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freeeとWISE Businessを連携!経理自動化のメリット

海外との取引が増えてきたけれど、外貨建ての経理処理に毎月何時間も費やしていませんか?

為替レートの計算、仕訳の作成、領収書の管理…。

これらの作業を手作業で行うと、ミスが起きやすく、時間もかかります。

実は、クラウド会計ソフトのfreeeと、海外送金サービスのWISE Businessを連携させることで、これらの煩雑な作業を大幅に自動化できるのです。

本記事では、freeeとWISE Businessの連携方法から、実際に経理業務がどれだけ効率化されるのか、具体的な事例を交えながら詳しく解説します。

読み終わる頃には、あなたも今すぐ連携を始めたくなるはずです。

なぜfreeeとWISE Businessの連携が必要なのか?現代の経理課題を深掘り

グローバル化が進む現代のビジネスにおいて、海外取引は避けて通れない道となりました。しかし、多くの企業や個人事業主が直面するのが、外貨建て取引の経理処理という大きな壁です。

手作業による経理処理の3つの大きな問題

第一に、為替レートの変動による計算の複雑さがあります。例えば、月に10件の海外取引があったとして、それぞれの取引日の為替レートを調べ、日本円に換算し、正確に帳簿に記録する必要があります。1件あたり15分かかるとすると、それだけで2時間半もの時間を費やすことになります。

第二に、人為的ミスのリスクが常につきまといます。数字の転記ミス、為替レートの適用間違い、勘定科目の選択ミスなど、手作業が多ければ多いほど、ミスの可能性は高まります。税務調査で指摘を受ければ、修正申告や追徴課税のリスクもあります。

第三に、リアルタイムでの財務状況把握の困難さがあります。手作業での処理では、どうしてもタイムラグが生じます。月末にまとめて処理していると、現在の正確な財務状況を把握できず、適切な経営判断ができない可能性があります。

従来の解決策とその限界

これまで多くの企業は、Excelでの管理や専門の経理担当者の雇用で対応してきました。しかし、Excelでは自動化に限界があり、担当者の雇用はコストがかかります。中小企業や個人事業主にとって、月額数十万円の人件費は大きな負担です。

そこで注目されているのが、クラウド会計ソフトと海外送金サービスの連携による自動化です。特に、日本で人気の高いfreeeと、海外送金手数料が格安なWISE Businessの組み合わせは、多くの企業にとって理想的な解決策となっています。

freeeとWISE Businessを連携させる具体的な方法と自動化のメリット

それでは、実際にfreeeとWISE Businessをどのように連携させ、経理業務を自動化していくのか、具体的な手順を見ていきましょう。

ステップ1:WISE Businessアカウントの開設と初期設定

まずはWISE Businessアカウントを開設する必要があります。個人アカウントとは異なり、法人や個人事業主向けのビジネスアカウントでは、複数通貨での残高管理、チームメンバーの追加、高度なセキュリティ機能などが利用できます。

アカウント開設の詳細な手順については、WISE Business完全ガイド:海外送金手数料を劇的に削減!登録から送金完了までの全手順で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。特に、本人確認書類の準備や法人の場合の追加書類など、事前に準備しておくべき点が網羅されています。

ステップ2:freeeの外部サービス連携設定

freeeにログイン後、以下の手順で連携を設定します:

  • 「設定」メニューから「外部サービスとの連携」を選択
  • 「口座を追加」をクリックし、「その他の金融機関」を選択
  • CSVファイルのインポート設定を行う
  • WISE Businessの取引明細フォーマットに合わせて、列の対応付けを設定

ここでの重要なポイントは、通貨コードの正確な設定です。WISE Businessでは複数通貨を扱えるため、各通貨(USD、EUR、GBPなど)を正しくfreeeに認識させる必要があります。

ステップ3:自動仕訳ルールの設定で業務効率を最大化

連携が完了したら、次は自動仕訳ルールの設定です。これが経理自動化の要となります。

例えば、以下のようなルールを設定できます:

