海外との取引が増える中で、「海外送金の手数料が高い」「手続きが煩雑で時間がかかる」「為替レートが不透明」といった悩みを抱える法人や個人事業主の方は多いのではないでしょうか。
従来の銀行を通じた国際送金は、高額な手数料や不利な為替レート(隠れコスト)が発生しがちで、ビジネスの利益を圧迫する要因にもなりかねません。
そんな悩みを解決するのが、革新的な国際送金サービスを提供する「WISE(ワイズ)」の法人向けアカウント「WISE Business」です。
この記事では、WISE Businessアカウントの全貌を徹底解説。
なぜ多くのビジネスオーナーに選ばれているのか、その具体的なメリットから、アカウント登録、そして実際に海外(クロスカレンシー)送金を完了させるまでの手順まで、網羅的にご紹介します。
この記事を読めば、あなたもWISE Businessを活用して、海外送金コストを大幅に削減し、よりスムーズで効率的な国際取引を実現できるようになります。
WISE Businessとは?ビジネス向けに最適化された国際金融サービス
WISE(旧TransferWise)は、「透明性の高い手数料」「リアルな為替レート(ミッドマーケットレート)」を掲げ、国際送金のあり方を変革してきたフィンテック企業です。
そのWISEが提供する法人・個人事業主向けのアカウントがWISE Businessです。個人アカウントの利便性はそのままに、ビジネス特有のニーズに応える機能が追加されています。
WISE Businessの主な機能
- 低コストな海外送金: 銀行と比較して最大19倍安くなることも。透明性の高い手数料体系が特徴です。
- 複数通貨口座(マルチカレンシー口座): USD、EUR、GBPなど主要10通貨の現地口座情報を取得でき、海外からの支払いを現地通貨で手数料無料で受け取れます。50以上の通貨を保有・両替可能です。
- WISEデビットカード: 保有する通貨で直接決済でき、海外出張や経費支払いに便利です。有利なレートで外貨決済が可能です。
- 一括支払い機能: 最大1,000件までの支払いを一度にアップロードして送金できます。給与支払いや請求書処理の効率化に貢献します。
- API連携: 会計ソフト(freee、弥生会計など)と連携し、取引履歴の自動同期などが可能です。
なぜWISE Businessを選ぶべきか?5つの圧倒的メリット
数ある海外送金サービスの中で、なぜWISE Businessが多くのビジネスに選ばれるのでしょうか?
その主な理由を5つのメリットとして解説します。
メリット1: 劇的に安い!透明性の高い送金手数料
WISE Business最大の魅力は、なんと言ってもその手数料の安さです。従来の銀行では、送金手数料に加えて、為替レートに「隠れコスト」と呼ばれる手数料が上乗せされることが一般的でした。
しかし、WISEは常に実際の為替レート(ミッドマーケットレート)を使用し、手数料は「固定手数料」と「変動手数料(送金額に対する割合)」のみ。送金前にいくらかかるかが明確に表示されるため、安心して利用できます。
例:日本からアメリカへ100万円を送金する場合(シミュレーション)
- 一般的な銀行: 数千円の送金手数料 + 為替手数料(レートに含まれる)= 合計で数万円かかるケースも
- WISE Business: 数百円の固定手数料 + 約0.6%程度の変動手数料 = 合計で約6,000円〜7,000円程度(※レートや通貨ペアにより変動します)
このように、送金額が大きくなるほど、銀行との手数料差は歴然となります。
メリット2: 速い!迅速な送金スピード
ビジネスにおいて、支払いのスピードは非常に重要です。WISEは独自の送金ネットワーク(各国内の銀行口座を活用)により、従来のSWIFTネットワークを利用する銀行送金よりも格段に速い送金を実現しています。
多くの主要通貨では、送金手続き完了後、即日または翌営業日には相手の口座に着金します。送金ステータスはオンラインでリアルタイムに追跡可能です。
メリット3: 便利!複数通貨の受け取り・管理がこれ一つで
海外からの売上や支払いを受け取る際に便利なのが複数通貨口座(マルチカレンシー口座)です。
米ドル(USD)、ユーロ(EUR)、英ポンド(GBP)、豪ドル(AUD)など、主要10通貨について、あたかも現地の銀行口座を持っているかのように口座情報を取得できます。これにより、海外の取引先は国内送金と同じようにあなたのWISE口座へ振り込むことができ、受け取り手数料は無料です。
受け取った外貨は、有利なミッドマーケットレートでいつでも日本円や他の通貨に両替したり、そのまま保有したり、WISEデビットカードで利用したりできます。
メリット4: 簡単!使いやすいインターフェースと高い透明性
WISE Businessのサービスは、すべてオンライン(ウェブサイトまたはアプリ)で完結します。銀行の窓口に行く必要はありません。
インターフェースは直感的で分かりやすく、送金シミュレーションではリアルタイムの為替レートと手数料が明確に表示されます。いつ、いくら送金して、相手にいくら届くのかが一目瞭然なため、安心して取引を進められます。
