「急な海外送金が必要になった！WISE（ワイズ）ならすぐ使える？」
「口座開設って、手続きが面倒で時間がかかりそう…」
お得で便利な海外送金サービスとして人気のWISEですが、いざ使おうと思った時に気になるのが、利用開始までにかかる時間ではないでしょうか。
特に、支払い期日が迫っている場合など、「即日利用」が可能かどうかは非常に重要なポイントです。
この記事では、WISEの口座開設にかかる時間の全体像から、手続きを最速で終わらせるためのコツ、そして即日利用の可能性について、分かりやすく徹底解説します。
この記事を読めば、WISEの利用開始までの流れを正確に把握し、スムーズに手続きを進めることができます。
WISE口座開設にかかる時間の全体像【結論】
まず結論からお伝えすると、WISEの口座開設にかかる時間は、以下のようになります。
- アカウント情報の入力自体：約5分～10分で完了します。
- 最も時間がかかるのは「本人確認（KYC）」の審査時間です。
- 本人確認の審査時間：最短で数時間、通常は1～3営業日が目安です。
つまり、申し込み手続きはすぐに終わりますが、実際に全ての機能が使えるようになるまでには、本人確認の審査を待つ必要があるということです。運が良ければ即日で完了することもありますが、「数営業日はかかる可能性がある」と考えておくのが現実的です。WISEの公式サイトでも、本人確認には通常2営業日ほどかかると案内されています。
独自の視点：なぜ「本人確認」に時間がかかるのか？
「なぜそんなに待つの？」と思うかもしれませんが、この本人確認は、日本の「犯罪による収益の移転防止に関する法律」に基づいて行われる、非常に重要なプロセスです。マネーロンダリングやテロ資金供与といった不正行為を防ぎ、ユーザー自身を詐欺などの金融犯罪から守るためのものです。つまり、この審査時間は、WISEが法律を遵守し、安全なサービスを提供している証でもあるのです。
WISE口座開設の3つのステップと所要時間
口座開設の具体的な流れと、それぞれのステップにかかる時間の目安を見ていきましょう。
ステップ1：アカウント登録（所要時間：約2分）
WISEの公式サイトにアクセスし、メールアドレスの登録、パスワードの設定、居住国の選択などを行います。GoogleやFacebook、Appleのアカウントを使って登録することもでき、非常に簡単です。
ステップ2：個人情報の入力（所要時間：約3分）
氏名、生年月日、住所、電話番号といった個人情報を入力します。この際、後ほど提出する本人確認書類の情報と一字一句同じになるように、正確に入力することが重要です。ここで入力ミスがあると、後の本人確認で差し戻しとなり、余計な時間がかかってしまいます。
ステップ3：本人確認手続き（所要時間：入力約5分＋審査時間）
ここが最大のポイントです。画面の指示に従い、本人確認書類のアップロードと顔写真（セルフィー）の撮影を行います。
【日本在住の場合、主な本人確認書類】
- マイナンバーカード（個人番号カード）：推奨。カードの両面を撮影。
- 日本の運転免許証：両面を撮影。
- 在留カード：両面を撮影（外国籍の方）。
- 2020年2月以前に発行された日本のパスポート：顔写真ページと住所記載ページを撮影。
書類の撮影とセルフィー撮影自体は数分で終わりますが、この後、WISE側での審査が始まり、承認されるまで待つことになります。
WISEの本人確認を最速で終わらせるための4つのコツ
審査時間を少しでも短縮し、スムーズに承認を得るためには、以下のポイントを必ず守りましょう。
- とにかく鮮明な画像を提出する：これが最も重要です。審査でNGになる原因のほとんどは画質の問題です。
- NG例：光が反射して文字が見えない、指が写り込んでいる、全体がぼやけている、書類の一部が切れている。
- OK例：明るい場所で、書類を平らな場所に置いて真上から撮影する。スマホのカメラレンズは事前に拭いておく。
- 入力情報と書類情報を完全一致させる：住所の表記（「1-2-3」と「1丁目2番3号」など）や氏名の漢字など、完全に入力情報と書類の情報が一致しているか確認しましょう。
- マイナンバーカードを利用する：マイナンバーカードは、それ1枚で本人確認とマイナンバーの確認が完了するため、手続きが最もスムーズに進む傾向があります。持っている方はマイナンバーカードの利用を強くおすすめします。
- 平日の日中に申し込む（気休め程度に）：審査はシステムと人の両方で行われます。あくまで一般的な傾向ですが、申し込みが集中する週末や夜間より、平日の営業時間内に申し込んだ方が、比較的早く処理が進む可能性があります。
結論：「即日利用」は可能？
「では、結局のところ即日利用はできるの？」という問いに対しては、「可能ではあるが、保証はできない」というのが正直な答えです。
平日の午前中に、完璧な書類を提出し、WISEの審査体制が混み合っていなければ、その日のうちに本人確認が完了し、即日送金機能が使えるようになる可能性は十分にあります。しかし、少しでも不備があったり、審査が混み合っていたりすると、翌営業日以降にずれ込むことになります。
したがって、最も賢明な方法は、「海外送金が必要になることが分かった時点で、すぐに、そして余裕を持って申し込んでおく」ことです。「明日までに送金が必要！」という状況になってから慌てて申し込むと、間に合わないリスクがあります。
WISEの口座開設、今すぐ始めよう！
WISEの口座開設にかかる時間のイメージは掴めましたでしょうか。「思ったより簡単そう」「早めに準備しておこう」と感じた方は、ぜひ以下の完全ガイドを参考にして、口座開設手続きを始めてみてください。実際の画面キャプチャ付きで、ステップごとに丁寧に解説しているので、初めての方でも迷うことなく進められます。
【完全ガイド】WISE個人口座の登録から初めての海外送金まで徹底解説！手数料を抑えるコツも紹介
まとめ：WISEの口座開設は簡単！でも準備は早めが吉！
WISEの口座開設手続き自体は、わずか10分程度で完了するほど簡単です。しかし、実際にサービスを利用するには、数時間から数営業日かかる本人確認の審査をクリアする必要があります。
「即日利用」は可能ですが、確実ではありません。海外送金の予定がある方は、ぜひこの記事を参考に、余裕を持ったスケジュールでWISEのアカウント登録を済ませておくことを強くお勧めします。早めに準備しておけば、いざという時に慌てることなく、WISEの便利でお得なサービスを最大限に活用できます。