Googleスライドで作成したプレゼンテーション資料。
内容は悪くないはずなのに、なぜか全体的に「素人っぽい」「ありきたり」な印象になってしまう…。
もしあなたがそんな悩みを抱えているなら、その原因は「フォント」にあるのかもしれません。
資料のデザインにおいて、フォントは情報の伝わりやすさやブランドイメージを左右する、非常に重要な要素です。
しかし、デザインの専門知識がないと、フォント選びは難しく感じますよね。
ご安心ください。
この記事では、Googleが提供する無料のフォントライブラリ「Google Fonts」を活用して、誰でも簡単に、そして劇的にGoogleスライドのデザイン性を向上させる方法を、初心者から応用まで徹底的に解説します。
この記事を読み終える頃には、あなたのスライドは「伝わる」だけでなく「魅せる」資料へと進化しているはずです。
※本記事は2026年1月時点の情報に基づいています。
なぜフォントが重要なのか?Googleスライドにおけるデザインの基本
プレゼンテーション資料を作成する際、私たちはつい内容や構成にばかり意識を向けてしまいがちです。
しかし、聞き手が無意識に受け取っている情報の多くは、実は「見た目」から来ています。
その中でもフォントは、資料全体の雰囲気を決定づける、いわば「声のトーン」のような役割を果たします。
フォントが聴衆に与える心理的影響
例えば、丸みを帯びたゴシック体は親しみやすく、安心感を与えます。
一方で、シャープで細身の明朝体は、上品で信頼性の高い印象をもたらします。
このように、フォント一つで情報の受け取られ方は大きく変わるのです。
伝えたいメッセージとフォントの持つイメージが一致していると、内容の説得力は格段に高まります。
逆に、例えば最新テクノロジーに関するプレゼンテーションで、古風すぎるフォントを使ってしまうと、内容が先進的であっても、どこか時代遅れな印象を与えかねません。
つまり、良いフォント選びは、メッセージを正しく、そして効果的に伝えるための土台なのです。
Googleスライドの標準フォントが抱える課題
Googleスライドには、初期設定でいくつかのフォントが用意されています。
これらはもちろん使いやすく、可読性も高いものばかりです。
しかし、多くの人が同じフォントを使っているため、どうしても「見慣れた」「ありきたり」な印象になりがちです。
他社との差別化を図りたい、あるいは自社のブランドイメージを強く印象付けたい、といった場合には、標準フォントだけでは物足りなさを感じる場面も少なくありません。
そこで活躍するのが、今回ご紹介する「Google Fonts」です。
これは、Googleが提供する高品質なフォントのオンラインライブラリで、そのほとんどが無料かつ商用利用可能です。
数千種類もの豊富な選択肢から、あなたの目的やブランドにぴったりのフォントを見つけ出し、Googleスライドに簡単に追加することができます。
この一手間を加えるだけで、あなたの資料はありきたりなデザインから脱却し、一気にプロフェッショナルな見た目へと変貌を遂げるのです。
【初心者向け】Google FontsをGoogleスライドに追加する基本ステップ
ここからは、実際にGoogle FontsをGoogleスライドで使うための具体的な手順を解説します。
一度覚えてしまえば非常に簡単なので、ぜひ一緒に操作してみてください。
ステップ1: Google Fontsサイトで理想のフォントを探す
まずは、どのようなフォントがあるのか、Google Fontsの公式サイトで探してみましょう。
Googleスライド上で直接探すこともできますが、公式サイトの方が検索機能やプレビュー機能が充実しているため、おすすめです。
- Google Fontsのサイトにアクセスします。
- プレゼン資料で使うことを想定し、日本語フォントに絞り込みましょう。上部にあるフィルターの「Language」から「Japanese」を選択します。
- 様々なフォントが表示されます。気になるフォントがあれば、そのカードをクリックすると詳細ページに移動し、全ての文字や太さ(ウェイト)のバリエーションを確認できます。
フォントは大きく分けて、以下のカテゴリがあります。目的に合わせて選びましょう。
- Serif(セリフ): 文字の端に「ひげ」のような装飾があるフォント。明朝体などがこれにあたり、伝統的、公式、上品な印象を与えます。長文でも読みやすいのが特徴です。
