「確定申告ソフトを使いたいけど、いきなり有料は不安…」
「マネーフォワード クラウド確定申告の無料版って、実際どこまで使えるの?」
そんな疑問をお持ちの個人事業主やフリーランス、副業を始めたばかりの方も多いのではないでしょうか。
何を隠そう、私自身も最初はそうでした!
「無料」という言葉に惹かれるものの、機能が少なすぎて結局使えなかったら時間の無駄だな…と。
でも、実際にマネーフォワード クラウド確定申告の無料プラン(現:パーソナルミニプラン)を使ってみて、その実力と「お試し」以上の価値に驚いたんです。
この記事では、マネーフォワード クラウド確定申告の無料版で具体的に何ができるのか、どんな制限があるのか、そして有料版との違いは何かを、私の体験談を交えながら徹底解説します。
この記事を読めば、あなたが無料版で十分なのか、それとも有料版を検討すべきかが見えてくるはずです。
マネーフォワード クラウド確定申告の無料プラン「パーソナルミニプラン」とは?
マネーフォワード クラウド確定申告には、いくつかの料金プランがありますが、その中で無料で利用できるのが「パーソナルミニプラン」です。(以前は「フリープラン」という名称でした)
このプランは、「まずはクラウド会計ソフトを試してみたい」「取引件数がまだ少ないから、基本的な機能だけで十分」という方に最適なプランと言えます。
私も最初は「お試し」のつもりで登録しましたが、想像以上に多くの機能が使えて驚きました。
無料版(パーソナルミニプラン)でできる主なこと5選
では、具体的に無料版でどんなことができるのでしょうか?
私が特に「これは使える!」と感じた主要な機能を5つご紹介します。
1. 日々の取引入力と基本的な自動仕訳
領収書や請求書の内容を手入力するのはもちろん、日付や金額、取引先などを入力すると、AIが勘定科目の候補を提案してくれます。会計知識に乏しかった私でも、この提案に助けられながらスムーズに仕訳を進められました。ただし、年間の仕訳件数には上限(50件/年 ※2025年5月時点)があるので、取引が多い方は注意が必要です。
開業当初は月数件の取引だったので、この上限でも十分でした。何より、手書きやExcel管理より圧倒的に楽で、仕訳の基礎を学ぶ良い機会になりました。
2. 銀行口座・クレジットカードとの連携(一部)
指定した銀行口座やクレジットカードの明細を自動で取得し、取引履歴として取り込んでくれます。これにより、入力の手間が大幅に削減され、記帳漏れも防ぎやすくなります。無料版では連携できる金融機関数に制限がありますが、主要な銀行やカードに対応していれば、これだけでも十分価値があります。
メインで使っていた銀行口座1つとクレジットカード1枚を連携できただけで、毎月の作業時間が本当に短縮されました。「これ、無料なの!?」と感動した機能の一つです。
3. 確定申告書B・青色申告決算書(または収支内訳書)の作成
これが無料版の最大の魅力かもしれません。日々の仕訳データをもとに、確定申告に必要な「確定申告書B」や「青色申告決算書(65万円控除を目指すなら必須!)」または「収支内訳書(白色申告の場合)」を自動で作成してくれます。画面の案内に従って入力していくだけなので、手引きを見ながら手書きするよりずっと簡単で、計算ミスもありません。
初めての青色申告で何から手をつけていいか分からなかった私でも、この機能のおかげで何とか申告書を完成させることができました。特に貸借対照表の作成は、無料版がなかったら挫折していたかもしれません。
4. スマートフォンアプリからの入力・確認
専用のスマホアプリがあり、外出先で発生した経費のレシートを撮影して仕訳したり、空き時間に取引内容を確認したりできます。PCを開く手間がないので、こまめに記帳する習慣がつきやすいです。
レシートを溜め込みがちだったのですが、スマホでサッと記録できるので、経費の計上漏れが減りました。UIも直感的で使いやすかったです。
5. 基本的なレポート機能による経営状況の把握
月ごとの収支や費用科目ごとの集計など、経営状況を把握するための基本的なレポート機能も利用できます。グラフなどで視覚的に表示されるため、数字が苦手な私でも分かりやすかったです。
「今月は交際費が多いな」とか「売上が先月より上がったな」といった気づきがあり、経営意識を持つきっかけになりました。
無料版(パーソナルミニプラン)の制限事項と注意点
便利な無料版ですが、やはり制限事項もあります。
これらを理解しておくことが重要です。
- 年間仕訳件数の上限: 前述の通り、年間50件までです。これを超えると新しい仕訳の登録ができなくなります。
