本記事はGoogle Workspace Updatesブログ( https://workspaceupdates.googleblog.com/ )の記事を元に、日本のGoogle WorkspaceユーザーおよびGoogle Workspaceに興味がある方々に向けて、2026年2月3日に公開された情報を分かりやすく解説したものです。
「取引先はTeamsを使っているけど、うちはGoogle Meet。会議室から参加するにはどうすれば…?」
「Teams専用の会議室端末を入れたけど、社内ミーティングはMeetだから不便だ」
異なるビデオ会議システムが混在するビジネス環境において、会議室からの接続トラブルは日常茶飯事でした。
これまでは、高価なサードパーティ製サービス(Pexipなど)を介さないと、Google Meetの端末からTeams会議に参加することは難しかったのです。
そんな長年の課題を解決する、画期的なアップデートが発表されました。
2026年2月3日より、**Google MeetとMicrosoft Teamsの間に、標準機能としての相互運用性(インターオペラビリティ)**が導入されます。
これにより、追加費用や複雑な設定なしで、お互いの会議室端末からスムーズに会議に参加できるようになります。
今回は、この連携機能で具体的に何ができるようになるのか、管理者とユーザーへの影響を解説します。
何が変わるのか?「端末」の縛りからの解放
今回のアップデートにより、以下の2つのことが可能になります。
Google Meet端末から、Teams会議に参加できる
Chrome OSベースのGoogle Meetハードウェアを使っている会議室から、ワンクリックでMicrosoft Teamsの会議に参加できます。Microsoft Teams端末から、Google Meet会議に参加できる
WindowsベースのMicrosoft Teams Rooms端末を使っている会議室から、Google Meetの会議に参加できます。
つまり、会議室にどちらの端末が置いてあっても、相手がどのツールを使っていても、気にせず会議を始められるようになるのです。
導入のメリット
追加コスト不要: 標準機能として提供されるため、これまでのようにサードパーティ製の接続サービスに追加料金を払う必要がなくなります。
利便性の向上: 招待メールに含まれる会議リンクを認識し、端末のタッチパネルに「参加ボタン」が表示されるため、操作も簡単です。
柔軟な運用: 取引先との会議はTeams、社内会議はMeetといった使い分けが、一つの会議室でスムーズに行えます。
管理者・ユーザーの対応
管理者の方へ:
この機能は、デフォルトで「ON(有効)」になります。
もし利用を制限したい場合は、管理コンソールから組織部門(OU)単位で無効にすることができます。
既存のPexip設定などを利用している場合、それが勝手に上書きされることはありません。併用も可能です。
Teams端末側での設定については、Microsoftの管理者ドキュメントをご参照ください。
エンドユーザーの方へ:
特別な操作は必要ありません。会議室のカレンダーにTeams会議の予定が入っていれば、端末の画面に「参加」ボタンが表示されます。それを押すだけで接続完了です。
展開スケジュール
管理者設定の公開: 2026年2月3日より順次(1〜3日で完了)
ユーザー機能の利用開始: 2026年2月16日より順次(最大15日程度で全端末に反映)
対象ユーザー
Google Meetハードウェア(Chrome OSベース)を利用しているすべてのGoogle Workspace顧客が対象です。
まとめ:プラットフォームの垣根を越える
「繋がらない」ストレスからの解放。
GoogleとMicrosoft、二大巨頭の連携により、オフィスの会議体験はよりシームレスで自由なものになります。
ハイブリッドワーク時代の必須機能として、ぜひご活用ください。
