moomoo証券 vs SBI証券！米国株の手数料・取扱銘柄・アプリを7項目で徹底比較

米国株投資への関心が高まる中、多くの投資家が証券会社選びで悩んでいます。

特に、最先端の機能で注目を集める「moomoo証券」と、国内最大手で安心感のある「SBI証券」は、比較検討の筆頭に挙がるでしょう。

「手数料はどちらが安いの？」

「アプリの使いやすさはどう違う？」

「結局、自分にはどちらが合っているんだろう？」

この記事では、そんな疑問を抱えるあなたのために、moomoo証券とSBI証券を7つの重要な項目で徹底的に比較・解説します。

2025年11月時点の最新情報をもとに、それぞれの強みと弱みを明確にし、あなたの投資スタイルに最適な一社を見つけるお手伝いをします。

moomoo証券とSBI証券の比較サマリー

まずは、今回比較する7つの項目について、結論を一覧表にまとめました。各項目でどちらが優れているかをひと目で確認できます。

このサマリーからも分かる通り、コストの安さ、豊富な銘柄数、アプリの機能性を重視するならmoomoo証券が、為替手数料の安さと国内での圧倒的な実績・安心感を求めるならSBI証券が有力な選択肢となります。次章からは、各項目をさらに詳しく掘り下げていきましょう。

【徹底比較1】手数料（取引手数料・為替手数料）

投資のパフォーマンスに直結する手数料は、証券会社選びで最も重要な要素の一つです。ここでは「取引手数料」と「為替手数料」の2つに分けて比較します。

取引手数料はmoomoo証券が優位

2025年11月時点、米国株の取引手数料において、moomoo証券は非常に強力なキャンペーンを展開しており、実質的に業界最安水準となっています。SBI証券も手数料無料の範囲を拡大していますが、moomoo証券のコストメリットは、特に取引回数が多いアクティブトレーダーにとって大きな魅力です。

• moomoo証券: 約定代金の0.088%（上限なし）。ただし、キャンペーンにより実質無料になる期間が多い。
• SBI証券: 約定代金の0.495%（上限22米ドル）。こちらも無料条件があるが、moomoo証券ほどではない。

私の視点:
短期的な売買を繰り返すスタイルや、少額からコツコツ投資を始めたい方にとって、取引手数料の差は無視できません。moomoo証券の「手数料の安さ」は、投資戦略の自由度を格段に高めてくれる武器になると感じています。

為替手数料はSBI証券に軍配

一方で、日本円と米ドルを交換する際に発生する為替手数料は、SBI証券が有利です。特に、住信SBIネット銀行と連携することで、為替手数料は1ドルあたりわずか6銭に抑えられます。

• moomoo証券: 1ドルあたり25銭。
• SBI証券: 1ドルあたり25銭。ただし、住信SBIネット銀行経由なら6銭。

頻繁に円とドルを交換する方や、大きな金額を一度に入金する方にとっては、SBI証券と住信SBIネット銀行の組み合わせが最もコストを抑えられます。

【徹底比較2】取扱銘柄数と24時間取引

投資機会の幅広さは、取扱銘柄数に左右されます。また、取引できる時間の長さも重要なポイントです。

取扱銘柄数はmoomoo証券が豊富

moomoo証券は、7,000銘柄以上の米国株を取り扱っており、新興企業や話題のIPO銘柄もいち早く取引できることが多いのが特徴です。一方、SBI証券も6,000銘柄以上と十分なラインナップを誇りますが、より多様な投資先にアクセスしたいのであれば、moomoo証券に分があります。

• moomoo証券: 7,000銘柄以上。大型株から小型株、IPO銘柄まで幅広くカバー。
• SBI証券: 6,000銘柄以上。主要な大型株やETFを中心に充実。

24時間取引の有無が大きな違い

moomoo証券の最大の特徴の一つが、米国株の24時間取引に対応している点です。これにより、日本時間の昼間でも、米国市場の動向を見ながらリアルタイムで取引が可能です。重要な経済指標の発表時や、決算発表後に素早く対応できるのは、大きなアドバンテージと言えるでしょう。

SBI証券は、プレマーケットやアフターマーケットには対応していますが、24時間取引はできません。日中の取引機会を重視する方にとっては、moomoo証券が唯一無二の選択肢となります。

【徹底比較3】取引アプリの機能性と使いやすさ

スマートフォンでの取引が主流となった今、アプリの使いやすさは証券会社の評価を大きく左右します。この点において、moomoo証券とSBI証券のアプリは思想が大きく異なります。

「分析ツール」としてのmoomoo証券アプリ

moomoo証券のアプリは、単なる取引ツールではありません。「プロ級の投資分析プラットフォーム」と呼ぶのがふさわしいでしょう。詳細なテクニカル分析が可能なチャート機能、企業の財務データをビジュアルで確認できる機能、機関投資家の動向、さらにはAIがサポートするニュースフィードまで、情報収集から分析、取引までがワンストップで完結します。

私の視点:
私自身、moomoo証券のアプリを情報収集ツールとして毎日活用しています。特に、チャート上に決算発表の履歴や配当情報を表示できる機能は、ファンダメンタルズとテクニカルを融合させた分析に非常に役立ちます。これは、他の証券会社のアプリにはない、moomoo証券ならではの強みです。

「堅実な取引ツール」としてのSBI証券アプリ

SBI証券のアプリは、長年の実績に裏打ちされた、堅実で安定感のある作りが特徴です。必要な機能がシンプルにまとまっており、初心者でも直感的に操作できます。派手さはありませんが、「買う」「売る」といった基本的な操作で迷うことはないでしょう。長年多くの個人投資家に使われてきた安心感があります。

まとめ：あなたの投資スタイルに合うのはどっち？

moomoo証券とSBI証券、どちらも優れた証券会社ですが、強みとする部分が異なります。最後に、どのような方にそれぞれが向いているかをまとめます。

▼moomoo証券がおすすめな人

• とにかく取引コストを安く抑えたい人
• IPO銘柄や小型株など、幅広い米国株に投資したい人
• 高度な分析ツールや豊富な情報を活用して、データに基づいた投資をしたい人
• 日本時間の昼間にもアクティブに米国株を取引したい人

▼SBI証券がおすすめな人

• 国内最大手という圧倒的な安心感を重視する人
• すでに住信SBIネット銀行の口座を持っており、為替手数料を最安にしたい人
• シンプルで分かりやすい操作性を求める人
• NISA口座での長期的な資産形成を主軸に考えている人

最終的にどちらを選ぶかは、あなたの投資スタイル次第です。もし、moomoo証券の革新的な機能や手数料の安さに少しでも魅力を感じたなら、まずは口座を開設して、その使い心地を試してみてはいかがでしょうか。

moomoo証券の評判や、より詳細な機能については、以下の記事で網羅的に解説していますので、ぜひ参考にしてください。

» 【2025年最新】moomoo証券の評判・口コミを徹底解説！口座開設前に知るべきメリット・デメリットを完全網羅

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