- 金融機関連携数の上限: 連携できる口座やカードの数にも上限があります。(詳細な数は公式サイトでご確認ください)
- 一部機能の利用不可: 例えば、電話サポート、高度な経営分析レポート、複数名でのデータ共有、請求書作成機能の高度なカスタマイズなどは有料版の機能となります。
- チャットサポートの制限: 有料版に比べて、サポートの範囲や手段が限定される場合があります。基本はFAQやチャットボットでの対応になることが多いです。
年間仕訳50件は、月に換算すると約4件。副業やお小遣い程度の事業なら十分かもしれませんが、本格的に事業を行う場合はすぐに上限に達する可能性があります。その時は、事業が順調に成長している証拠と捉え、有料プランへのステップアップを検討する良い機会だと私は考えます。
無料版と有料版(パーソナルプランなど)の主な違い
では、無料版と有料版では具体的に何が違うのでしょうか。主な違いを表にまとめました。(※内容は変更される場合があるので、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください)
機能/項目 | パーソナルミニプラン(無料) | パーソナルプラン(有料) |
---|---|---|
年間仕訳件数 | 50件まで | 無制限 |
金融機関連携数 | 制限あり(例: 1件まで) | 無制限(プランによる) |
電話サポート | なし | あり |
チャットサポート | 限定的(AIチャットボット等) | オペレーター対応あり |
データ保存期間 | サービス提供期間中 | サービス提供期間中(より長期保証の場合あり) |
請求書作成 | 一部機能のみ | 全機能利用可能 |
※上記は一般的な比較であり、最新かつ詳細な情報は必ず公式サイトでご確認ください。
¥サポート体制は大きな違いですね。確定申告の時期は税務署も混み合いますし、ソフトの操作でつまずいた時にすぐに相談できる相手がいるのは心強いです。仕訳件数や連携数が増えてきたら、作業効率と安心感を買うという意味で、有料プランへの移行は非常に合理的だと思います。
マネーフォワード クラウド確定申告の無料版はこんな人におすすめ!
- 開業したばかりで取引が少ない個人事業主・フリーランスの方
- 月数件程度の収入・経費しかない副業を行っている方
- まずはクラウド会計ソフトの操作感を試してみたい方
- できるだけコストをかけずに確定申告を済ませたい初心者の方
- Excelでの帳簿付けに限界を感じ始めた方
¥私がまさに「開業したばかりで取引が少ない」「まずは操作感を試したい」「コストをかけたくない初心者」でした。無料版は、そんな私にとって最適なスタート地点でした。
無料版から有料版へのアップグレードは簡単?
はい、とても簡単です。
無料版で入力したデータは、有料版にアップグレードしてもそのまま引き継がれます。
面倒なデータ移行作業は必要ありません。
もし無料版を使っていて「もっと機能が欲しい」「仕訳件数の上限が来た」と感じたら、いつでもスムーズに有料プランへ移行できます。
事業が軌道に乗り始め、仕訳件数が増えてきたタイミングでパーソナルプランにアップグレードしました。手続きはオンラインで数分で完了し、データも問題なく引き継がれたので、業務が止まることなく移行できました。
まとめ:まずは無料版でマネーフォワード クラウド確定申告を体験しよう!
マネーフォワード クラウド確定申告の無料版(パーソナルミニプラン)は、制限こそあるものの、確定申告に必要な基本的な機能をしっかり備えており、「お試し」以上の価値があることをご理解いただけたかと思います。
特に、
- クラウド会計ソフトが初めての方
- 事業を始めたばかりで取引が少ない方
- コストを抑えたい方
にとっては、非常に魅力的な選択肢です。実際に使ってみて操作感を確認し、自分の事業規模や使い方に合っているかを見極めることができます。
「百聞は一見にしかず」と言います。まずは無料登録して、その便利さを体験してみてください。そこからあなたのビジネスに合った使い方を見つけていくのがおすすめです。
\まずは無料で試してみる!/
マネーフォワード クラウド確定申告 公式サイトはこちら
もし、マネーフォワード クラウド確定申告の機能全体や、有料版も含めたより詳しい情報を知りたい方は、こちらの「【完全ガイド】マネーフォワード クラウド確定申告とは?使い方・評判・料金まで個人事業主向けに徹底解説」もぜひご覧ください。
あなたの確定申告が、もっと楽になるヒントが見つかるはずです。