Escape from Tarkov(EFT)をプレイしていて、マッチングに5分以上かかった経験はないでしょうか。
せっかく装備を整えてレイドに出発しようとしたのに、延々と続くマッチング画面にストレスを感じている方は少なくないはずです。
あるいは、マッチングはできてもラグや同期ズレがひどく、撃ち合いで理不尽に負けてしまうこともあるでしょう。
こうした問題の多くは、接続先のゲームサーバーが原因で起きています。
実はVPN(仮想プライベートネットワーク)を使えば、接続先サーバーを柔軟に変更でき、マッチング速度やPing値を大幅に改善できる可能性があります。
設定手順だけでなく、なぜサーバー変更が有効なのか、どのサーバーを選ぶべきかまで、実践的な情報をお伝えしていきます。
EFTのマッチングが遅い・ラグがひどい原因とは
EFTのサーバー選択の仕組み
Escape from Tarkovでは、BSG(Battlestate Games)のランチャー内にサーバー選択機能が用意されています。プレイヤーはランチャーの設定画面から接続先のサーバーリージョンを手動で選べるほか、「自動選択」に設定してPing値が低いサーバーへ自動接続させることも可能です。
2026年5月時点で、EFTのサーバーは世界各地に設置されています。アジア圏では東京、香港、シンガポールなどにサーバーがあり、日本のプレイヤーは通常、東京サーバーへ優先的に接続されます。しかし、ここに落とし穴があります。
マッチングが遅くなる3つの主要因
まず1つ目は、プレイヤー人口の偏りです。EFTはワイプ(データリセット)直後にプレイヤーが急増し、ワイプから数ヶ月経つと徐々にプレイヤー数が減少する傾向があります。人口が少ない時間帯やワイプ後期には、東京サーバーだけではマッチングに必要な人数が集まらず、待ち時間が長くなります。特に深夜帯や平日昼間は、マッチングに10分以上かかるケースも珍しくありません。
2つ目は、サーバーの混雑です。逆にプレイヤーが集中する時間帯(日本時間の夜20時〜24時頃)には、東京サーバーに負荷が集中します。その結果、サーバー側のパフォーマンスが低下し、ゲーム内でのラグやデシンク(同期ズレ)が発生しやすくなります。
3つ目は、ネットワーク経路の問題です。ISP(インターネットサービスプロバイダ)によっては、ゲームサーバーまでの経路が最適化されておらず、物理的な距離以上にPing値が高くなることがあります。同じ日本国内でも、ISPやお住まいの地域によってPing値に20〜50ms程度の差が出ることは珍しくありません。
サーバー変更がもたらすメリット
これらの問題に対する有効な解決策が、接続先サーバーの変更です。たとえば東京サーバーのマッチングが遅い深夜帯に、プレイヤー人口の多い香港やシンガポールのサーバーへ切り替えることで、マッチング時間を大幅に短縮できます。
また、東京サーバーが混雑している時間帯にあえて別のアジアサーバーを選ぶことで、サーバー負荷の低い環境でプレイでき、ラグやデシンクの軽減が期待できます。Ping値は若干上がるものの、安定した接続のほうが体感的には快適にプレイできることも多いのです。
ただし、EFTのランチャーでサーバーを手動選択しても、ISPのネットワーク経路の問題は解決できません。ここでVPNの出番となります。
なぜSurfshark VPNがEFTに適しているのか
ゲーミングに必要なVPNの条件
ゲーム用途でVPNを選ぶ際に重視すべきポイントは、通信速度、サーバー設置場所の多さ、接続の安定性、そしてコストパフォーマンスの4つです。
特にEFTのようなFPS(一人称視点シューティング)ゲームでは、Ping値が10ms違うだけで撃ち合いの勝敗に影響します。VPNを経由することでPing値が大幅に悪化するようでは本末転倒です。そのため、高速なプロトコルに対応し、目的のリージョンに物理サーバーを設置しているVPNサービスを選ぶ必要があります。
Surfsharkがゲーマーに選ばれる理由
Surfshark VPNは、100カ国以上にサーバーを展開しており、EFTのサーバーが設置されている主要なリージョン(東京、香港、シンガポール、ソウル、シドニー、フランクフルト、ロンドン、ニューヨークなど)をほぼ網羅しています。
通信プロトコルには、速度と安全性を両立するWireGuardを採用しています。WireGuardは従来のOpenVPNと比較して、接続速度が高速でオーバーヘッド(VPN経由による通信遅延の増加)が小さいのが特徴です。実測値では、VPNなしの状態と比較してPing値の増加を5〜15ms程度に抑えられるケースが多く、ゲームプレイへの影響は最小限です。
さらに、Surfsharkはデバイス接続台数が無制限です。PCでEFTをプレイしながら、スマートフォンやタブレットでも同時にVPNを利用できます。家族やフレンドとシェアしても追加料金がかかりません。Surfsharkの基本的な特徴や料金体系について詳しく知りたい方は、【完全ガイド】Surfshark VPNとは?メリット・デメリットからお得な始め方まで徹底解説の記事でまとめていますので、あわせてご覧ください。
SurfsharkでEFTのサーバーを変更する具体的な手順
ステップ1:Surfsharkのインストールと初期設定
