「夫婦でマリオットアメックスを持ちたいけど、それぞれ本会員として2枚持ちするべきか、家族カードにするべきか悩んでいる」
このような悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。
実は私も妻と相談して同じように悩み、実際に両方のパターンを試してみました。
この記事では、夫婦でマリオットアメックスを活用する際の2枚持ちと家族カードの違いを、実体験を交えながら徹底的に比較していきます。
記事を読み終える頃には、あなたの家族構成や旅行スタイルに最適な選択が明確になり、年間数万円相当のポイントを効率的に獲得する方法がわかるようになります。
夫婦でマリオットアメックスを検討する背景と課題
マリオットアメックスは、年会費23,100円(通常カード)または49,500円(プレミアムカード)という決して安くない年会費がかかるクレジットカードです。夫婦で持つとなると、その負担は2倍になる可能性があります。
しかし、マリオットボンヴォイポイントを効率的に貯めて、年に数回の家族旅行を楽しみたいという方にとっては、非常に魅力的なカードでもあります。実際、私たち夫婦も年に3〜4回の旅行で、マリオット系列ホテルに宿泊することが多く、ポイントを活用して宿泊費を大幅に節約しています。
夫婦が直面する3つの選択肢
夫婦でマリオットアメックスを活用する場合、主に以下の3つの選択肢があります。
- 選択肢1:夫婦それぞれが本会員として2枚持ちする
- 選択肢2:どちらか1人が本会員、もう1人が家族カードを持つ
- 選択肢3:どちらか1人だけが本会員として持つ(家族カードなし)
それぞれの選択肢には明確なメリット・デメリットがあり、家族の年間カード利用額、旅行頻度、ポイントの使い方によって最適な選択は変わってきます。
年会費負担の現実的な問題
例えば、プレミアムカードを夫婦2人がそれぞれ本会員として持つ場合、年会費は合計99,000円になります。これは決して小さな金額ではありません。一方、家族カードを活用すれば、プレミアムカードでも1枚目は無料なので、年会費は49,500円で済みます。
しかし、年会費だけで判断するのは早計です。なぜなら、2枚持ちには家族カードでは得られない大きなメリットがあるからです。
2枚持ちと家族カードの詳細比較と実例
ここからは、実際の数値と私の経験を交えながら、2枚持ちと家族カードの違いを詳しく解説していきます。
入会特典の違いが生む大きな差
最も大きな違いは、入会特典の有無です。2024年現在、マリオットアメックスの入会特典は以下のとおりです。
- 通常カード:入会後3ヶ月以内に30万円利用で最大16,000ポイント
- プレミアムカード:入会後3ヶ月以内に30万円利用で最大39,000ポイント
夫婦2人がそれぞれプレミアムカードに入会した場合、合計78,000ポイントを獲得できます。これは、カテゴリー5のホテル(通常35,000ポイント)に2泊分相当の価値があります。一方、家族カードには入会特典がないため、この差は非常に大きいと言えます。
実際に私たち夫婦は、2人ともプレミアムカードに入会し、それぞれ3ヶ月以内に30万円を利用することで、合計78,000ポイントを獲得しました。このポイントを使って、沖縄のリッツカールトンに2泊することができ、通常なら20万円以上かかる宿泊費を無料にすることができました。
なお、マリオットアメックスの入会は紹介キャンペーンを利用するのが最もお得です。詳しい入会方法や最新のキャンペーン情報は、マリオットアメックス完全ガイド記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
継続特典とエリートステータスの考え方
年会費を支払い続けることで得られる継続特典も、重要な判断材料です。
- 通常カード:年間150万円利用で35,000ポイントまでの無料宿泊特典
- プレミアムカード:年間150万円利用で50,000ポイントまでの無料宿泊特典
2枚持ちの場合、夫婦それぞれが年間150万円を利用すれば、2つの無料宿泊特典を獲得できます。プレミアムカードなら、合計100,000ポイント分の宿泊が可能になります。