  • 「Amazon Web Services」からの請求 → 「通信費」として自動仕訳
  • 「Google Ads」への支払い → 「広告宣伝費」として自動仕訳
  • 特定の取引先からの入金 → 「売上高」として自動仕訳

私の実体験では、この自動仕訳ルールを20件ほど設定することで、月間の仕訳作業の約80%が自動化できました。残りの20%も、freeeの推測機能により、ワンクリックで仕訳が完了するケースがほとんどです。

実際の連携による具体的なメリット

1. 時間削減効果:月40時間→2時間へ

ある輸入販売業の事例では、月に約100件の海外取引があり、手作業では40時間かかっていた経理処理が、連携後はわずか2時間に短縮されました。これは年間で456時間、時給2,000円で計算すると91万2,000円のコスト削減に相当します。

2. ミスの削減と精度向上

自動化により、為替レートの適用ミスや転記ミスがゼロになりました。特に、WISE Businessは実際の為替レート(ミッドマーケットレート)を使用するため、銀行の隠れた手数料を考慮する必要もなく、透明性の高い経理処理が可能です。

3. リアルタイムでの財務状況把握

取引が発生すると即座にfreeeに反映されるため、常に最新の財務状況を把握できます。これにより、キャッシュフローの予測精度が向上し、より戦略的な経営判断が可能になります。

連携時の注意点とトラブルシューティング

スムーズな連携のために、以下の点に注意してください:

  • 定期的なデータ同期:自動同期を設定していても、週に1回は手動で同期状況を確認することをおすすめします
  • 為替差損益の処理:決算時の為替差損益は自動計算されないため、別途処理が必要です
  • バックアップの重要性:連携前の取引データは必ずバックアップを取っておきましょう

他の選択肢との比較:なぜfreee×WISE Businessなのか

経理自動化を検討する際、他にも様々な選択肢があります。ここでは、主要な組み合わせと比較してみましょう。

マネーフォワード×PayPalとの比較

マネーフォワードも優れた会計ソフトですが、海外取引に関してはfreeeの方が機能が充実しています。また、PayPalは便利ですが、為替手数料が3-4%と高額です。一方、WISE Businessの手数料は0.5-1%程度で、年間100万円の海外送金があれば、25,000円以上の差が生まれます。

弥生会計×銀行送金との比較

弥生会計は国内取引には強いですが、多通貨対応や自動連携機能が限定的です。また、銀行の海外送金は手数料が高く(送金手数料4,000円+為替手数料2-3%)、処理時間も3-5営業日かかります。WISE Businessなら、多くの場合24時間以内に送金が完了します。

どんな企業におすすめか

freee×WISE Businessの組み合わせは、以下のような企業に特におすすめです:

  • 月に5件以上の海外取引がある企業
  • 複数の通貨で取引を行っている企業
  • 経理担当者が1-2名の中小企業
  • ITツールの活用に積極的な企業
  • コスト削減と業務効率化を両立したい企業

まとめ:今すぐ始められる経理自動化への第一歩

freeeとWISE Businessの連携により、海外取引の経理処理は劇的に効率化できます。月40時間かかっていた作業が2時間に短縮され、ミスもなくなり、リアルタイムで財務状況を把握できるようになります。

まずは以下のステップから始めてみてください:

  1. WISE Businessアカウントを開設する(所要時間:約20分)
  2. freeeの無料トライアルを申し込む(すでに利用中の方はスキップ)
  3. 少額の取引から連携をテストする
  4. 自動仕訳ルールを1つずつ設定していく

経理業務の自動化は、単なる時間削減だけでなく、より戦略的な業務に集中できる環境を作り出します。この記事が、あなたの業務効率化の第一歩となることを願っています。

さらに詳しいWISE Businessの使い方については、WISE Business完全ガイドもぜひご覧ください。アカウント開設から実際の送金まで、画像付きで分かりやすく解説しています。