ヒルトンホテルのレストランで食事をする際、どうせなら最大限お得に利用したいと思いませんか?
実は、ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパン(HPCJ)の割引とヒルトンアメックスカードの特典を上手く組み合わせることで、想像以上にお得な価格で高級ホテルのレストランを楽しむことができるんです。
しかし、「そもそも併用って可能なの?」「どっちを使った方がお得?」といった疑問を持つ方も多いはず。
この記事では、実際に両方の特典を使い倒している筆者が、HPCJとヒルトンアメックスカードの併用について、具体的な活用方法から注意点まで詳しく解説します。
読み終わる頃には、あなたも次回のヒルトンレストラン利用時に、最適な割引方法を選択できるようになっているはずです。
HPCJとヒルトンアメックスカード特典の基本を理解しよう
まず、それぞれの特典について正しく理解することが重要です。多くの方が混同しがちですが、HPCJとヒルトンアメックスカードの特典は全く別物なんです。
ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパン(HPCJ)とは
HPCJは、日本国内および韓国のヒルトン系列ホテルで利用できる有料会員プログラムです。年会費25,000円(税込)を支払うことで、以下の特典が受けられます。
- 宿泊料金が25%割引(除外日あり)
- レストラン利用が最大20%割引(宿泊時20%、レストランのみ利用時10%)
- 会員限定の特別プランやイベントへの招待
特にレストラン割引は、高級ホテルのレストランを頻繁に利用する方にとって非常に魅力的な特典です。例えば、10,000円のディナーコースが8,000円〜9,000円で楽しめるわけですから、年に数回利用するだけで年会費の元が取れてしまいます。
ヒルトンアメックスカードの特典
一方、ヒルトンアメックスカードには通常カード(年会費16,500円)とプレミアムカード(年会費66,000円)の2種類があり、それぞれ異なる特典が用意されています。
レストラン利用に関連する主な特典は以下の通りです。
- ヒルトン系列ホテルでの利用でポイント還元率アップ(通常カード3%、プレミアムカード7%)
- ゴールドステータス(両カード共通)による朝食無料特典
- プレミアムカードはHPCJ初年度年会費無料
ここで注目すべきは、ヒルトンアメックスカード自体にはレストラン割引特典がないという点です。つまり、レストランで割引を受けるためには、HPCJへの加入が必須となります。
なぜ併用の可否が問題になるのか
実は、多くのホテルやクレジットカードの特典では「他の割引との併用不可」という制限があります。例えば、クーポン割引とポイント利用の併用ができないケースは珍しくありません。
そのため、HPCJの割引を使った場合、ヒルトンアメックスカードのポイント還元が受けられなくなるのではないか、という不安を持つ方が多いのです。実際、私も初めて利用する際は、レストランスタッフに何度も確認してしまいました。
実はシンプル!HPCJとヒルトンアメックスカードの併用方法
結論から言うと、HPCJの割引とヒルトンアメックスカードは問題なく併用できます。ただし、正しい手順で利用することが重要です。
併用時の具体的な手順
実際に私が東京のヒルトン東京で利用した際の手順を詳しく説明します。
1. 予約時にHPCJ会員であることを伝える
レストラン予約の際、必ずHPCJ会員であることを伝えましょう。電話予約の場合は「HPCJ会員です」と一言添えるだけでOKです。オンライン予約の場合は、備考欄に会員番号を記載します。
2. 来店時に会員証を提示
レストランに到着したら、着席前にHPCJ会員証(デジタル会員証でも可)を提示します。この時点で割引が適用されることを確認しましょう。
3. 会計時にヒルトンアメックスカードで支払い
食事が終わったら、HPCJ割引が適用された金額をヒルトンアメックスカードで支払います。この時、「ヒルトンアメックスカードで支払います」と伝えると、スタッフも慣れているのでスムーズに処理してくれます。
4. ポイントの確認
後日、アメックスのマイページでポイントが正しく付与されているか確認しましょう。HPCJ割引後の金額に対してポイントが計算されます。
実際の利用例:どれくらいお得になる?