- Sans Serif(サンセリフ): 「ひげ」のないシンプルなフォント。ゴシック体などがこれにあたり、モダン、カジュアル、明快な印象を与えます。見出しや短いテキストに適しています。
- Display(ディスプレイ): デザイン性が高く、装飾的なフォント。見出しやロゴなど、注目を集めたい箇所に使うと効果的ですが、長文には不向きです。
- Handwriting(手書き): 手書き風のフォント。親しみやすさや、人間味のある温かい印象を与えます。
ステップ2: Googleスライドにフォントを追加する
使いたいフォントが見つかったら、いよいよGoogleスライドに追加します。
- Googleスライドを開き、テキストボックスを選択します。
- 上部のツールバーにあるフォント名(デフォルトでは「メイリオ」など)が表示されている部分をクリックします。
- フォントリストの一番上にある「その他のフォント」をクリックします。
- 新しいウィンドウが開きます。ここで、Google Fontsのライブラリにアクセスできます。
- 右側の検索ボックスに、先ほど見つけたフォント名を入力して検索します。
- 目的のフォントが表示されたら、それをクリックして選択状態にし、下の「OK」ボタンを押します。
たったこれだけで、あなたのフォントリストに新しいフォントが追加され、いつでも使えるようになります。
ステップ3: まずはコレ!おすすめ日本語フォント5選
「たくさんありすぎて選べない!」という方のために、ビジネスシーンで使いやすく、デザイン性も高いおすすめの日本語フォントを5つご紹介します。
- Noto Sans JP: GoogleとAdobeが共同開発した、もはや定番とも言えるサンセリフ体フォント。クセがなく、どんな場面でも使える圧倒的な汎用性と読みやすさが魅力です。迷ったらまずこれを選べば間違いありません。
- Zen Kaku Gothic New: Noto Sans JPよりも少しだけ現代的で、すっきりとした印象のサンセリフ体。ウェイト(太さ)のバリエーションが豊富で、見出しから本文までメリハリをつけやすいのが特徴です。
- Shippori Mincho: 美しい明朝体のフォント。上品で知的な印象を与えたい、あるいは落ち着いた雰囲気を演出したい場合に最適です。特に、引用文や歴史的な背景を語るスライドなどで効果を発揮します。
- M PLUS 1p: 少し丸みを帯びた、モダンで優しい雰囲気のサンセリフ体。堅苦しくなりすぎず、親しみやすさを出したいプレゼンテーションにおすすめです。
- Dela Gothic One: 太くてインパクトの強い、個性的なディスプレイフォント。スライドのタイトルや、特に強調したいキーワードに使うと、聴衆の視線を一瞬で惹きつけます。本文に使うと読みにくくなるため、使い所を見極めるのがポイントです。
これらのフォントを使い分けるだけでも、資料の表現力は格段に豊かになります。
【中級者向け】デザインの質を上げるGoogle Fonts活用テクニック
基本的な使い方をマスターしたら、次は一歩進んだ活用テクニックで、さらにデザインの質を高めていきましょう。
テクニック1: フォントの組み合わせでプロの風格を出す
資料全体で1つのフォントしか使わないのもシンプルで良いですが、見出しと本文で異なるフォントを組み合わせることで、より洗練された印象を与えることができます。
基本のセオリーは以下の通りです。
- 見出しにゴシック体、本文に明朝体: ゴシック体で視線を引きつけ、明朝体でじっくり読ませる、最も王道の組み合わせです。(例: 見出しに「Zen Kaku Gothic New」、本文に「Shippori Mincho」)
- 英語と日本語でフォントを使い分ける: プレゼン資料では、専門用語などで英語を使う機会も多いでしょう。その際、日本語フォントに含まれる英数字をそのまま使うのではなく、デザインの相性が良い英語フォントを別途指定すると、一気にプロっぽさが増します。(例: 日本語は「Noto Sans JP」、英語は「Roboto」や「Lato」など)
重要なルールは、使用するフォントの種類を3つ以内に絞ること。あまり多くのフォントを使いすぎると、かえって全体がごちゃごちゃしてしまい、まとまりのない印象になってしまいます。
テクニック2: 「テーマ」機能でフォント設定を効率化する
スライドを1枚作るたびにフォントを設定し直すのは非常に手間がかかります。