ただし、ここで注意が必要なのは、夫婦合計で年間300万円のカード利用が必要になることです。我が家の場合、光熱費、通信費、食費、日用品の購入など、可能な限りカード払いにすることで、なんとか達成できていますが、すべての家庭で実現可能とは限りません。
エリートステータスの重複問題
マリオットアメックスには、以下のエリートステータスが自動付帯します。
- 通常カード:シルバーエリート(年間100万円利用でゴールドエリート)
- プレミアムカード:ゴールドエリート(年間400万円利用でプラチナエリート)
2枚持ちの場合、夫婦それぞれがエリートステータスを持つことになりますが、実際のホテル宿泊時には1つの予約に対して1人分のステータスしか適用されません。つまり、エリートステータスの観点からは、2枚持ちのメリットは限定的です。
私の経験では、妻と別々に予約を取ることで、それぞれのステータス特典を活用することもありますが、同じ部屋タイプが2部屋確保できるとは限らないため、実用性は高くありません。
ポイント管理と統合の実務
2枚持ちの場合、それぞれのカードで貯まったポイントは別々のマリオットボンヴォイアカウントに付与されます。しかし、マリオットボンヴォイでは、同一住所に住む家族間でポイントを無料で移行できるため、実質的には統合して使用可能です。
ポイント移行は、マリオットボンヴォイの公式サイトから簡単に手続きできますが、移行には数日かかることがあるため、宿泊予約の際は余裕を持って手続きすることをおすすめします。
どんな人に2枚持ちがおすすめか
ここまでの比較を踏まえて、2枚持ちと家族カードそれぞれが適している人の特徴をまとめます。
2枚持ちが適している夫婦の特徴
- 年間カード利用額が300万円以上:夫婦それぞれで150万円以上利用できる
- 入会特典を最大限活用したい:初年度に大きなポイントを獲得したい
- 年に複数回、マリオット系列ホテルに宿泊する:獲得したポイントを確実に使える
- それぞれが独立してカードを使いたい:個人の買い物も多い
実際に2枚持ちをしている私たち夫婦の場合、年間のカード利用額は合計で約400万円です。内訳は、私が約250万円(事業経費含む)、妻が約150万円(家計費中心)となっています。この利用額があるからこそ、2枚持ちのメリットを最大限享受できています。
家族カードが適している夫婦の特徴
- 年間カード利用額が150〜200万円程度:1枚で十分な利用額
- 年会費を抑えたい:プレミアムカードでも49,500円で済む
- ポイント管理を簡単にしたい:1つのアカウントで完結
- 主に1人がカードを使う:配偶者はたまにしか使わない
家族カードの最大のメリットは、年会費を抑えながらも、家族全員でポイントを貯められることです。特に、カード利用が主に1人に集中している家庭では、家族カードが最適な選択となるでしょう。
1枚のみ保有が適している場合
意外かもしれませんが、夫婦のうち1人だけがカードを持つという選択肢も、以下のような場合には合理的です。
- 年間カード利用額が100万円未満
- マリオット系列ホテルの利用が年1回程度
- 配偶者がクレジットカードを使わない
まとめ:あなたに最適な選択をするために
夫婦でマリオットアメックスを活用する方法は、家族の状況によって最適解が異なります。重要なのは、年会費とポイント獲得のバランスを考慮し、実際に獲得したポイントを有効活用できるかどうかです。
最後に、どの選択をするにしても、マリオットアメックスへの入会は紹介キャンペーンを利用するのが最もお得です。公式サイトから直接申し込むよりも多くのポイントを獲得できます。
紹介キャンペーンの詳細や最新情報については、マリオットアメックス完全ガイド記事をご覧ください。また、紹介URLは以下のフォームから簡単に取得できます。
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あなたの旅行スタイルと家計状況に合わせて、最適な選択をすることで、マリオットアメックスは家族の思い出作りに大きく貢献してくれるはずです。素敵な旅行ライフを楽しんでください。