Googleドライブは、ファイルの保存や共有に非常に便利なクラウドストレージサービスですよね。
しかし、無料で利用していると、多くの人が直面するのが「容量不足」の問題です。
「Googleドライブの容量が足りない!」「空き容量を増やすにはどうすれば…?」という悲鳴、私もよく耳にしますし、過去には自分自身も経験しました。
特にビジネスで利用していると、扱うファイルサイズも数も増え、無料版の容量ではあっという間に限界が来てしまいます。
有料のGoogle Workspaceを導入すれば容量が増えるのは知っているけど、「どのプランでどれくらい増えるの?」「無料版と具体的に何が違うの?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、無料版GoogleアカウントとGoogle WorkspaceのBusinessプラン(Starter, Standard, Plus)におけるGoogleドライブ(およびGmailを含む)のストレージ容量の違いを徹底比較し、プランごとの特徴と選び方のポイントを分かりやすく解説します。
【ご注意】ストレージ容量やプラン内容は変更される可能性があります。この記事は2025年4月時点の情報に基づいています。最新情報は必ずGoogle Workspace公式サイト等でご確認ください。
無料版Googleアカウントのストレージ:「共有」15GBの壁
まず、多くの方が利用している無料のGoogleアカウント(例: `yourname@gmail.com`)で利用できるストレージ容量は15GBです。
ここで最も重要なポイントは、この15GBがGoogleドライブ、Gmail、Googleフォト(※高画質設定の場合など条件あり)の3つのサービスで「共有」されているという点です。
- メールの添付ファイルが増える
- Googleドライブに写真や動画、仕事のファイルを保存する
- Googleフォトに写真をバックアップする(設定による)
これらすべてが15GBの枠を消費していくため、特に意識せずに使っていると、意外と早く上限に達してしまいます。
容量がいっぱいになると、新しいメールを受信できなくなったり、ファイルをアップロードできなくなったりと、業務に支障が出る可能性もあります。
個人利用や、ごく軽いビジネス利用であれば15GBでも十分かもしれませんが、本格的にビジネスで活用するには心許ない容量と言えるでしょう。
Google Workspace Businessプランのストレージ:容量と特徴
一方、有料のGoogle Workspace Businessプランでは、プランごとに大幅に増加したストレージ容量がユーザー単位で提供されます。
Business Starter:30GB / ユーザー
最も手頃なBusiness Starterプランでは、無料版の2倍となる1ユーザーあたり30GBのストレージ容量が提供されます。
無料版の共有15GBと違い、基本的にユーザーごとに割り当てられるため(※管理者の設定による場合あり)、他のユーザーの利用状況に影響されにくいのがメリットです。
「無料版では少し足りないけれど、そこまで大容量は必要ない」という個人事業主や小規模チームにとっては、最初のステップアップとして適しています。
Business Standard:2TB / ユーザー
Business Standardにアップグレードすると、容量は一気に1ユーザーあたり2TB (2048GB) へと跳ね上がります。
これはStarterの約68倍、無料版の約136倍という圧倒的な容量です。
2TBあれば、
- 高画質な写真やプレゼンテーション資料
- 長時間の動画ファイル
- 設計データやデザインファイル
- 大量の契約書やドキュメント
などを、容量を気にせず保存・管理できます。
ほとんどの中小企業にとって、十分すぎるほどの容量と言えるでしょう。
さらに、このプランから後述する「共有ドライブ」も利用可能になります。
Business Plus:5TB / ユーザー
さらに上位のBusiness Plusでは、1ユーザーあたり5TB (5120GB) ものストレージが提供されます。
動画制作会社、設計事務所、研究機関など、日常的にテラバイト級の巨大なデータを扱う必要がある、特定の業種や部署に適したプランです。
また、このプランにはGoogle Vault(データの保持・検索機能)も含まれるため、コンプライアンス要件と大容量ストレージの両方が必要な場合に選択肢となります。
【重要】ストレージ容量だけじゃない!「共有ドライブ」の価値
Google Workspaceのストレージを考える上で、容量と同じくらい重要なのが、Business Standard以上のプランで利用できる「共有ドライブ」の存在です。
通常の「マイドライブ」は個人の所有物ですが、「共有ドライブ」に保存されたファイルやフォルダはチーム(組織)の所有物となります。
これには以下のような大きなメリットがあります。
- データ消失リスクの低減: メンバーがプロジェクトを離れたり退職したりしても、ファイルは共有ドライブに残るため、重要なデータが失われる心配がありません。
- ファイル管理の効率化: 部署やプロジェクトごとに共有ドライブを作成し、メンバー全員が同じ場所にアクセスできるため、ファイルを探す手間が省け、管理が容易になります。
- 適切な権限管理: メンバーごとに閲覧のみ、編集可能などのアクセス権限を柔軟に設定できます。
単なる容量アップだけでなく、この「チームのためのストレージ」が使えるようになる点が、Business Standard以上を選ぶ大きな理由の一つになります。
容量を賢く使うには?
