海外旅行や出張、留学などで現地通貨が必要になったとき、どのようにお金を準備していますか?
「クレジットカードだけじゃ不安だから、現金も用意したい」
「でも、両替所の手数料が高すぎる…」
「ATMで現地通貨を引き出したいけど、どのカードがお得なの?」
このような悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。
実は、海外で使えるデビットカードを上手に選べば、為替手数料やATM手数料を大幅に節約できるんです。
この記事では、海外で使えるデビットカードの選び方から、知らないと損する手数料の仕組み、そして最新の海外送金サービスまで、詳しく解説していきます。
海外でデビットカードを使うメリットとは?
海外でデビットカードを使うメリットは大きく3つあります。
1. 即座に自分の口座から引き落とされる安心感
クレジットカードと違い、デビットカードは使った瞬間に自分の口座から引き落とされます。使いすぎの心配がなく、予算管理がしやすいのが特徴です。
2. 現地ATMで現地通貨を引き出せる
世界中のATMで現地通貨を引き出せるため、両替所を探す手間が省けます。また、必要な分だけ引き出せるので、大金を持ち歩くリスクも軽減できます。
3. 年会費無料のカードが多い
多くのデビットカードは年会費無料で発行できるため、海外旅行の頻度が少ない方でも気軽に持てます。
知らないと損!海外利用時の手数料の仕組み
海外でデビットカードを使う際、以下の手数料がかかることがあります。
為替手数料(海外事務手数料)
日本円から外貨への両替時にかかる手数料です。一般的なデビットカードでは、利用金額の1.6%~3.0%程度が上乗せされます。
例:1万円分の買い物をした場合、手数料3%なら300円の追加コストが発生
海外ATM利用手数料
現地ATMで現金を引き出す際にかかる手数料です。1回あたり110円~220円程度が一般的ですが、カードによっては無料の場合もあります。
現地ATM設置手数料
ATMを設置している現地の銀行が徴収する手数料です。国や銀行によって異なりますが、200円~500円程度かかることがあります。
海外で使えるデビットカードの選び方5つのポイント
1. 為替手数料の低さをチェック
最も重要なのは為替手数料の低さです。1.6%と3.0%では、10万円利用時で1,400円もの差が生まれます。長期滞在や頻繁な利用を考えている方は、特に注意が必要です。
2. ATM手数料の有無を確認
現地でよく現金を使う国に行く場合は、ATM手数料が無料または安いカードを選びましょう。東南アジアなどでは、まだ現金決済が主流の地域も多いです。
3. 利用可能な国際ブランドを確認
VISAまたはMastercardのデビットカードなら、世界中のほとんどの国で利用できます。JCBは日本人観光客の多い地域では使えますが、欧米では利用できない場合があります。
4. セキュリティ機能の充実度
不正利用補償や、利用通知機能、カード利用の一時停止機能など、セキュリティ面も重要です。海外では特にスキミングなどのリスクも考慮する必要があります。
5. サポート体制の確認
24時間対応の日本語サポートがあるかどうかも確認しましょう。トラブル時に日本語で相談できることは、海外では特に心強いです。
一般的なデビットカードの手数料比較
日本の主要銀行のデビットカードの手数料を比較してみましょう。
銀行名 | 為替手数料 | ATM手数料 |
---|---|---|
三菱UFJ銀行 | 3.05% | 110円/回 |
三井住友銀行 | 3.05% | 110円/回 |
みずほ銀行 | 3.40% | 110円/回 |
楽天銀行 | 3.08% | 無料 |
住信SBIネット銀行 | 2.50% | 無料 |
このように、メガバンクよりもネット銀行の方が手数料が安い傾向にあります。しかし、実はもっとお得な選択肢があるんです。
海外送金も考えるなら知っておきたい新サービス
海外旅行だけでなく、海外送金や海外のオンラインショッピングも考えている方には、従来の銀行とは全く異なるアプローチのサービスがあります。
それが、世界中で1,600万人以上が利用しているWISE(ワイズ)というサービスです。
WISEとは?