メリット5: 安心!万全のセキュリティと信頼性
WISEは、サービスを提供する各国の金融当局によって認可・監督されています。日本では、関東財務局から第二種資金移動業者として登録されており、日本の法律に基づいた厳格な規制のもとで運営されています。
顧客の資金は、会社の運転資金とは別に、信頼性の高い金融機関で分別管理(セーフガーディング)されており、万が一の場合でも保護される仕組みになっています。また、2段階認証などの高度なセキュリティ対策も導入されています。
WISE Businessの手数料体系を徹底解説
WISE Businessの手数料は非常にシンプルですが、改めて整理しておきましょう。
- 送金手数料:
- 固定手数料: 通貨ペアごとに設定された少額の固定料金(例: 日本円からの送金で数十円〜数百円程度)。
- 変動手数料: 送金額に対してかかるパーセンテージ(例: 日本円から米ドルへの送金で約0.6%程度)。
- 送金前に合計手数料が明確に表示されます。
- 両替手数料: 複数通貨口座内で異なる通貨に両替する際にかかる手数料。送金時と同様、ミッドマーケットレートが適用され、低い変動手数料がかかります。
- 海外からの受け取り手数料: 主要10通貨(USD、EUR、GBPなど)の口座情報を使った受け取りは無料です。(※USDの電信送金(Wire)受け取りには少額の手数料がかかります)
- WISEデビットカード手数料:
- カード発行手数料: 少額かかります。
- 外貨決済手数料: 保有している通貨での決済は無料。保有していない通貨で決済する場合は、自動で最も有利な保有通貨から両替され、低い両替手数料がかかります。
- ATM出金: 月2回、合計30,000円相当までの出金は無料。それ以降は手数料がかかります。
重要なのは、銀行のように為替レートに隠れたコストがなく、常にミッドマーケットレートが適用される点です。これが、WISEが「安い」と言われる最大の理由の一つです。
WISE Businessアカウント登録 完全ガイド
WISE Businessアカウントの登録はオンラインで完結します。以下のステップに従って進めましょう。
準備するもの:
- メールアドレス
- 事業情報(法人名/屋号、住所、事業内容、法人番号など)
- 代表者および実質的支配者(株主など)の本人確認書類(運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなど)
- (法人の場合)登記簿謄本など、事業の存在を証明する書類が必要になる場合があります。
登録手順:
- WISE公式サイトへアクセス: WISEのウェブサイトにアクセスし、「法人アカウント」または「ビジネス」の登録ページに進みます。
>>WISE Businessアカウントの無料登録はこちらから - メールアドレスとパスワードの設定: ビジネス用のメールアドレスとパスワードを設定します。
- 事業タイプの選択: 「法人」または「個人事業主/フリーランス」を選択します。
- 事業情報の入力: 画面の指示に従い、法人名(または屋号)、事業所の住所、法人番号(法人の場合)、事業内容などを正確に入力します。
- 代表者情報の入力: アカウントを利用する代表者の氏名、生年月日、住所などを入力します。
- 本人確認(代表者): スマートフォンアプリまたはウェブカメラを使用して、本人確認書類のアップロードと顔写真の撮影を行います。画面の指示に従ってください。
- 実質的支配者の情報入力と本人確認(該当する場合): 法人の場合、議決権の25%超を直接または間接に保有する個人(実質的支配者)の情報入力と本人確認が必要になる場合があります。
- 事業内容に関する追加情報の提出(必要な場合): 事業内容によっては、追加の質問に回答したり、事業の存在を証明する書類(登記簿謄本、ウェブサイトURL、請求書サンプルなど)の提出を求められたりすることがあります。
- 登録申請の完了と承認待ち: すべての情報入力と書類提出が完了すると、WISEによる審査が行われます。通常、数営業日以内に審査結果がメールで通知されます。
注意点:
- 入力情報は正確に、書類は鮮明なものを提出しましょう。不備があると審査に時間がかかる場合があります。
- 本人確認手続きは、指示に従って落ち着いて行いましょう。
WISE Businessでクロスカレンシー送金を完了させる手順
アカウントが無事に承認されたら、いよいよ海外送金(クロスカレンシー送金)を実行してみましょう。
ここでは、日本円からアメリカドル(USD)を送金する例で手順を解説します。
- WISE Businessへログイン: 登録したメールアドレスとパスワードでWISE Businessアカウントにログインします。
- 「送金する」を選択: ダッシュボード(ホーム画面)にある「送金する」ボタンをクリックします。
- 送金額と通貨の選択:
- 「あなたが送金する額」に日本円で送りたい金額を入力するか、「受取人が受け取る額」に相手に届けたいUSDの金額を入力します。
- 送金元通貨が「JPY」、送金先通貨が「USD」になっていることを確認します。
