海外送金のたびに銀行窓口に足を運び、高額な手数料を支払っていませんか。
外貨を使う機会が増えた今、通貨ごとに別々の口座を持つのは管理も手間も大変です。
そんな悩みを解決してくれるのが、WISEのマルチカレンシー口座です。
1つのアカウントで40以上の通貨を保有・管理でき、両替も送金もすべてオンラインで完結します。
マルチカレンシー口座が求められる背景
グローバル化で外貨を扱う機会が急増
副業で海外クライアントから報酬を受け取る、海外のECサイトで仕入れを行う、留学中の子どもに送金する、海外旅行で現地通貨を使う。以前は一部の人だけの話だった外貨のやり取りが、今では多くの方にとって日常的なものになっています。
総務省の調査によれば、越境ECの市場規模は年々拡大を続けており、個人レベルでの国際取引はこの先もさらに増えていくと予想されます。
従来の外貨管理の問題点
銀行で外貨を扱う場合、通常は通貨ごとに外貨預金口座を開設する必要があります。米ドル、ユーロ、英ポンドとそれぞれ口座を作ると、管理が煩雑になるうえ、通貨間の両替にもその都度手数料がかかります。
さらに、日本の銀行における外貨両替の為替レートには、銀行独自の上乗せ(スプレッド)が含まれています。一般的なメガバンクの場合、米ドルで片道25銭〜1円程度のスプレッドが設定されており、100万円を両替すると数千円〜1万円のコストが隠れています。
私自身、以前は複数の銀行で外貨預金口座を持っていましたが、口座ごとにログインIDやパスワードが異なり、残高を一覧で確認することすらできない状態でした。WISEに切り替えてからは、スマホ1つですべての通貨を管理できるようになり、この煩わしさから完全に解放されました。
WISEのミッドマーケットレートとは
WISEの最大の特徴は、為替レートに「ミッドマーケットレート」を採用している点です。ミッドマーケットレートとは、GoogleやReutersなどで表示される実勢為替レートのことで、銀行が独自に上乗せするスプレッドが含まれていません。
WISEは両替時にこのミッドマーケットレートをそのまま適用し、手数料は別途明確に表示します。隠れたコストがないため、実際にいくら支払っているのかが一目でわかります。
WISEマルチカレンシー口座の使い方
口座開設から通貨の追加まで
WISEの個人アカウントを開設すると、自動的にマルチカレンシー口座が利用可能になります。口座開設の詳しい手順はWISE個人口座の登録から初めての海外送金までの完全ガイドで解説していますので、まだアカウントをお持ちでない方はそちらを参照してください。
アカウント開設後、アプリのホーム画面で「残高を開設」または「Open a balance」をタップすると、追加したい通貨を選べます。日本円、米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドルなど、40以上の通貨に対応しています。
外貨の入金方法
マルチカレンシー口座への入金方法は複数あります。日本円の場合は、銀行振込で入金できます。WISEが指定する国内銀行口座に振り込むだけなので、通常の銀行間送金と同じ感覚で利用できます。
外貨の場合は、各通貨の口座情報(口座番号やルーティングナンバーなど)が発行されるため、海外からの送金を直接受け取ることが可能です。米ドルなら米国の口座番号、ユーロならベルギーのIBANが付与されるため、海外のクライアントや取引先に自分の口座情報を伝えるだけで、現地通貨のまま受け取れます。
通貨間の両替と送金
保有している通貨同士の両替は、アプリ内でワンタップで実行できます。たとえば米ドル残高を日本円に両替したい場合、両替元と両替先を選んで金額を入力するだけです。手数料は事前に明示され、ミッドマーケットレートが適用されます。
さらに、希望のレートで自動的に両替を実行する「自動両替機能」も備わっています。為替が有利に動いたタイミングを逃さず両替できるため、定期的に外貨を扱う方には特に便利な機能です。
海外送金も口座内の操作だけで完結します。送金先の情報を入力し、手持ちの通貨から送金するだけ。送金手数料は銀行の国際送金と比較して、一般的に5分の1〜10分の1程度に抑えられます。
WISEデビットカードの活用
WISEでは、マルチカレンシー口座に紐づいたデビットカードを発行できます。このカードを使えば、海外旅行先での支払いや海外のオンラインショッピングで、保有している外貨をそのまま決済に使えます。
たとえばアメリカで買い物をする場合、口座に米ドル残高があればそこから直接引き落とされるため、両替手数料が一切かかりません。対応通貨の残高がない場合は、自動的に他の通貨から両替されますが、その際もミッドマーケットレートが適用されます。
私の場合、海外出張時はこのデビットカードをメインの決済手段にしています。クレジットカードの海外事務手数料(通常1.6〜2.2%)がかからないため、1週間の出張で数千円の節約になることもあります。
マルチカレンシー口座の比較と注意点
他サービスとの比較
マルチカレンシー口座を提供しているサービスはWISE以外にもあります。Revolutやペイオニアなどが代表的です。
Revolutは対応通貨数や機能面でWISEと似ていますが、無料プランでは月間の両替限度額に制限があります。上限を超えると追加手数料が発生するため、頻繁に両替する方は有料プランへのアップグレードが必要です。
ペイオニアはフリーランスや越境ECセラー向けのサービスとして知られていますが、個人間の送金には対応していません。また、口座維持手数料がかかる場合があります。
WISEは口座維持手数料が無料で、両替の限度額制限もなく、個人間送金にも法人送金にも対応している点で、汎用性の高さが際立っています。
利用時の注意点
WISEのマルチカレンシー口座は銀行口座ではないため、日本の預金保険制度(ペイオフ)の対象外です。大きな金額を長期間保管する用途には向いていません。あくまで「使う予定のある外貨を一時的に保有・管理する」目的で利用するのが賢明です。
また、日本在住者の場合、年間の為替差益が20万円を超えると確定申告が必要になる場合があります。複数通貨を頻繁に両替する方は、取引履歴をきちんと記録しておくことをおすすめします。
こんな方にWISEマルチカレンシー口座がおすすめ
海外フリーランスとして複数の国のクライアントと取引している方。海外在住で日本の口座との間で資金を移動する機会が多い方。海外旅行や出張が多く、現地通貨での決済を効率化したい方。越境ECで外貨での仕入れ・売上がある事業者の方。こうした方々にとって、WISEのマルチカレンシー口座は日常的な外貨管理のストレスを大幅に軽減してくれるツールです。
まとめ:外貨管理はWISEで一元化しよう
WISEのマルチカレンシー口座を使えば、複数の通貨を1つのアカウントで保有・管理でき、ミッドマーケットレートでの両替や低コストの海外送金がすべてスマホ1つで完結します。
口座開設は無料で、維持費もかかりません。まずはWISEの公式サイトからアカウントを作成し、使い慣れた通貨の残高を開設するところから始めてみてください。
口座開設の具体的な手順や初めての海外送金のやり方については、WISE個人口座の完全ガイドで画面付きで解説しています。あわせてご活用ください。