先日、ヒルトン東京ベイのレストランで家族4人でディナーブッフェを利用した際の実例を紹介します。
- 通常料金:大人5,500円×2名、子供2,750円×2名 = 合計16,500円
- HPCJ割引(レストランのみ利用で10%割引):16,500円 → 14,850円
- ヒルトンアメックスプレミアムカードで支払い:14,850円×7% = 1,039ポイント獲得
つまり、1,650円の割引に加えて、1,039ポイント(約1,000円相当)も獲得できました。合計で約2,650円もお得になった計算です。
併用時の注意点
ただし、いくつか注意すべき点があります。
1. 割引率の確認
HPCJの割引率は、宿泊時(20%)とレストランのみ利用時(10%)で異なります。宿泊を伴わない場合は10%割引となることを覚えておきましょう。
2. 対象外メニューの存在
一部の特別メニューやアルコール類は割引対象外の場合があります。予約時に確認することをおすすめします。
3. ポイント還元率の違い
通常カードとプレミアムカードでポイント還元率が大きく異なります(3% vs 7%)。頻繁に利用する方は、プレミアムカードの方が結果的にお得になることが多いです。
詳しいカードの選び方については、ヒルトンアメックス完全ガイド記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
知っておくと便利な活用テクニック
さらにお得に利用するための裏技をいくつか紹介します。
1. 誕生日月の利用でさらにお得
多くのヒルトンホテルでは、誕生日月に特別な優待を用意しています。HPCJの割引と組み合わせることで、さらにお得になることがあります。
2. ランチタイムの活用
ディナーよりもランチの方が基本料金が安いため、同じ割引率でも実質的な節約額は変わりませんが、気軽に高級ホテルの雰囲気を楽しめます。
3. ポイントと無料宿泊特典の組み合わせ
貯まったポイントで宿泊し、その際にHPCJの20%割引でレストランを利用すれば、実質的な負担を大幅に減らせます。
他の割引方法との比較:本当にHPCJ×ヒルトンアメックスが最強?
実は、ヒルトンのレストランをお得に利用する方法は他にもあります。それぞれのメリット・デメリットを比較してみましょう。
1. 一休.comレストランなどの予約サイト経由
メリット:
- 会費不要で誰でも利用可能
- ポイント還元やクーポンでお得
- 口コミを参考にできる
デメリット:
- 人気レストランは予約が取りにくい
- 割引率はHPCJより低い場合が多い(5〜10%程度)
- ヒルトンアメックスのポイント還元率が下がる(通常の1%)
2. ホテルの公式サイト限定プラン
メリット:
- 季節限定の特別メニューが選べる
- 確実に予約が取れる
デメリット:
- 割引率は低め(あっても5%程度)
- プランが限定される
3. 株主優待券の利用
メリット:
- 20%程度の高い割引率
- 宿泊にも利用可能
デメリット:
- 株式投資が必要(最低投資額が高い)
- 優待券の枚数に制限がある
- ヒルトンアメックスカードとの併用ができない場合がある
結論:頻繁に利用するならHPCJ×ヒルトンアメックスが最強
比較の結果、年に3回以上ヒルトンのレストランを利用する方や、宿泊も含めてヒルトンを活用したい方には、HPCJ×ヒルトンアメックスの組み合わせが最もお得だと言えます。
特に、ヒルトンアメックスプレミアムカードなら初年度のHPCJ年会費が無料になるため、実質的な負担なく両方の特典を享受できます。
まとめ:今すぐ始められるお得なヒルトンレストラン活用法
HPCJとヒルトンアメックスカードの併用は、単なる割引以上の価値があります。高級ホテルのレストランを日常的に楽しめるようになり、特別な日だけでなく、ちょっとした贅沢を気軽に味わえるようになるのです。
まず取るべきアクションは以下の3つです。
1. ヒルトンアメックスカードの申し込み
まだカードをお持ちでない方は、まずはカードの申し込みから始めましょう。プレミアムカードならHPCJ初年度無料特典もついてきます。
現在、期間限定でお得な紹介キャンペーンを実施中です。通常の公式サイトからの申し込みよりも多くのポイントが獲得できるチャンスですので、ぜひ活用してください。
2. HPCJへの入会
カードが届いたら、HPCJへの入会手続きを行いましょう。プレミアムカードなら初年度無料、通常カードでも年会費25,000円で、すぐに元が取れる計算です。
3. お気に入りのレストランを見つける
まずは近くのヒルトンホテルのレストランから試してみましょう。ランチタイムなら比較的予約も取りやすく、気軽に始められます。
HPCJとヒルトンアメックスカードの組み合わせで、あなたの食事体験が確実にアップグレードされるはずです。ぜひこの機会に、ワンランク上のホテルライフを始めてみてはいかがでしょうか。