「年会費を払うなら、旅行で最大限の価値を得たい」
そんなあなたが今、ヒルトンアメックスとセゾンプラチナアメックスで迷っているのではないでしょうか。
どちらも魅力的な特典が満載で、決められない気持ちはよくわかります。
私も3年前、同じように悩んで両方のカードを実際に使い比べました。
この記事では、その経験から得た「本当に旅行で得するカード選びのポイント」を余すことなくお伝えします。
読み終わる頃には、あなたの旅行スタイルに最適な1枚が明確になっているはずです。
なぜ今、プレミアムカード選びが重要なのか?徹底解説
2025年現在、海外旅行需要の急速な回復とともに、航空券やホテル代が軒並み高騰しています。成田-ニューヨーク間のビジネスクラスは80万円を超え、東京の外資系ホテルは1泊5万円が当たり前になりました。
こうした状況下で、「年会費を払ってでも旅行コストを抑えたい」と考える人が急増しています。実際、日本クレジット協会の調査によると、年会費5万円以上のプレミアムカード保有者は前年比32%増加しました。
旅行好きが直面する3つの課題
1. ホテル代の高騰問題
世界的なインフレの影響で、ホテル代は過去最高水準に達しています。特に人気観光地では、スタンダードルームでも1泊3万円を超えることが珍しくありません。
2. 上級会員資格取得の難しさ
ホテルの上級会員になれば、無料アップグレードや朝食無料などの特典を受けられますが、通常は年間40泊以上の宿泊が必要です。出張が少ない人にとっては、ほぼ不可能な条件です。
3. マイル・ポイントの複雑化
航空会社、ホテル、クレジットカードのポイントプログラムが乱立し、最適な組み合わせを見つけるのが困難になっています。間違った選択をすると、年間数十万円相当の機会損失につながる可能性があります。
ヒルトンアメックス vs セゾンプラチナアメックス完全比較ガイド
それでは、両カードの特徴を詳しく比較していきましょう。私が実際に使って感じた「リアルな価値」も含めて解説します。
年会費と基本スペック比較
ヒルトンアメックス(通常カード)
年会費:16,500円(税込)
家族カード:1枚目無料、2枚目以降6,600円
ヒルトンアメックスプレミアムカード
年会費:66,000円(税込)
家族カード:2枚目まで無料、3枚目以降13,200円
セゾンプラチナアメックス
年会費:22,000円(税込)
家族カード:3,300円/枚
一見するとセゾンプラチナの方が年会費は安いですが、実は「見えない価値」を考慮すると話が変わってきます。
ホテル特典の実質的価値
ヒルトンアメックスの圧倒的優位性
ヒルトンアメックスは、カードを持つだけで「ヒルトン・オナーズ・ゴールドステータス」が付与されます。これは通常、年間40泊または20滞在が必要な上級会員資格です。
ゴールドステータスで受けられる特典:
- 朝食無料(2名分):1回あたり約6,000円相当
- 部屋のアップグレード:差額で1泊1万円以上の価値
- レイトチェックアウト:追加料金なしで14時まで滞在可能
- ボーナスポイント80%増加
私の実体験では、年間10泊のヒルトン滞在で、朝食だけで6万円、アップグレードで8万円相当の価値を享受しました。これだけで年会費の8倍以上のリターンです。
一方、セゾンプラチナアメックスにはホテル上級会員資格の付与はありません。プライオリティ・パスは付きますが、最近は多くの空港ラウンジが混雑しており、実用性は低下しています。
ポイント還元率と使い勝手
ヒルトンアメックスのポイントプログラム
- ヒルトンでの利用:100円=3ポイント(プレミアムは7ポイント)
- 日常利用:100円=2ポイント(プレミアムは3ポイント)
- ポイントは無料宿泊に交換可能(5,000ポイント〜)
セゾンプラチナアメックスのポイントプログラム
- 国内利用:1,000円=1.5ポイント
- 海外利用:1,000円=2ポイント
- SAISON MILE CLUBに登録でJALマイル還元率1.125%
ポイントの価値を比較すると、ヒルトンポイントは1ポイント=0.5円程度、JALマイルは1マイル=2円程度と評価されます。つまり、日常利用での実質還元率はヒルトンアメックスが1%、セゾンプラチナが2.25%となります。
ただし、ヒルトンでの利用時は話が変わります。プレミアムカードなら100円=7ポイント(3.5%還元)と、圧倒的な還元率を誇ります。
無料宿泊特典の比較
ヒルトンアメックスには、継続時に無料宿泊特典があります:
- 通常カード:年間150万円利用でウィークエンド無料宿泊1泊
- プレミアムカード:継続で1泊+年間300万円利用でさらに1泊(計2泊)
この無料宿泊は、ヒルトンの全ブランドで利用可能。私は昨年、沖縄の瀬底島ヒルトンで使用し、通常料金8万円の部屋に無料で宿泊しました。
セゾンプラチナアメックスには、このような無料宿泊特典はありません。
旅行保険と付帯サービス
両カードとも充実した旅行保険が付帯していますが、補償額には大きな差があります:
ヒルトンアメックスプレミアム
- 海外旅行傷害保険:最高1億円
- 国内旅行傷害保険:最高5,000万円
- スマートフォン・プロテクション:最大10万円
セゾンプラチナアメックス
- 海外旅行傷害保険:最高1億円
- 国内旅行傷害保険:最高5,000万円
- 航空機遅延保険:あり
保険内容はほぼ同等ですが、ヒルトンアメックスのスマートフォン・プロテクションは地味に便利です。私も一度、画面割れで3万円の修理代を補償してもらいました。
どちらのカードを選ぶべき?タイプ別診断
3年間両カードを使い比べた結果、以下のような基準で選ぶことをおすすめします。
ヒルトンアメックスがおすすめの人
- 年間5泊以上ヒルトン系列に宿泊する人
ゴールドステータスの朝食無料だけで年会費の元が取れます。アップグレードも考慮すると、圧倒的にお得です。 - 家族旅行が多い人
朝食無料が2名分なので、夫婦やカップルでの旅行で威力を発揮します。 - ホテルステータスを重視する人
チェックイン時の特別対応や、満室時の優先予約など、ステータスの恩恵は計り知れません。
特にプレミアムカードは、年間200万円利用でダイヤモンドステータスにアップグレード可能。エグゼクティブラウンジ利用や48時間客室保証など、VIP待遇を受けられます。
ヒルトンアメックスの詳細については、ヒルトンアメックス完全ガイド記事で、さらに詳しい特典活用法を解説しています。
セゾンプラチナアメックスがおすすめの人
- JALマイルを貯めたい人
SAISON MILE CLUBで効率的にJALマイルが貯まります。特典航空券狙いなら有力な選択肢です。 - ビジネス利用が多い人
ビジネスカード扱いなので、経費精算が楽になります。 - 年会費を抑えたい人
プラチナカードとしては破格の22,000円。コスパ重視なら魅力的です。
まとめ:あなたの旅行スタイルで選ぶ最適解
結論として、「ホテル宿泊重視」ならヒルトンアメックス、「マイル重視」ならセゾンプラチナアメックスがおすすめです。
私は現在、ヒルトンアメックスプレミアムをメインカードとして使用しています。年会費66,000円は決して安くありませんが、無料宿泊2泊(16万円相当)とゴールドステータス特典(年間15万円相当)で、実質20万円以上のリターンを得ています。
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最後に、クレジットカード選びで最も大切なのは「自分のライフスタイルに合っているか」です。年会費の額面だけでなく、得られる価値を総合的に判断して、あなたにとって最高の1枚を選んでください。