海外移住や長期留学を計画しているけれど、資金証明でつまずいていませんか？
現地のビザ申請やアパートの賃貸契約では、多くの場合、英語で記載された残高証明書が求められます。
日本の銀行で発行すると、手数料がかかったり、発行までに時間がかかったり、そもそも英語での発行に対応していなかったりと、意外とハードルが高いものです。
しかし、海外送金サービスとしておなじみのWISEを使えば、この英語の残高証明書をオンラインで、しかも手数料無料で即時発行できることをご存知でしょうか。
この記事では、2025年12月時点の情報に基づき、WISEで英語の残高証明書を発行する具体的な手順から、海外での活用シーンまでを分かりやすく解説します。
この機能を知っているだけで、海外生活の準備がぐっとスムーズに進みますよ。
なぜWISEの残高証明書が海外で役立つのか？
WISEの残高証明書は、単なる残高の証明以上の価値を持ちます。特に海外の公的な手続きや契約において、その利便性と信頼性は大きな武器となります。なぜWISEの証明書がこれほどまでに役立つのか、具体的な3つの理由を掘り下げてみましょう。
1. ビザ申請における強力な資金証明として
海外の就労ビザや学生ビザを申請する際、ほぼ必ず「十分な資金があること」を証明する書類の提出が求められます。これは、申請者が現地で経済的に困窮することなく生活できることを示すための重要な審査項目です。WISEが発行する英語の残高証明書は、公的な資金証明書として多くの国の大使館や移民局で認められています。従来の日本の銀行では、英語の証明書を発行するのに数日から1週間程度かかり、数千円の手数料が発生することも珍しくありません。一方、WISEならオンラインで即時発行、しかも無料です。急な書類提出が必要になった際にも、迅速に対応できるスピード感は大きなメリットと言えるでしょう。
2. 賃貸契約時の信用情報として
海外でアパートや家を借りる際、現地の収入証明がない留学生や移住者は、しばしば信用力の証明に苦労します。ここで活躍するのがWISEの残高証明書です。家主や不動産会社に対して、「家賃を支払う能力が十分にある」ことを客観的に示すことができます。特に、証明書に記載される通貨を、契約する国の現地通貨（例えばアメリカなら米ドル、イギリスなら英ポンド）で表示できる点はWISEならではの強みです。これにより、為替レートの変動リスクを考慮する必要がなくなり、家主側も安心して契約を進めることができます。これは、単に日本の銀行の円建て残高を見せるよりも、はるかに高い説得力を持ちます。
3. 他の金融機関にはない圧倒的な利便性
WISEの残高証明書が持つ最大の強みは、その圧倒的な利便性にあります。オンライン完結、24時間365日いつでも発行可能、手数料無料、そして多言語対応（特に英語）。これらの条件をすべて満たす金融機関は、日本の主要銀行を見渡してもほとんどありません。わざわざ銀行の窓口に足を運ぶ必要も、面倒な書類手続きも不要です。WISEのアプリやウェブサイトから数クリックで、公式なPDFドキュメントが手に入ります。この手軽さとスピードは、時間や情報が限られている海外での手続きにおいて、計り知れない価値を提供してくれます。
WISEで英語の残高証明書を発行する具体的な手順
それでは、実際にWISEで英語の残高証明書を発行する手順をステップ・バイ・ステップで見ていきましょう。非常に簡単なので、5分もかからずに完了します。
ステップ1: WISEへのログインと通貨の選択
まずはWISEのアプリまたはウェブサイトからご自身のアカウントにログインします。ログイン後、ホーム画面に表示されている通貨リストの中から、残高証明書を発行したい通貨を選択してください。例えば、米ドルの残高を証明したい場合は、「米ドル」の項目をタップまたはクリックします。
ステップ2: 「明細書」メニューへアクセス
通貨の残高詳細ページに移動したら、画面上部やメニュー（「… その他」などと表示されていることが多いです）から「明細書」というオプションを探して選択します。ここで取引履歴のダウンロードや各種証明書の発行が可能です。
ステップ3: 「残高証明書」の選択と期間の設定
明細書のページで、発行する書類の種類を選びます。「取引明細書」と並んで「残高証明書」（Balance certificate）という項目があるので、こちらを選択してください。次に、証明したい時点の日付を選択します。通常は「本日」を選択すれば問題ありませんが、提出先から特定の日付時点での残高を求められている場合は、その日付を指定しましょう。
ステップ4: PDF形式でダウンロードと確認
日付を選択し、「生成」や「ダウンロード」といったボタンを押すと、すぐにPDF形式の残高証明書が作成されます。ダウンロードしたファイルを開き、ご自身の氏名、住所、証明日時、そして残高が正しく記載されているかを確認してください。WISEのロゴや会社の登録情報も記載された公式なフォーマットになっているため、そのまま公的な書類として提出することが可能です。
残高証明書を最大限に活用するポイントと注意点
WISEの残高証明書は非常に便利ですが、その効果を最大限に引き出すためには、いくつかのポイントと注意点があります。これらを知っておくことで、よりスムーズに手続きを進めることができます。
ポイント1: 提出先の要件を事前に確認する
最も重要なのは、残高証明書を提出する機関（大使館、学校、不動産会社など）が求める要件を事前にしっかりと確認することです。例えば、「過去3ヶ月分の資金の動きがわかる取引明細も必要」「〇月〇日時点での残高であること」といった独自のルールが定められている場合があります。WISEでは残高証明書だけでなく、取引明細書も同様に簡単に発行できます。要件に合わせて、必要な書類を正確に準備しましょう。
ポイント2: マルチカレンシー口座を賢く利用する
WISEのマルチカレンシー口座の利点を最大限に活かしましょう。例えば、カナダのビザを申請するのであれば、日本円の残高証明だけでなく、あらかじめ日本円をカナダドルに両替しておき、カナダドル建ての残高証明書を発行すると、より説得力が増します。申請先の国の通貨で資金を保有していることを示すことで、「この人は現地での生活を具体的に計画している」という印象を与え、審査官の心証を良くする可能性があります。
WISEの便利な機能はこれだけではありません。まだWISEアカウントをお持ちでない方や、海外送金の方法をより詳しく知りたいという方は、ぜひ「【完全ガイド】WISE個人口座の登録から初めての海外送金まで徹底解説！手数料を抑えるコツも紹介」の記事も参考にしてみてください。口座開設から実際の送金まで、誰でもわかるようにステップバイステップで解説しています。
注意点: 個人情報の取り扱いには細心の注意を
残高証明書は、あなたの氏名、住所、そして詳細な資産状況が記載された重要な個人情報です。ダウンロードしたPDFファイルをメールで送信する際は、宛先を十分に確認し、不要になったファイルは安易に共有フォルダなどに放置せず、速やかに削除することを心がけましょう。セキュリティ意識を高く持つことが、海外での安全な生活の第一歩です。
まとめ
この記事では、WISEを使って英語の残高証明書をオンラインで簡単に、そして手数料無料で発行する方法を解説しました。
海外のビザ申請や賃貸契約など、資金証明が必要な場面でWISEの残高証明書は絶大な効果を発揮します。わざわざ銀行に出向く手間や時間、そして余計な手数料を節約できるこの便利な機能を、ぜひ活用してみてください。
これからの海外生活や長期滞在の準備を、よりスマートに、そしてスムーズに進めるために、まずはWISEの口座を開設してみませんか？スピーディーで低コストな海外送金や、今回ご紹介した便利な機能をすぐに使い始めることができます。