「ヒルトンアメックスを検討しているけど、プライオリティ・パスは付いているの?」
空港ラウンジを重視するあなたの気持ち、よく分かります。
年会費が16,500円〜66,000円もするカードなのに、世界中の空港ラウンジが使えるプライオリティ・パスが付いていないのは不安ですよね。
実は、ヒルトンアメックスには確かにプライオリティ・パスは付帯していません。
しかし、それには理由があります。
この記事では、プライオリティ・パスの代わりにヒルトンアメックスが提供する独自の空港サービスと、年間100万円以上の価値を生み出す活用術を詳しく解説します。
読み終わる頃には、「プライオリティ・パスがなくても問題ない」と確信できるはずです。
なぜプライオリティ・パスが重要視されるのか
プライオリティ・パスは、世界148か国1,400か所以上の空港ラウンジを利用できる会員制サービスです。通常、年会費469ドル(約7万円)のプレステージ会員になれば、回数無制限でラウンジを利用できます。
多くのプレミアムクレジットカードがこのサービスを付帯特典として提供しているため、「高級カード=プライオリティ・パス付帯」というイメージが定着しています。
プライオリティ・パスが人気の3つの理由
- 世界中どこでも使える汎用性 – 提携ラウンジ数が圧倒的に多い
- 航空会社に依存しない – どの航空会社を使っても利用可能
- 同伴者も無料のカードがある – 家族や友人と一緒に利用できる
特に海外出張が多いビジネスパーソンや、年に数回海外旅行を楽しむ方にとって、プライオリティ・パスは「なくてはならない存在」となっています。
ヒルトンアメックスにプライオリティ・パスが付帯しない理由
ヒルトンアメックスは、アメリカン・エキスプレスとヒルトン・ホテルズ&リゾーツが提携して発行するクレジットカードです。このカードの最大の特徴は、「ヒルトンでの滞在体験を最高のものにする」ことに特化している点です。
プライオリティ・パスを付帯させる代わりに、ヒルトン独自の特典に注力することで、ヒルトン愛用者にとって最高の価値を提供しています。実際、年会費の大部分は、ヒルトン・オナーズの上級会員資格や無料宿泊特典に充てられています。
ヒルトンアメックスの空港ラウンジ特典を徹底解説
プライオリティ・パスは付帯していませんが、ヒルトンアメックスには独自の空港ラウンジサービスがあります。
国内28空港+海外1空港のラウンジが利用可能
ヒルトンアメックス(通常カード・プレミアムカード共通)では、以下の空港ラウンジを無料で利用できます:
- 利用可能人数:カード会員本人+同伴者1名まで無料
- 利用回数:無制限
- 対象空港:羽田、成田、関西、中部、新千歳、福岡など主要空港をカバー
特に国内線を頻繁に利用する方にとっては、十分な価値があります。同伴者1名まで無料なのは、家族やビジネスパートナーと一緒に旅行する際に大きなメリットです。
プライオリティ・パスとの違いを理解する
確かに、プライオリティ・パスと比較すると利用可能なラウンジ数は限られています。しかし、日本人の旅行パターンを考えると、実はそれほど大きなデメリットではありません。
観光庁の統計によると、日本人の海外旅行先トップ10のうち、8つがアジア圏です。これらの国々では、ヒルトンホテルのエグゼクティブラウンジや朝食無料特典の方が、空港ラウンジよりも価値が高いケースが多いのです。
プライオリティ・パスを超える!ヒルトンアメックスの真の価値
ヒルトンアメックスの本当の価値は、空港ラウンジではなく、ヒルトンホテルでのVIP待遇にあります。
ヒルトン・オナーズ・ゴールドステータスの破壊力
通常カード(年会費16,500円)でも、カードを持つだけで以下の特典が受けられます:
- 朝食無料(2名分) – 通常1泊3,000〜5,000円相当
- 部屋のアップグレード – 空室状況により、スイートルームへのアップグレードも
- レイトチェックアウト – 14時まで延長可能
- ボーナスポイント80%増 – 通常会員の1.8倍のポイントが貯まる
年に3〜4泊ヒルトンに宿泊すれば、朝食無料特典だけで年会費の元が取れる計算です。
プレミアムカードなら最大2泊の無料宿泊特典
プレミアムカード(年会費66,000円)の場合、年間利用額に応じて以下の特典が追加されます:
- カードの更新:ウィークエンド無料宿泊1泊
- 年間300万円利用:ウィークエンド無料宿泊2泊+ダイヤモンドステータス
無料宿泊特典は、世界中のヒルトン系列ホテルで利用可能。例えば、コンラッド東京やヒルトン東京お台場なら、1泊5万円以上の価値があります。
実際の活用例:年間10万円以上お得になったケース
私の知人は、ヒルトンアメックスプレミアムを使って以下のような恩恵を受けています:
- ハワイ旅行(4泊):朝食無料で約4万円節約、部屋も25階にアップグレード
- 京都出張(2泊):ダブルツリーbyヒルトン京都でスイートルームにアップグレード
- 週末の記念日(1泊):コンラッド東京の無料宿泊特典を利用、通常6万円相当
年会費66,000円に対して、実質的な恩恵は15万円以上。これはプライオリティ・パスでは得られない価値です。
他のプライオリティ・パス付帯カードとの比較
「それでもプライオリティ・パスが欲しい」という方のために、主要なプライオリティ・パス付帯カードと比較してみましょう。
楽天プレミアムカード(年会費11,000円)
- メリット:年会費が安く、プライオリティ・パスが付帯
- デメリット:ホテル特典なし、ステータス性が低い
アメックス・プラチナ(年会費165,000円)
- メリット:プライオリティ・パス付帯、高級ホテルの上級会員資格多数
- デメリット:年会費が高額、ヒルトンに特化していない
マリオットボンヴォイ・アメックス・プレミアム(年会費49,500円)
- メリット:マリオット系列での特典、年間無料宿泊特典
- デメリット:プライオリティ・パス非付帯、マリオット以外では恩恵少ない
結論として、「ヒルトン系列のホテルをよく利用する」「国内旅行が中心」という方にとって、ヒルトンアメックスは最適な選択肢です。逆に、「様々なホテルブランドを使う」「海外の空港ラウンジを重視する」方は、他のカードを検討すべきでしょう。
まとめ:プライオリティ・パスがなくても後悔しない3つの理由
ヒルトンアメックスにプライオリティ・パスは付帯していませんが、それを補って余りある価値があります。
- 理由1:ヒルトンでのVIP待遇 – ゴールド/ダイヤモンドステータスで得られる特典は金額換算で年間10万円以上
- 理由2:無料宿泊特典の価値 – プレミアムカードなら最大2泊、10万円相当の宿泊が無料
- 理由3:国内空港ラウンジは十分カバー – 主要28空港で同伴者1名まで無料
もしあなたが年に2回以上ヒルトン系列のホテルに宿泊するなら、ヒルトンアメックスは間違いなくお得です。特に、家族旅行や記念日の宿泊で高級ホテルを利用したい方には、プライオリティ・パス以上の価値を提供してくれるでしょう。
ヒルトンアメックスの詳しい特典内容や、通常カードとプレミアムカードの違いについては、ヒルトンアメックス完全ガイド記事で詳しく解説しています。
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プライオリティ・パスにこだわらず、あなたの旅行スタイルに最適なカードを選ぶことが、結果的に最大の満足度につながります。ヒルトンアメックスで、ワンランク上のホテルステイを楽しんでみてはいかがでしょうか。