どのプランを選んだとしても、ストレージは無限ではありません。
日頃から以下のような点を意識すると良いでしょう。
- 定期的にGoogleドライブのゴミ箱を空にする。
- 容量を圧迫している不要なファイルや古いメール(特に添付ファイル)を削除する。
- 共有ドライブを活用し、個人ドライブに重複してファイルを保存しないようにする。
- (個人利用の場合)Googleフォトのバックアップ設定を見直す。
【私の視点】容量選びのポイントと注意点
Google Workspaceのプラン、特にストレージ容量に関してご相談を受ける際、私がいつもお伝えしているポイントがいくつかあります。
- 「今の容量+α」で考えない: 「今15GBで足りないから30GBのStarterで…」と考えがちですが、ビジネスのデータは日々増え続けます。特に写真や動画を扱い始めると、あっという間にGB単位で消費します。半年後、1年後を見据えて、余裕を持った容量を選ぶことが後々の手間を省きます。
- ファイルの種類を考慮する: テキスト文書中心なら30GBでも十分かもしれませんが、デザインデータや動画ファイルが多いなら、迷わず2TBのStandard以上をおすすめします。
- 「共有ドライブ」の必要性を考える: チームでファイルを頻繁にやり取りするなら、容量だけでなく共有ドライブの有無が決定打になることが多いです。私自身、共有ドライブなしでのチームファイル管理には限界を感じ、Standardに移行した経験があります。
個人的には、多くの中小企業にとって、Business Standard(2TB+共有ドライブ)が機能とコスト、将来性のバランスが最も良い「スイートスポット」になることが多いと感じています。
まとめ:容量不足を解消し、ビジネスを加速させよう
無料版Googleドライブの15GBという容量は、ビジネス利用においてはすぐに限界が見えてきます。
Google Workspaceを導入すれば、プランに応じて大幅にストレージ容量が増加し、容量不足のストレスから解放されるだけでなく、共有ドライブのようなチームでの生産性を向上させる機能も利用できるようになります。
自社の扱うデータの量や種類、チームでの働き方を考慮し、最適なストレージ容量を持つプランを選びましょう。
容量不足を解消し、チームでのファイル管理も改善できるGoogle Workspaceをお得に始めませんか?
当サイトでは、今回ご紹介したBusiness Starter, Standard, Plusのいずれのプランでも、新規契約時に利用料金が最初の3ヶ月間15%OFFになるプロモーションコードを無料でご紹介しています。
▼ プロモーションコードで、大容量ストレージをお得にゲット!
【最新2025年版】Google Workspace プロモーションコード(15%割引クーポン)無料配布中!入手方法と使い方
この記事が、あなたのストレージに関する悩み解決と、適切なプラン選びの参考になれば幸いです。