HPCJは入会すべき?カード特典との併用で宿泊費を35%オフにする方法
「ヒルトン系列のホテル、もう少し安く泊まれたら最高なのに」。
そう感じたことはありませんか?
特に、家族旅行や記念日など、特別な滞在では少しでも費用を抑えて、その分食事やアクティビティを充実させたいものですよね。
実は、ヒルトンの宿泊費を劇的に引き下げる方法が存在します。
それが、ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパン(HPCJ)とヒルトンアメックスカードの組み合わせです。
この記事では、年会費がかかるHPCJへの入会をためらっている方へ向けて、ヒルトンアメックスカードを併用することで宿泊費が実質35%以上もお得になる具体的な方法を、愛用者である私の視点から徹底解説します。
単なる割引制度の紹介ではありません。
年会費以上の価値を生み出し、あなたのホテルステイをより豊かにするための、実践的な戦略をお伝えします。
HPCJとは?年会費25,000円の価値を徹底分析
「HPCJ」という言葉を聞いたことはあっても、その実態を詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。まずは、この制度の基本と、多くの人が入会をためらう理由である「年会費」について掘り下げていきましょう。
HPCJの基本特典:25%割引の威力
HPCJの最も強力な特典は、日本国内と韓国の対象ヒルトン系列ホテルでの宿泊費とレストラン利用料がいつでも25%オフになることです。これは、セールの時期などを待つ必要なく、公式サイトの料金から常に割引が適用されるという非常に大きなメリットです。
例えば、一泊50,000円の部屋を予約した場合、HPCJ会員であれば37,500円で宿泊できます。差額は12,500円。この時点で、年会費25,000円の半分は回収できた計算になります。年に2〜3泊以上する可能性があるなら、この割引だけで元が取れる可能性は十分にあります。
年会費という大きな壁
HPCJの年会費は25,000円(税込)です。この金額だけを見ると、決して安くはありません。「年に数回しか泊まらないのに、25,000円も払うのはもったいない」と感じるのは自然なことです。実際、この年会費がネックとなり、入会に踏み切れない方が多いのが現状です。
しかし、この年会費は初年度のみで、2年目以降の更新時には10,000円分の割引券がもらえるため、実質的な負担は15,000円となります。この割引券はHPCJの割引と併用可能なため、非常に使い勝手が良いのが特徴です。
割引が適用されない?HPCJの注意点
非常に強力なHPCJですが、万能ではありません。いくつか注意点があります。
- 対象外プランの存在: 一部の特別プランや、ポイントを利用した無料宿泊にはHPCJの割引は適用されません。基本的には「HPCJ会員限定割引プラン」を予約する必要があります。
- レストラン利用の制約: レストラン割引は、宿泊時の利用でなくても適用されますが、割引の上限額が設定されている場合や、一部対象外の店舗・メニューがあります。
- 海外での利用範囲: 割引対象は日本と韓国のホテルに限られます。その他の国では利用できません。
これらの注意点を理解せずに入会すると、「思ったよりお得じゃなかった」という事態になりかねません。しかし、これらの制約を理解した上で活用すれば、これほど強力な割引制度は他にないでしょう。
情報が多すぎて最適な選択ができない
ヒルトンにはHPCJの他に、「ヒルトン・オナーズ」というポイントプログラムや、後述する「ヒルトンアメックスカード」など、様々な制度があります。それぞれが魅力的な特典を提供しているため、「結局、自分にとってどれが一番お得なの?」と混乱してしまう方も少なくありません。この情報の複雑さが、最適な選択を妨げる一因となっているのです。
宿泊費35%オフを実現する「HPCJ × ヒルトンアメックス」最強コンボ
ここからが本題です。年会費25,000円の壁を乗り越え、宿泊費を実質35%以上もお得にするための具体的な戦略を解説します。その鍵を握るのが、HPCJとヒルトンアメックスカードの組み合わせです。
ステップ1:HPCJに入会し、25%割引の権利を得る
まずはHPCJに入会し、基本となる「25%割引」の権利を確保します。これが全ての戦略の土台となります。公式サイトから簡単に入会手続きが可能です。この時点ではまだ年会費の元が取れるか不安かもしれませんが、次のステップでその不安は解消されます。
ステップ2:ヒルトンアメックスで決済し、特典を最大化する
HPCJ割引を適用した後の宿泊費を、ヒルトンアメックスカードで決済します。これにより、単なる割引だけでは得られない、複数の特典が上乗せされます。
ヒルトンアメックスカードには、年会費16,500円の「通常カード」と66,000円の「プレミアムカード」の2種類がありますが、どちらのカードでも以下の強力な特典が付帯します。
- ヒルトン・オナーズ・ゴールドステータス: 通常は年間20滞在または40泊しないと得られない上級会員資格「ゴールド」が無条件で付与されます。これにより、朝食無料(2名分)やお部屋のアップグレード(空室状況による)といった特典が受けられます。
- 高いポイント還元: ヒルトン系列での支払いで、通常カードは100円につき3ポイント、プレミアムカードなら7ポイントという高還元率でヒルトン・オナーズポイントが貯まります。
- ウィークエンド無料宿泊特典: 年間のカード利用額に応じて、週末に利用できる無料宿泊券がもらえます(通常カードは150万円利用で1泊、プレミアムカードは300万円利用で最大2泊)。
これらの特典、特筆すべきは「朝食無料」です。ホテルの朝食は1人あたり4,000円〜5,000円することも珍しくありません。2名分なら8,000円〜10,000円。これが無料になるだけで、HPCJの年会費の一部は簡単に回収できてしまいます。
【実践シミュレーション】本当に35%オフは可能なのか?