まず、Surfshark公式サイトからアカウントを作成し、Windows用アプリをダウンロードします。インストールは一般的なソフトウェアと同様で、画面の指示に従って進めるだけで完了します。
インストール後、最初にやるべき設定があります。Surfsharkアプリを開き、設定画面から「VPNプロトコル」の項目を確認してください。ここでWireGuardが選択されていることを確認します。もし別のプロトコルが選択されていたら、WireGuardに変更しましょう。ゲーム用途ではWireGuardが最も低遅延で安定します。
また、「Kill Switch」機能についても確認しておきましょう。Kill Switchは、VPN接続が予期せず切断された際にインターネット接続を自動的に遮断する機能です。ゲーム中にVPNが切れてIPアドレスが変わると、サーバーから切断される可能性があるため、有効にしておくことを推奨します。
ステップ2:接続先サーバーの選択
Surfsharkアプリのサーバーリストから、接続したいリージョンのサーバーを選びます。EFTプレイヤーにとって重要なサーバー選択の目安は以下のとおりです。
日本国内からの接続で、東京サーバーへの経路を最適化したい場合は、Surfsharkの「日本(東京)」サーバーに接続します。ISPの経路が最適でない場合、VPN経由のほうがPing値が下がることがあります。
深夜帯などマッチングが遅い時間帯は、「香港」または「シンガポール」のサーバーがおすすめです。これらのリージョンはアジア圏のプレイヤー人口が多く、日本からのPing値も50〜80ms程度に収まることが多いため、十分にプレイ可能な範囲です。
ヨーロッパのプレイヤーと対戦したい場合や、まったく異なるプレイヤー層と戦いたい場合は、「ドイツ(フランクフルト)」や「イギリス(ロンドン)」を選択できます。ただし、日本からのPing値は200ms前後になるため、シビアな撃ち合いでは不利になる点は理解しておきましょう。
ステップ3:EFTランチャーでのサーバー設定
Surfsharkで目的のサーバーに接続した後、EFTのランチャーを起動します。ここが重要なポイントです。
ランチャー画面の右下にある「Change server」(サーバー変更)ボタンをクリックし、サーバー選択画面を開きます。VPN接続中は、各サーバーのPing値が通常とは異なる数値で表示されるはずです。VPNで香港サーバーに接続している場合、香港サーバーのPing値が大幅に下がっているのを確認できるでしょう。
接続したいサーバーにチェックを入れます。このとき、「自動選択」のチェックは外してください。自動選択のままだと、VPN経由で最もPingが低いサーバーが自動的に選ばれますが、意図しないサーバーに接続される可能性があります。
サーバーの選択が完了したら、ランチャーに戻ってゲームを起動し、レイドに出発します。マッチング速度が改善されているか確認しましょう。
ステップ4:最適なサーバーを見つけるための調整
一度の設定で最適な環境が見つかるとは限りません。以下のポイントを意識して、自分に合ったサーバー設定を見つけていきましょう。
まず、Ping値の目安について。EFTでは、Ping値が100msを超えるとサーバーからキック(強制切断)される仕様になっています。2026年5月時点では、この上限値は変動することがあるため、実際にレイドに入ってPing値を確認する習慣をつけましょう。ゲーム内でFPS表示を有効にすると、画面にPing値もあわせて表示されます。
次に、時間帯による使い分けも有効です。たとえば日本時間の夜はアジアサーバーが混雑するため、オセアニア(シドニー)サーバーを試してみる価値があります。逆に日本の早朝はヨーロッパの夜にあたるため、ヨーロッパサーバーのマッチングが速くなる傾向があります。
筆者の経験では、EFTのワイプ後期(ワイプから3〜4ヶ月以降)は日本の東京サーバーだけだとマッチングに時間がかかりやすく、香港やシンガポールのサーバーを併用することで待ち時間を2〜3分程度に短縮できました。Surfsharkのお気に入り機能を使って、よく使うサーバーを登録しておくと、毎回サーバーを探す手間が省けて便利です。
よくある失敗と回避方法
VPNを使ったサーバー変更でありがちなトラブルと、その対処法をまとめます。
失敗例1:VPN接続後にEFTランチャーが起動しない。これは、VPN接続によりDNS設定が変更され、ランチャーの認証サーバーへの接続に問題が生じるケースです。対処法として、Surfsharkアプリの設定で「スプリットトンネリング」機能を使い、EFTランチャーの認証通信はVPNを経由させない設定にする方法があります。ただし、多くの場合はVPN接続後に少し待ってからランチャーを起動すれば問題なく動作します。
失敗例2:ゲーム中にPingが急上昇してキックされる。VPNサーバーの負荷が高い場合に起きやすい症状です。Surfsharkでは同じリージョンに複数のサーバーが用意されているため、別のサーバーに切り替えることで改善できます。サーバーリストで「最速サーバー」オプションを選ぶと、その時点で最も負荷の低いサーバーに自動接続されます。
