海外に住む家族への仕送り、海外の大学への学費支払い、海外のオンラインショッピング…。
グローバル化が進む現代では、海外送金が必要になる場面が増えています。
しかし、いざ海外送金をしようとすると「手数料が高い」「着金まで時間がかかる」「手続きが複雑」といった悩みに直面することも多いのではないでしょうか。
この記事では、従来の銀行送金と、最近注目を集めているオンライン送金サービスを徹底比較。
それぞれのメリット・デメリットを詳しく解説し、あなたに最適な送金方法を見つけるお手伝いをします。
1. 海外送金の基本を理解しよう
海外送金とは、日本から海外へ、または海外から日本へお金を送ることです。単純に思えますが、実は複雑な仕組みが背景にあります。
海外送金で発生する3つのコスト
海外送金では、主に以下の3つのコストが発生します:
- 送金手数料:送金サービスを利用するための基本料金
- 為替手数料(為替マージン):通貨を交換する際に上乗せされる手数料
- 中継銀行手数料:送金が複数の銀行を経由する場合に発生する手数料
特に見落としがちなのが「為替手数料」です。表面的な送金手数料が安くても、不利な為替レートが適用されていれば、実質的なコストは高くなってしまいます。
2. 銀行送金のメリット・デメリット
まずは、多くの人が最初に思い浮かべる銀行送金から見ていきましょう。
銀行送金のメリット
- 安心感がある:普段利用している銀行なので、心理的な安心感があります
- 対面でのサポート:窓口で直接相談できるため、初めての方でも安心
- 大口送金に対応:数千万円単位の大口送金にも対応可能
銀行送金のデメリット
- 手数料が高い:送金手数料だけで3,000円〜5,000円、さらに為替手数料も加算
- 時間がかかる:通常3〜5営業日、場合によっては1週間以上かかることも
- 手続きが煩雑:必要書類が多く、窓口での手続きに時間がかかる
- 営業時間の制約:平日の営業時間内に手続きする必要がある
実際に私が以前、メガバンクから米国へ10万円を送金した際は、送金手数料4,000円に加え、為替レートの差額で約3,000円、合計7,000円ものコストがかかりました。
3. オンライン送金サービスのメリット・デメリット
近年、急速に利用者が増えているのがオンライン送金サービスです。代表的なサービスには、WISE、PayPal、Remitlyなどがあります。
オンライン送金サービスのメリット
- 手数料が安い:銀行と比べて大幅に安い手数料設定
- 送金が速い:最短で数分、通常でも1〜2営業日で着金
- 24時間365日利用可能:スマホやPCからいつでも送金手続きが可能
- 透明性が高い:事前に手数料と受取額が明確に表示される
- 実勢レートに近い為替レート:銀行よりも有利なレートで交換可能
オンライン送金サービスのデメリット
- 初回登録の手間:アカウント作成と本人確認が必要
- 送金限度額がある場合も:サービスによっては送金額に上限設定
- 対応国・通貨の制限:すべての国・通貨に対応していない場合がある
4. 手数料を徹底比較!実際にいくらかかる?
それでは、具体的な数字で比較してみましょう。日本から米国へ1,000ドル(約15万円)を送金する場合の例です。
項目 | 大手銀行A | オンラインサービス(例:WISE) |
---|---|---|
送金手数料 | 4,000円 | 約1,200円 |
為替レート | 1ドル=153円 | 1ドル=150円(実勢レート) |
為替差額 | 3,000円 | 0円 |
合計コスト | 7,000円 | 1,200円 |
この例では、オンライン送金サービスを利用することで、約5,800円もの節約になります。年に数回送金する方なら、その差は数万円にもなるでしょう。
私自身、海外のフリーランサーへの支払いで月に2〜3回送金していますが、オンラインサービスに切り替えてから年間10万円以上のコスト削減を実現しています。
5. 送金スピードの違い
送金スピードも重要な比較ポイントです。
銀行送金の場合
- 通常:3〜5営業日
- 地方銀行や中継銀行が多い場合:1週間以上
- 書類不備があった場合:さらに遅延する可能性
オンライン送金サービスの場合
- 最速:数分〜数時間(同一通貨圏内)
- 通常:1〜2営業日
- 事前に着金予定日時が表示される
急ぎの送金が必要な場合、オンライン送金サービスの方が圧倒的に有利です。
6. 安全性・信頼性はどう?
「オンラインサービスは本当に安全なの?」という不安を持つ方も多いでしょう。
銀行の安全性
- 日本の金融庁の厳格な規制下で運営
- 預金保険制度の対象(ただし送金中の資金は対象外)
- 長年の実績と信頼
大手オンライン送金サービスの安全性
- 各国の金融規制当局の認可を取得
- 資金の分別管理(顧客資金と運営資金を分離)
- 最新のセキュリティ技術(二段階認証、暗号化など)
- 世界中で数百万人が利用する実績
例えば、WISEは世界中で1,600万人以上のユーザーを持ち、月間送金額は約1兆円にのぼります。日本でも関東財務局に資金移動業者として登録されており、法的な裏付けもしっかりしています。
7. こんな人にはこの方法がおすすめ
銀行送金がおすすめの人
- 数千万円単位の大口送金をする人
- 対面でのサポートを重視する人
- インターネットの操作が苦手な人
- 送金頻度が年に1回程度の人
オンライン送金サービスがおすすめの人
- 手数料を節約したい人
- 定期的に海外送金する人(月1回以上)
- 送金スピードを重視する人
- スマホやPCの操作に慣れている人
- 少額〜中額(数万円〜数百万円)の送金が中心の人
特に、海外留学中の子供への仕送り、海外のフリーランサーへの支払い、海外投資、海外ECサイトでの買い物など、定期的に送金が必要な方は、オンライン送金サービスの利用を強くおすすめします。
8. まとめ:賢い海外送金のために
海外送金の方法を選ぶ際は、以下のポイントを総合的に判断することが大切です:
- トータルコスト(送金手数料+為替手数料)
- 送金スピード
- 利便性(24時間対応、オンライン完結など)
- 安全性・信頼性
- サポート体制
多くの場合、オンライン送金サービスの方がコストパフォーマンスに優れています。特に、WISEのようなサービスは、実勢レートでの両替、低い手数料、速い送金スピードを実現しており、世界中で支持されています。
初めてオンライン送金サービスを利用する方は、まずは少額から試してみることをおすすめします。一度使ってみれば、その便利さと手数料の安さに驚くはずです。
もしWISEに興味を持たれた方は、【完全ガイド】WISE個人口座の登録から初めての海外送金まで徹底解説!手数料を抑えるコツも紹介で、登録から実際の送金まで、画像付きで詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
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海外送金は、方法によってコストも利便性も大きく変わります。この記事を参考に、あなたにとって最適な送金方法を見つけていただければ幸いです。