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Google Classroom、さらに 10 言語追加で世界80 言語超に対応 ― 多文化共生を後押しする大型アップデート

本稿は Google Workspace Updates Blog(2025 年 5 月 19 日公開)の情報をもとに、日本の教育現場・企業研修担当者へ向けて解説しています。

1. アップデート概要

Google Classroom の UI 言語にアルバニア語・アルメニア語・アゼルバイジャン語・ビルマ語・ジョージア語・アイルランド語・マケドニア語・ネパール語・シンハラ語・ウズベク語が追加され、合計で 80 言語以上をサポートすることになりました。追加言語でも課題配信や成績管理、保護者通知といった主要機能がすべて母語表示となります。

2. 日本の教育機関・企業研修への影響

  • 外国籍学習者の支援: 母語 UI により操作理解度が向上し、学習定着率が上がります。
  • 海外拠点との協働学習: 現地語 UI で授業を共有でき、翻訳工数を削減。
  • 保護者連携の強化: 保護者サマリーが母語で届き、家庭学習サポートが容易に。

3. 導入手順と留意点

  1. Google アカウント > 言語 で対象言語を追加。
  2. Classroom をリロードし UI 反映を確認。
  3. 一部 AI 補助機能は未対応。授業設計時に機能差異を確認。

4. 今後の展望

Google は Originality reports など AI 機能の多言語化も示唆しています。多文化共生が進む日本社会において、今回の拡大は“言語の壁を越えた学び”を実現する大きな一歩となるでしょう。