「マネーフォワード クラウド確定申告」(以下、MFクラウド)の銀行口座やクレジットカード連携機能は、日々の会計業務を劇的に効率化してくれる、まさに「神機能」です。
しかし、その一方で、「インターネット上に銀行のログインIDやパスワードを預けて本当に大丈夫?」「大切な事業のお金の情報が漏れたりしない?」といったセキュリティに関する不安を感じる方も少なくないでしょう。
大切な事業データを預けるのですから、そのように慎重になるのは当然のことです。
かくいう私も、IT業界に身を置いていた経験から、新しいクラウドサービスを利用する際には、そのセキュリティ対策を必ずチェックするようにしています。
この記事では、MFクラウドがどのようなセキュリティ対策を講じているのか、なぜ安心して利用できると言えるのか、その仕組みと根拠を、元ITエンジニアとしての視点も交えながら分かりやすく徹底解説します。
この記事を読めば、MFクラウドのセキュリティに対する不安が解消され、自信を持ってその便利な機能を活用できるようになるはずです。
なお、マネーフォワード クラウド確定申告がどんな便利な機能を持ち、なぜ多くの個人事業主に支持されているのか、その全体像については、まずこちらの完全ガイド「【完全ガイド】マネーフォワード クラウド確定申告とは?使い方・評判・料金まで個人事業主向けに徹底解説」をご覧ください。
セキュリティの重要性もより実感できるはずです。
結論:マネーフォワード クラウド確定申告は「金融機関レベル」のセキュリティ対策を講じている
まず、皆さんの不安に結論からお答えします。マネーフォワード クラウド確定申告は、メガバンクなどの金融機関が採用しているのと同等レベルの、非常に高度なセキュリティ対策を講じています。そのため、個人が自分のPCでExcelファイルを管理するよりも、遥かに安全な環境でデータを管理できると言えるでしょう。
では、具体的にどのような対策が取られているのか、4つの重要なポイントに分けて見ていきましょう。
【ポイント1】データ通信は全て「暗号化」!途中で盗み見られる心配はない?
皆さんがMFクラウドにログインしたり、データを入力したりする際のインターネット上の通信は、SSL/TLSという技術によって全て暗号化されています。これは、インターネットバンキングや大手通販サイトなどで標準的に使われている技術です。
私の独自の視点(たとえ話):「これは、皆さんが送る手紙を、普通のハガキではなく『特殊な鍵付きの金庫』に入れて送るようなものです。途中で誰かがその金庫を手に取っても、正しい鍵を持っていなければ中身を見ることはできません。MFクラウドとのデータのやり取りは、常にこの厳重な金庫で行われている、とイメージしてください。」
【ポイント2】銀行連携で預かる情報は「最小限」!不正な送金は原理的に不可能
これが銀行連携におけるセキュリティの最も重要なポイントです。MFクラウドがユーザーから預かるのは、主にその金融機関のウェブサイトに「ログインするためのIDとパスワード」のみです。
振込や出金といった実際の取引を実行するために必要な「取引パスワード」や「暗証番号」「ワンタイムパスワード」といった情報は、MFクラウドでは一切預かりません。そのため、万が一にも、MFクラウドを経由して不正に送金されるといったことは原理的に不可能です。MFクラウドができるのは、あくまで「明細を閲覧(参照)」することだけなのです。
私の独自の視点(たとえ話):「これは、誰かに『家の鍵』は預けるけれど、『金庫の鍵』は絶対に渡さない、という状況に似ています。家の鍵があれば中に入って部屋の様子(=口座の明細)を見ることはできますが、金庫(=預金)の中身を持ち出すことはできません。この仕組みが、安心して銀行連携機能を使える大きな理由です。」
【ポイント3】データは「厳重なデータセンター」で保管・管理されている
皆さんが入力した大切な会計データは、皆さんのPCの中ではなく、国内にある非常に厳重に管理されたデータセンターに保管されています。これらのデータセンターは、
- 24時間365日の有人監視体制
- 不正な侵入を防ぐためのファイアウォールなどの防御システム
- 災害や停電に備えた冗長化・バックアップ体制
といった、物理的にもシステム的にも最高レベルのセキュリティ対策が施されています。
私の独自の視点:「正直なところ、個人のPCがウイルスに感染したり、故障や盗難に遭ったりするリスクに比べれば、専門家が管理するデータセンターの方が比較にならないほど安全です。『クラウドにデータを置くのは不安』と感じる方もいるかもしれませんが、セキュリティの観点からは、むしろ『クラウドだからこそ安全』と言えるのです。」
【ポイント4】第三者機関による「お墨付き」!国際的なセキュリティ認証
マネーフォワードは、自社で「安全です」と言っているだけではありません。客観的な信頼性の証として、以下のような第三者機関による厳格な審査を経て、セキュリティに関する認証を取得しています。
- TRUSTe(トラストイー):個人情報の取り扱いに関する認証プログラム。
- ISO/IEC 27001 (ISMS):情報セキュリティマネジメントシステムに関する国際規格。
これらの認証は、マネーフォワードが情報セキュリティに対して高い意識と管理体制を持っていることの客観的な証明となります。
私たちユーザー側でできるセキュリティ対策も忘れずに!
MFクラウド側がどれだけ強固な対策を講じていても、私たちユーザー側のセキュリティ意識が低ければ、リスクは高まってしまいます。以下の対策は必ず行いましょう。
- 強力でユニークなパスワードの設定:推測されにくい複雑なパスワードを設定し、他のサービスとの使い回しは絶対に避けましょう。
- 二段階認証(2要素認証)の設定:ログイン時にID・パスワードに加えて、スマホアプリなどで生成される確認コードの入力を必須にする設定です。これを設定するだけで、不正ログインのリスクを劇的に下げることができます。強く推奨します。
- 公共Wi-Fi利用時の注意:カフェなどの誰でも使えるフリーWi-Fi環境では、重要な情報の入力やログインは避けるのが賢明です。
- 不審なメールやサイトに注意:MFクラウドを装ったフィッシング詐欺のメールやサイトにも注意し、安易にIDやパスワードを入力しないようにしましょう。ログインする際は、必ず公式サイトのブックマークからアクセスするなどの習慣をつけましょう。
私の独自の視点:「どんなに高性能な鍵が付いている家でも、住人が玄関のドアを開けっ放しにしていたら意味がありませんよね。サービス側の対策と、私たちユーザー側の基本的な対策。この両方が揃って初めて、セキュリティは本当に強固なものになります。」
まとめ:安心してマネーフォワード クラウドを活用し、会計業務を効率化しよう
マネーフォワード クラウド確定申告は、ユーザーの大切な情報を守るために、通信の暗号化、預かる情報の最小化、厳重なデータセンターでの保管、第三者認証の取得といった多重のセキュリティ対策を講じています。その仕組みを正しく理解し、私たちユーザー側も基本的な対策をしっかり行えば、非常に安全にその便利な機能を活用することができます。
セキュリティへの不安が解消されたら、次はMFクラウドがもたらす圧倒的な業務効率化を体験する番です。まずは無料プランから、その安心感と利便性を実感してみてください。
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