本記事はGoogle Workspace Updatesブログ( https://workspaceupdates.googleblog.com/ )の記事を元に、日本のGoogle WorkspaceユーザーおよびGoogle Workspaceに興味がある方々に向けて、2026年2月3日に公開された情報を分かりやすく解説したものです。
教育現場でのAI活用が、いよいよ本格化します。
これまで、Google Workspaceの生成AI機能「Gemini」をフル活用するには、別途有料のアドオン契約が必要なケースが多くありました。
しかし、2026年2月3日より、Google Workspace for Education PlusおよびTeaching and Learning Upgradeを利用している18歳以上のユーザー(教職員や大学生など)に対し、主要なGemini機能が追加費用なしで開放されることになりました。
ドキュメントの作成支援からスライド作成、動画生成まで。
教育者の負担を減らし、創造的な授業作りをサポートする強力なツール群が、手元の環境ですぐに使えるようになります。
今回は、新たに使えるようになる機能と、導入のメリットについて解説します。
何ができるようになるのか?開放される4つのAI機能
今回、対象のエディションで利用可能になるのは以下の機能です。
Gemini in Docs(ドキュメント):
「Help me write(執筆支援)」機能で、授業案の下書きや保護者への手紙を数秒で作成できます。サイドパネルでAIと対話しながら文章を推敲することも可能です。Gemini in Slides(スライド):
プレゼンテーション用のオリジナル画像を生成したり、スライド全体の構成をAIに提案させたりできます。視覚的に魅力的な教材作りをサポートします。Gemini in Forms(フォーム):
テストやアンケートの設問を自動生成したり、集まった回答の要約をAIに作成させたりできます。事務作業の時間を大幅に短縮します。Gemini in Vids(動画):
テキストの指示(プロンプト)や既存のスライドから、質の高い動画コンテンツを簡単に作成できます。反転学習用の教材作りなどに最適です。
※今後数ヶ月以内に、スプレッドシート(Sheets)でのGemini機能も追加される予定です。
対象ユーザーと条件
対象エディション:
Google Workspace for Education Plus
Teaching and Learning Upgrade
年齢制限: 18歳以上のユーザーのみ利用可能です。
管理者向け情報
設定: これらの機能は、原則として**デフォルトで「オン(有効)」**になります(※すでに管理者がGemini機能を無効にしている場合を除く)。
今後の機能強化: アプリごとに(例:Docsは許可するがSlidesは禁止するなど)細かく利用可否を制御できる機能も、今後数ヶ月以内に提供される予定です。
展開スケジュール
即時リリース(Rapid Release)ドメイン: 2026年2月3日より順次展開(最大15日程度)。
計画的リリース(Scheduled Release)ドメイン: 2026年2月24日より展開(1〜3日で完了)。
まとめ:AIと共に、教育の質を高める
今回の無料開放は、教育現場における「働き方改革」と「授業の質向上」を同時に推し進める大きな一歩です。
先生方が事務作業から解放され、生徒と向き合う時間を増やすために、ぜひGeminiの力を活用してください。