WISEは、イギリス発の国際送金・多通貨口座サービスです。従来の銀行とは異なり、実際の為替レート(ミッドマーケットレート)で両替できるのが最大の特徴です。
銀行が独自に設定する為替レートには、通常2-4%の手数料が含まれていますが、WISEではこの「隠れた手数料」がありません。
WISEデビットカードの驚きの手数料体系
WISEは単なる送金サービスではなく、デビットカードも発行しています。その手数料体系は、従来のデビットカードとは一線を画しています。
為替手数料:わずか0.43%~
一般的なデビットカードの為替手数料が3%前後なのに対し、WISEは通貨により0.43%~1.0%程度。10万円利用時なら、2,000円以上の節約になります。
ATM手数料:月2回まで無料
月額3万円相当まで、2回まで無料でATMから現金を引き出せます。3回目以降も1回あたり70円と、一般的なカードより安価です。
マルチ通貨口座で事前両替も可能
WISEの口座には50以上の通貨を保有でき、レートが良いタイミングで事前に両替しておくことも可能です。
実際の節約例:1週間の海外旅行で比較
実際に1週間の海外旅行で、一般的なデビットカードとWISEを使った場合の手数料を比較してみましょう。
【想定利用シーン】
- ショッピング:5万円相当
- レストラン:3万円相当
- 現金引き出し:2万円相当(2回)
- 合計:10万円相当
【手数料比較】
一般的なデビットカード(手数料3%の場合)
- 為替手数料:10万円 × 3% = 3,000円
- ATM手数料:220円 × 2回 = 440円
- 合計手数料:3,440円
WISE(手数料0.6%の場合)
- 為替手数料:10万円 × 0.6% = 600円
- ATM手数料:0円(月2回まで無料)
- 合計手数料:600円
なんと、2,840円もの差が生まれます!年に数回海外に行く方なら、年間1万円以上の節約も可能です。
WISEデビットカードがおすすめな人
WISEデビットカードは、特に以下のような方におすすめです。
1. 年に複数回海外に行く方
手数料の差額が大きいため、利用頻度が高いほどメリットが大きくなります。
2. 海外のオンラインショッピングをよく利用する方
Amazon.comやeBayなど、海外のECサイトでの買い物でも手数料を節約できます。
3. 海外送金の機会がある方
留学中の子供への送金、海外の家族への仕送り、海外投資など、送金ニーズがある方には特におすすめです。
4. フリーランスで海外クライアントがいる方
海外からの報酬受け取りも、WISEなら手数料を大幅に節約できます。
WISEを始めるには?
WISEの利用を始めるには、まず個人口座の開設が必要です。オンラインで簡単に申し込みができ、本人確認書類をアップロードすれば、数日で口座開設が完了します。
詳しい登録方法や初めての海外送金の手順については、WISE完全ガイド記事で画像付きで詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
デビットカード選びの注意点
最後に、海外で使うデビットカードを選ぶ際の注意点をまとめておきます。
1. 利用限度額の確認
海外ATMでの1日の引き出し限度額や、決済限度額を事前に確認しておきましょう。必要に応じて、限度額の引き上げ申請をしておくことをおすすめします。
2. 予備のカードも準備
万が一のトラブルに備えて、複数のカードを用意しておくことが大切です。メインカードとサブカード、できれば異なる国際ブランドのものを持っていくと安心です。
3. 利用通知の設定
不正利用を早期発見するため、利用通知メールやアプリ通知を必ず設定しておきましょう。
4. 緊急連絡先の控え
カード紛失時の連絡先は、スマートフォンだけでなく、紙にも控えておくことをおすすめします。
まとめ:賢いデビットカード選びで海外旅行をもっとお得に
海外で使えるデビットカードは、選び方次第で手数料を大幅に節約できます。特に為替手数料は、利用金額が大きくなるほど差が顕著になるため、慎重に選ぶ必要があります。
従来の銀行のデビットカードも便利ですが、より手数料を抑えたい方には、WISEのような新しいサービスも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
特に、海外送金のニーズもある方や、頻繁に海外に行く方には、WISEのマルチ通貨口座とデビットカードの組み合わせが、大きな節約につながるでしょう。
海外旅行や出張、留学など、様々なシーンで活躍するデビットカード。この記事を参考に、あなたにぴったりの1枚を見つけて、海外での支払いをもっとスマートに、お得にしてくださいね。
WISEについてもっと詳しく知りたい方は、【完全ガイド】WISE個人口座の登録から初めての海外送金まで徹底解説!手数料を抑えるコツも紹介をご覧ください。実際の画面を見ながら、step by stepで登録方法を確認できます。
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