- この画面で、適用されるリアルタイムの為替レート、手数料、そして相手が受け取る正確な金額、着金予定日が自動計算され、明確に表示されます。内容をしっかり確認しましょう。
- 受取人の選択:
- 初めて送る相手の場合は「新しい受取人を追加する」を選択します。
- 送金先の種類(自分自身、他の誰か、法人/慈善団体)を選択します。
- 相手の氏名(または法人名)、メールアドレス(任意)、そして銀行口座情報(米国の場合は口座名義、ルーティングナンバー、口座番号など)を正確に入力します。入力項目は送金先の国・通貨によって異なります。
- 送金目的の選択: ドロップダウンメニューから送金の目的(例: 商品やサービスの支払い、給与、家族への送金など)を選択します。
- 送金内容の確認: 送金額、手数料、レート、受取人情報、着金予定日など、すべての情報が正しいか最終確認します。
- 入金方法の選択と実行: WISEへ送金資金を入金する方法を選択します。主な方法は以下の通りです。
- 銀行振込: 表示されるWISE名義の日本の銀行口座へ、指定された金額を振り込みます。振込手数料は自己負担です。最も一般的な方法です。
- デビットカード/クレジットカード: カード情報を入力して即時に入金できますが、カード会社の手数料が別途かかる場合があります。
選択した方法で、WISEへの入金を完了させてください。銀行振込の場合は、振込名義人に会員番号を含めるなど、指示に必ず従ってください。
- 送金完了と追跡: WISEがあなたの入金を確認すると、自動的に両替と送金手続きが開始されます。送金状況はWISEのウェブサイトやアプリでリアルタイムに追跡できます。通常、予定通りに相手の口座へ着金します。着金が完了するとメールで通知が届きます。
これでクロスカレンシー送金は完了です!
驚くほど簡単でスピーディー、そして低コストであることを実感できるはずです。
WISE Businessをさらに活用するヒント
WISE Businessは海外送金以外にも、ビジネスを効率化する便利な機能がたくさんあります。
- 海外売上の受け取り: 複数通貨口座を使って、海外クライアントからの支払いを現地通貨で直接、手数料無料で受け取りましょう。請求書発行も可能です。
- 経費精算の効率化: WISEデビットカードを使えば、海外出張時の支払いや海外サービスへのサブスクリプション料支払いなどを、有利なレートで簡単に行えます。経費管理も楽になります。
- 一括支払い: 海外の従業員への給与支払いや、複数のサプライヤーへの支払いを、CSVファイルをアップロードするだけで一度に処理できます。時間と手間を大幅に削減できます。
- 会計ソフト連携: freeeや弥生会計などの会計ソフトとAPI連携すれば、WISEでの取引履歴が自動で同期され、経理業務の負担が軽減されます。
よくある質問 (FAQ)
- Q1: 個人アカウントとの違いは何ですか?
- A1:基本的な送金機能は同じですが、Businessアカウントには複数通貨口座の受け取り機能(主要10通貨)、一括支払い、API連携、複数ユーザー管理(近日提供予定の機能も含む)など、ビジネス向けの機能が追加されています。事業目的での利用はBusinessアカウントが必要です。
- Q2: 本当に安全ですか?
- A2: はい、WISEは各国の金融当局の規制下にあり、日本では関東財務局の監督を受けています。顧客資金は分別管理されており、高度なセキュリティ対策も講じられています。世界中で数百万のユーザーに利用されている信頼性の高いサービスです。
- Q3: 送金上限額はありますか?
- A3: 日本円からの送金は、1回あたり100万円が上限です。ただし、本人確認の状況や送金先の国・通貨によって上限額は異なる場合があります。高額送金が必要な場合は、事前にWISEのヘルプセンターで確認することをおすすめします。
- Q4: どの通貨に対応していますか?
- A4: 50以上の通貨を送金・保有でき、主要10通貨は現地口座情報付きで受け取り可能です。対応通貨は順次拡大しています。詳細はWISEのウェブサイトで確認できます。
- Q5: サポート体制はどうなっていますか?
- A5: ヘルプセンター(FAQ)が充実しているほか、メールや電話での問い合わせも可能です(日本語対応あり)。
まとめ:海外送金の悩みはWISE Businessで解決!今すぐ始めよう
WISE Businessは、従来の銀行送金が抱えていた「高い手数料」「不透明なレート」「遅いスピード」「煩雑な手続き」といった課題を解決する、画期的なサービスです。
圧倒的な低コスト、迅速な送金、複数通貨の簡単な管理、高い透明性と安全性といったメリットにより、海外と取引のあるすべての法人・個人事業主にとって、強力な味方となるでしょう。
アカウント登録はオンラインで簡単に行え、最初の送金からそのメリットを実感できるはずです。海外送金のコストと手間を削減し、あなたのビジネスをさらに成長させるために、ぜひWISE Businessの導入を検討してみてください。
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