では、実際の宿泊でどれほどお得になるのか、具体的なシミュレーションで見てみましょう。
【条件】
- 宿泊先:ヒルトン東京ベイ
- 宿泊日:週末に1泊2日
- 予約プラン:HPCJ割引対象のプラン(1泊60,000円)
- 利用者:大人2名
- 使用カード:ヒルトンアメックスプレミアムカード
【割引計算】
- 正規料金: 60,000円
- HPCJ割引(25%): -15,000円
→ 支払い金額:45,000円 - ゴールド特典(朝食2名分無料): 約9,000円の価値
- 獲得ポイント: 45,000円の支払いで3,150ポイント獲得(1ポイント0.5円換算で約1,575円の価値)
【価値の合計】
この1泊で得られた金銭的価値を合計してみましょう。
15,000円(HPCJ割引) + 9,000円(朝食無料) + 1,575円(ポイント価値) = 25,575円
正規料金60,000円に対して、25,575円分の価値を得たことになります。割引率に換算すると…
25,575円 ÷ 60,000円 = 約42.6%
このように、たった1回の宿泊で、年会費25,000円を上回る価値を生み出し、実質的な割引率は40%を超える結果となりました。もしお部屋がアップグレードされれば、その価値はさらに上がります。35%オフという目標は、決して非現実的な数字ではないことがお分かりいただけたかと思います。
【重要】ヒルトンアメックスは紹介経由が最もお得
この強力なコンボの鍵となるヒルトンアメックスカードですが、公式サイトから直接申し込むよりも、既存会員からの紹介で入会する方が、より多くのボーナスポイントを獲得でき、圧倒的にお得です。
しかし、規約上、ブログに直接紹介リンクを掲載することはできません。そこで、当サイトでは、紹介プログラムのURLをメールで自動返信する特別なフォームをご用意しました。メールアドレスを入力するだけで、誰にも知られずに最もお得な申し込み方法をご確認いただけます。
どのカードを選ぶべきか、最新のキャンペーン情報は何か、といった詳細については、当サイトの「ヒルトンアメックス完全ガイド記事」で徹底的に解説しています。ご自身の旅行スタイルに合ったカードを見つけるために、ぜひご一読ください。
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HPCJはどんな人におすすめ?他の選択肢との比較
この「HPCJ × ヒルトンアメックス」の組み合わせが、全ての人にとって最適解とは限りません。ここでは、どのような人にこの戦略が有効なのか、そして他の選択肢についても客観的に評価します。
HPCJ × ヒルトンアメックスがおすすめな人
- 年に2回以上、日本国内・韓国のヒルトンに宿泊する人: 宿泊回数が多ければ多いほど、25%割引とゴールド特典の恩恵を最大限に受けられます。
- 家族旅行やグループ旅行が多い人: 朝食無料の特典は同伴者1名までなので、特に夫婦やカップルでの旅行で威力を発揮します。また、レストラン割引も大人数での食事で大きなメリットになります。
- ホテルのレストランをよく利用する人: 宿泊しなくてもレストランだけで25%オフ(一部店舗を除く)になるため、食事目的での利用が多い方にもおすすめです。
HPCJが不要な人
- ヒルトンに泊まるのが年に1回程度の人: 年会費の元を取るのが難しくなる可能性があります。
- 宿泊はポイント利用がメインの人: ポイントでの無料宿泊にはHPCJ割引が適用されないため、メリットが薄れます。
- 海外(日韓以外)での宿泊がメインの人: HPCJの割引対象外エリアでの滞在がほとんどの場合、恩恵を受けられません。
ヒルトンアメックスだけを持つという選択肢
「HPCJの年会費はどうしても抵抗がある…」という方は、まずヒルトンアメックスカードだけを持つというのも賢い選択です。カードを持つだけでゴールドステータスが付与されるため、朝食無料やお部屋のアップグレードといった恩恵は受けられます。まずはカードだけでヒルトンの上級会員体験を味わい、自分の宿泊スタイルを見極めてからHPCJへの入会を検討するのも良いでしょう。
まとめ:HPCJとヒルトンアメックスで賢く旅を楽しもう
今回は、HPCJとヒルトンアメックスカードを組み合わせることで、ヒルトンでの滞在を劇的にお得にする方法を解説しました。
【この記事の要点】
- HPCJは宿泊・レストラン料金が25%オフになる強力な割引制度。
- ヒルトンアメックスを併用すると、朝食無料やポイント高還元などの特典が上乗せされる。
- 2つの特典を組み合わせることで、実質的な割引率は35%以上になり、年会費は簡単に回収可能。
- この戦略は、年に2回以上ヒルトンに宿泊する人に特におすすめ。
年会費という初期投資は必要ですが、それを遥かに上回るリターンが期待できるのが、この「HPCJ × ヒルトンアメックス」戦略です。これまで「高い」と感じていたヒルトンでの滞在が、もっと身近で、もっと価値あるものに変わるはずです。
あなたの次のアクションプラン
この記事を読んで、「自分も試してみたい!」と感じた方は、以下のステップで行動してみてください。
- まずは「ヒルトンアメックス完全ガイド記事」を読み、自分に合ったカード(通常orプレミアム)を決める。
- 上記のフォームからメールアドレスを送信し、最もお得な紹介プログラムのURLを取得してカードを申し込む。
- カードが手元に届いたら、HPCJ公式サイトから入会手続きを行う。
- 次の旅行を計画し、予約時に「HPCJ会員限定割引プラン」を選択する。
この4ステップで、あなたの次のヒルトンステイは、これまでとは全く違う、お得で満足度の高い体験になることをお約束します。