実質的な手数料となるのです。
例:市場レートが1ドル150円の時、銀行が提示するTTSレートが1ドル153円だとすると、1ドルあたり3円が銀行のスプレッドとなります。1万ドル送金する場合、これだけで3万円の為替手数料(隠れコスト)が発生することになります。
このスプレッドは「手数料」として明示されないことが多いため、利用者は気づきにくい「隠れたコスト」と言えます。
3. 中継銀行手数料(コルレス銀行手数料)
国際的な銀行送金は、送金元の銀行から受取先の銀行へ直接資金が移動するのではなく、複数の「中継銀行(コルレス銀行)」を経由することがあります。この中継銀行が、資金を中継する際に手数料を徴収することがあり、これが送金依頼者または受取人の負担となります。この手数料は、実際に送金してみないと正確な金額が分からない場合が多く、数千円程度かかることもあります。
4. リフティングチャージ
外貨を外貨のまま送金する場合(例:日本の自身のドル口座から海外の自身のドル口座へ)や、円建てで海外へ送金する場合などに発生することがある手数料です。両替を伴わない取引でも手数料がかかるケースがあるのです。
5. 受取手数料(被仕向手数料)
これは送金側の銀行ではなく、海外の受取銀行側で発生する手数料です。受取人が負担することが一般的ですが、契約によっては送金側が負担するよう求められることもあります。
これらの手数料が複雑に絡み合い、結果として銀行の海外送金は高額になりがちなのです。
独自の視点:「銀行だから安心」というイメージはありますが、手数料の透明性という点では疑問符が付くことも少なくありません。特に為替スプレッドや中継銀行手数料は、利用者が事前に正確なコストを把握しにくい要因となっています。
WISEならどう変わる?海外送金コストを劇的に下げる仕組み
では、WISEを利用すると、これらの問題点はどのように解消されるのでしょうか。
1. 実際の為替レート(ミッドマーケットレート)を採用
WISEは、銀行が上乗せする為替スプレッドを一切含みません。Googleなどで検索して表示される、市場の実際の為替レート(ミッドマーケットレート)をそのまま適用します。これにより、「隠れたコスト」である為替手数料が大幅に削減されます。
2. 透明性の高い手数料体系
WISEの手数料は非常にシンプルです。送金手続きの最初に、少額の固定手数料と送金額に対するパーセンテージで計算される変動手数料が明確に提示されます。何にいくらかかるのかが一目瞭然で、総コストを正確に把握できます。
3. 独自の送金ネットワークによる中継銀行手数料の削減
WISEは、世界中に独自の銀行口座ネットワークを持っています。送金は、各国内の銀行振込を巧みに組み合わせることで、国際的な銀行間取引を最小限に抑えます。これにより、高額になりがちな中継銀行手数料が発生するケースを大幅に減らしています。(発生する場合でも事前に通知されます)
具体例で比較!銀行とWISEの海外送金コストの違い
仮に、日本からアメリカへ10万円を送金する場合と5,000米ドル(約75万円相当※1ドル150円換算)を送金する場合で、一般的な銀行とWISEのコストを比較してみましょう(下記はあくまで一例であり、実際の金額は銀行や時期により異なります)。
ケース1:10万円を米ドルで送金
- 一般的な銀行Aの場合(オンライン):
- 送金手数料:2,000円~4,000円
- 為替スプレッド(仮に1ドルあたり1円とすると):100,000円 ÷ 約151円/ドル ≒ 662ドル。この際の為替手数料相当額 約662円。
- 中継銀行手数料:0円~数千円(ここでは仮に2,500円とする)
- 総コスト目安:約5,162円~9,162円
- 受取額目安(ドル):約620ドル~630ドル(中継銀行手数料が受取額から引かれる場合)
- WISEの場合:
- WISEの手数料(固定+変動):例えば 約774円(2025年6月時点のシミュレーションより概算)
- 為替レート:ミッドマーケットレート適用
- 中継銀行手数料:原則なし(発生する場合は事前に通知)
- 総コスト目安:約774円
- 受取額目安(ドル):約661ドル(100,000円からWISE手数料774円を引いた99,226円をミッドマーケットレート150円/ドルで両替した場合)
ケース2:5,000米ドルを送金(約75万円相当)
- 一般的な銀行Aの場合(オンライン):
- 送金手数料:4,000円~6,500円
- 為替スプレッド(仮に1ドルあたり1円とすると):5,000ドル × 1円 = 5,000円
- 中継銀行手数料:0円~数千円(ここでは仮に2,500円とする)
- 総コスト目安:約11,500円~14,000円
- WISEの場合:
- WISEの手数料(固定+変動):例えば 約3,803円(2025年6月時点のシミュレーションより概算、75万円を送金し5000ドル弱を受け取る場合)
- 為替レート:ミッドマーケットレート適用
- 中継銀行手数料:原則なし
- 総コスト目安:約3,803円
上記はあくまで概算ですが、WISEを利用することで総コストが大幅に削減できる可能性が高いことがわかります。特に送金額が大きくなるほど、為替スプレッドの差が大きく影響してきます。
手数料だけじゃない!WISEが銀行より優れている可能性のあるポイント
- 送金スピード:多くの場合、WISEは銀行よりも早く着金します。数時間~翌営業日程度で完了することも珍しくありません。
- 手続きの簡便さ:口座開設から送金手続きまで全てオンラインで完結。銀行の窓口に並ぶ必要がありません。
- 24時間いつでも利用可能:銀行の営業時間を気にする必要がありません。
- 進捗状況の追跡:送金が今どの段階にあるかをリアルタイムで確認できます。
銀行の海外送金が適しているケースはある?
公平を期すために触れておくと、非常に高額な送金(数千万円単位など)や、特定の信用状取引(L/C)など、銀行が持つ伝統的な機能や信用力が必要とされる特殊なケースでは、銀行のサービスが適している場合もあります。また、インターネット操作に不安がある方が対面でのサポートを強く求める場合なども考えられます。しかし、個人の留学費用、生活費、少額のビジネス支払いなど、一般的な海外送金の多くはWISEで十分に対応可能です。
まとめ:銀行の海外送金手数料に疑問を感じたら、WISEという選択肢を
銀行の海外送金手数料の高さや不透明さに疑問を感じているなら、WISEは非常に魅力的な代替手段です。実際の為替レートと明確な手数料体系により、あなたは不必要なコストを支払うことなく、より多くの資金を相手に届けることができます。
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