そこでおすすめなのが「テーマ」機能の活用です。
これは、スライド全体のデザインテンプレート(マスター)を編集する機能で、ここでフォントを設定しておけば、新しく追加する全てのスライドにその設定が自動で適用されます。
- 上部メニューから「表示」→「テーマビルダー」を選択します。
- 左側にレイアウトの一覧が表示されます。一番上にある「テーマ」マスターを選択し、ここで見出しや本文のテキストを選択して、使いたいフォントに変更します。
- 編集が終わったら、右上の「×」ボタンでテーマビルダーを閉じます。
これにより、資料全体のフォントが一括で変更され、デザインに統一感が生まれます。
このような業務の効率化は、Google Workspace全体の中心的な思想です。
Google Workspaceには、Googleスライドの他にも、AIが文書作成を手伝うGoogleドキュメントや、複雑なデータ分析を自動化するスプレッドシートなど、日々の業務を劇的に効率化するツールが満載です。
もし、あなたのチーム全体の生産性を向上させたいとお考えなら、Google Workspaceの導入は非常に有効な選択肢となります。
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【応用編】Google Fontsを使いこなすための注意点とヒント
最後に、Google Fontsをさらに活用するための注意点やヒントをご紹介します。
これらを押さえておくことで、トラブルを防ぎ、より表現の幅を広げることができます。
注意点: 共有相手の環境を意識する
Google Fontsの素晴らしい点は、Googleアカウントでログインしてスライドを閲覧・編集する限り、共有相手のデバイスにそのフォントがインストールされていなくても、制作者の意図通りに表示されることです。
しかし、注意が必要なのは、GoogleスライドのファイルをPowerPoint形式(.pptx)などで書き出して共有する場合です。
相手のPCに同じフォントがインストールされていないと、別のフォントに自動で置き換えられてしまい、レイアウトが大きく崩れる原因となります。
このような事態を避けるためには、以下の方法が有効です。
- PDF形式で共有する: レイアウトを完全に固定したい場合は、PDF形式で書き出して共有するのが最も確実です。
- 共有前に相手の環境を確認する: どうしてもPowerPoint形式で共同編集が必要な場合は、相手も同じフォントを使える環境か事前に確認しておくと安心です。
ヒント: ウェイト(太さ)を使いこなしてメリハリを出す
デザインにメリハリをつけるには、フォントのウェイト(太さ)を効果的に使うのがおすすめです。
例えば、「Noto Sans JP」や「Zen Kaku Gothic New」には、Thin(極細)からBlack(極太)まで、7〜9段階ものウェイトが用意されています。
全てを太字にするのではなく、
- 一番伝えたいキーワードをBold(太字)やBlack(極太)に
- 補足情報はLight(細字)に
- 通常の本文はRegular(標準)に
といった具合に使い分けるだけで、情報の優先順位が明確になり、視覚的に非常に分かりやすいスライドになります。
これは、色を多用するよりも簡単で、かつ洗練された印象を与えることができる高度なテクニックです。
まとめ: フォントを変えるだけで、あなたの資料は生まれ変わる
今回は、GoogleスライドでGoogle Fontsを使い、デザイン性を向上させるための方法を網羅的に解説しました。
最後に、本記事の要点を振り返ります。
- フォントは資料の「声のトーン」であり、説得力やブランドイメージを左右する重要な要素である。
- Google Fontsを使えば、無料で高品質なフォントをGoogleスライドに簡単に追加できる。
- フォントの組み合わせやテーマ機能を活用することで、よりプロフェッショナルで統一感のあるデザインが実現できる。
- ウェイト(太さ)を使い分けることで、簡単に視覚的なメリハリをつけることができる。
「たかがフォント」と思うかもしれませんが、この小さな要素を変えるだけで、あなたの資料の印象は劇的に変わります。
まずは、今回ご紹介したおすすめフォントの中から一つ、あなたの次の資料で試してみてはいかがでしょうか。
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