本記事はGoogle Workspace Updatesブログ( https://workspaceupdates.googleblog.com/ )の記事を元に、日本のGoogle WorkspaceユーザーおよびGoogle Workspaceに興味がある方々に向けて、2026年2月17日に公開された情報を分かりやすく解説したものです。
組織に導入したAI機能「Gemini」。
「社員はどの機能をよく使っているんだろう?」
「利用制限に引っかかって困っているユーザーはいないかな?」
そんな管理者の疑問に答える、詳細な分析レポート機能が追加されました。
2026年2月17日、Googleは管理コンソールのGeminiレポートに、新たな採用・利用状況メトリクスを追加しました。
機能ごと、アプリごと、アクティブユーザーごとの詳細なデータに加え、AI利用の上限(スレッショルド)に達したユーザーの情報まで可視化されます。
今回は、この新しいレポート機能で何が見えるようになるのか、そしてどのように組織運営に活かせるのかを解説します。
新しいレポートでわかること
管理コンソールのGeminiレポート画面で、以下の情報が確認できるようになります。
機能別・アプリ別の利用状況
「ドキュメントの文章生成機能はよく使われているが、スプレッドシートの分析機能はあまり使われていない」といった傾向が掴めます。アクティブユーザー数
実際にAIを活用している社員の人数を把握し、導入効果を測ることができます。利用上限への到達状況
一部のプランにはAI機能の利用回数制限がありますが、その上限に達してしまったユーザーの数を確認できます。
管理者にとってのメリット
このデータは、組織のAI戦略を立てる上で非常に重要です。
活用促進のヒントに: 利用率が低い機能があれば、その使い方を研修で紹介するなど、具体的な対策が打てます。
プラン見直しの判断材料に: 利用上限に達しているユーザーが多い場合、より上位のプランへのアップグレードを検討するタイミングだと判断できます。
ROI(投資対効果)の可視化: AIへの投資が、実際の業務効率化としてどれだけ活用されているかを定量的に評価できます。
利用方法と展開スケジュール
利用方法:
Google管理コンソールのレポートセクションからアクセスできます。特別な設定は不要です。
展開スケジュール:
2026年2月16日より、即時リリースおよび計画的リリースドメインの両方で一斉に展開が始まっています(1〜3日で利用可能になります)。
対象ユーザー:
すべてのGoogle Workspace顧客およびWorkspace Individual契約者が対象です。
まとめ:データに基づいたAIマネジメントを
AIは導入して終わりではありません。
どのように使われているかを知り、ボトルネックを解消することで、初めて組織全体の生産性向上につながります。
新しくなったレポート機能を活用して、自社のAI活用状況をぜひチェックしてみてください。