失敗例3:VPNを使っているのにマッチング速度が変わらない。EFTランチャー側のサーバー選択を変更していないケースが大半です。VPN接続だけでは、EFTの接続先サーバーは自動的に変わりません。必ずランチャーのサーバー選択画面で、目的のサーバーにチェックを入れる必要があります。
他のVPNサービスとの比較
主要VPNサービスのゲーミング性能比較
EFT用途でよく名前が挙がるVPNサービスとSurfsharkを比較してみましょう。
ExpressVPNは通信速度に定評がありますが、月額料金が高めで、長期利用ではコストがかさみます。また、同時接続台数が8台までに制限されています。NordVPNはサーバー数が多く高速ですが、Surfsharkと比較すると料金がやや高い傾向にあります。無料VPNは通信速度が極端に遅く、サーバー選択の自由度も低いため、ゲーム用途にはまったく向いていません。帯域制限やデータ上限もあるため、レイド中に接続が切れるリスクもあります。
Surfsharkを選ぶ決め手
Surfsharkの最大の強みは、コストパフォーマンスの高さです。長期プランを選べば月額数百円程度で利用でき、それでいてWireGuard対応の高速通信、100カ国以上のサーバー、無制限のデバイス接続に対応しています。
EFT以外にも、地域制限のあるコンテンツへのアクセスや、公共Wi-Fi利用時のセキュリティ強化など、日常的に活用できる場面が多い点も魅力です。VPNをゲーム専用ではなく総合的に活用したい方には、特におすすめできるサービスです。
一方で、デメリットも正直にお伝えしておきます。Surfsharkは日本語サポートが完全ではなく、問い合わせ対応は基本的に英語です。また、一部のサーバーでは時間帯によって速度が低下することがあります。ただし、これはどのVPNサービスにも共通する課題であり、Surfshark固有の問題ではありません。
こんな人にSurfsharkがおすすめ
Surfshark VPNは、以下のようなプレイヤーに特に向いています。
- EFTのマッチング待ち時間を減らしたいが、VPNに高い月額料金は払いたくない方
- 時間帯によって接続先サーバーを柔軟に切り替えたい方
- EFTだけでなく、他のゲームや動画視聴などにもVPNを活用したい方
- 家族やフレンドと1つのアカウントを共有したい方
逆に、Ping値1msの差まで追求するプロレベルの競技プレイヤーには、専用のゲーミングVPNサービスや、ISPとの直接交渉による経路最適化のほうが適している場合もあります。ただし、一般的なプレイヤーにとっては、Surfsharkの性能で十分すぎるほどの環境が手に入ります。
VPN利用時の注意点とEFTの利用規約
BAN(アカウント停止)のリスクについて
VPNの利用に関して、多くのプレイヤーが気にするのがBANのリスクです。結論から言うと、2026年5月時点でBSGはVPNの使用自体を明確に禁止していません。EFTの利用規約では、チート行為や不正ツールの使用は厳しく禁じられていますが、VPNはこれらに該当しません。
ただし、VPNを使って意図的に高Pingの状態を作り出し、デシンク(同期ズレ)を悪用するような行為は、不正行為とみなされる可能性があります。あくまでマッチング改善や安定した接続環境の確保を目的として使用しましょう。
また、頻繁に異なる国のIPアドレスから接続すると、BSGのセキュリティシステムが不審なアクティビティとして検知する可能性がゼロではありません。同じリージョンのサーバーを継続的に使用するほうが安全です。
通信品質を維持するためのポイント
VPNを快適に使うために、いくつかの点に注意してください。まず、有線LAN接続を強く推奨します。Wi-Fi環境でVPNを使用すると、Wi-Fi自体の遅延にVPNのオーバーヘッドが加わり、Ping値が不安定になりやすくなります。
次に、VPN接続中はバックグラウンドでのダウンロードやストリーミングを控えましょう。帯域を圧迫すると、ゲームの通信品質に直接影響します。Surfsharkの「Bypasser」(スプリットトンネリング)機能を使い、ゲーム以外の通信はVPNを通さない設定にするのも効果的です。
まとめ:EFTをより快適にプレイするために
Escape from Tarkovのマッチング遅延やラグの問題は、VPNを活用したサーバー変更によって大きく改善できます。この記事で紹介した手順を振り返ると、やるべきことはシンプルです。
Surfsharkをインストールし、WireGuardプロトコルを設定する。目的のリージョンのサーバーに接続する。EFTランチャーで対応するサーバーを選択する。この3ステップだけで、マッチング環境が変わります。
重要なのは、時間帯やワイプの時期に応じて柔軟にサーバーを切り替えることです。1つのサーバーに固執するのではなく、状況に応じて最適な接続先を選ぶことで、EFTのプレイ体験は格段に向上します。
まだVPNを使ったことがない方は、Surfshark VPNの30日間返金保証を利用して、まずは実際に試してみることをおすすめします。合わないと感じたら期間内に解約すれば料金はかかりません。Surfsharkの契約手順や料金プランの詳細については、Surfshark VPNの完全ガイドで詳しく解説していますので、参考にしてください。
快適なタルコフライフの一助になれば幸いです。
