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【資産運用系フィンテックサービス・アプリまとめ】簡単に少額から投資ができる!

最近、ニュースや書籍で「フィンテック」というワードをよく見聞きするようになりました。

 

フィンテック(Fintech)とは、「金融(Financial)」と「技術(Technology)」を組み合わせた造語で、最新の技術を活用した金融サービスのことです。

従来の使いづらい、わかりづらい金融サービスを、最新テクノロジーを活用して、便利で、簡単に利用できる金融サービスへと進化している点が注目されています。

 

例えば、私も便利に使っているスマホの家計簿アプリ「マネーフォワード」もフィンテックの一例です。

マネーフォワードのアプリ内で自分の銀行口座、証券口座、クレジットカードなどの情報を設定しておくと、自動で情報を取得してアプリで閲覧することができます。

今までは、例えば3つの銀行口座を持っていたら、それぞれの銀行webサイトにログインして残高を確認しなければいけなかった手間を、1つのスマホアプリを開くだけで、一度にすべての銀行口座の残高を確認することができるようになりました。

 

このような便利なフィンテックサービスが続々と出てきています。

 

フィンテックサービスは、先ほどのマネーフォワードのような家計簿アプリから、LINEPayTransferWiseなどの個人間送金、楽天ペイSquareAirPAYなどのモバイル決済、資産運用サービス、仮想通貨、など様々な金融サービスがありますが、

その中でも今回は、「投資」関連の資産運用系フィンテックサービスに着目してまとめてみました。

「投資」関連の資産運用系フィンテックサービスってなに?

この記事で紹介するフィンテックサービスを利用すると、誰でも簡単に少額から様々な投資をすることができます。

例えば、スマホからGoogle、Apple、Amazonなどのアメリカ株式を1,000円単位で買ったり、1万円から不動産投資やベンチャー企業に投資ができたり、AIロボットに投資先を自動で選んでもらって、ほったらかしで分散投資をすることもできてしまいます。

海外株式、不動産、ベンチャー企業、など今までは一個人だと投資をするのにハードルが高かった分野にも、数万円、数千円から投資をすることがテクノロジーによってフィンテックサービスでできるようになっているのです。

 

この記事で、色々な投資が、簡単にできることを知ってもらえたらと思っています。

フィンテックサービスに共通するポイント

フィンテックサービスに共通する主なキーポイントは、以下の通りです。

  • 従来の金融サービスで利用できなかった、使いづらかった点などが解消されている
  • スマホから利用ができる
  • 初心者でもわかりやすい操作性
  • AIなど最新テクノロジーを使っていて、少額から始めれたり、手数料が従来のサービスに比べて安かったりする

 

例えば、「OneTapBUY」という株式投資アプリでは、わずか1,000円からGoogle、Amazon、Apple、Teslaといった米国株をスマホから購入することができます。(銘柄は限定されますが、日本株やETFも1,000円から購入可能)

 

通常Amazonの株を買おうとすると、Amazon株は1株あたり1586ドル。(2018/3/21時点)(Amazon株価)日本円で約168,000円。

手数料も含めると、17万円以上持っていないとAmazonに投資することができないので、それなりの資金がないと米国株投資をすることができません。

じゃあどうしてOneTapBuyで1,000円から米国株が買えるかというと、仕組み的には、OneTapBuyが保持している株式をユーザーに小分けにして販売していることで実現しています。

 

例えば、OneTapBuyがAmazon株を1株17万円で買って持っていて、170人のOneTapBuyユーザーに1,000円分ずつ小分けにして販売するイメージです。(170人×1,000円=17万)

もちろん、小分けにしていても実際のAmazon株価と価値は連動するので、1年でAmazon株が2倍の株価になったら、OneTapBuyで買ったAmazon株の金額も2倍になります。

 

さらに、これがスマホから簡単にできる点がポイントです。

 

OneTapBuyの例をまとめると、

・株式投資が1,000円からできる(従来は数万円、数十万円ないと買えなかった)

・スマホから簡単に株が買える(従来は証券会社やネット証券経由じゃないと買えなかった)

といった内容で、今まで株式投資とは遠い位置にいたユーザーをうまく取り込むサービスと言えます。

 

このように、「今まで株式投資、投資信託、不動産投資、事業投資など、ハードルが高くてやりたくてもできなかった」という方などには、特におすすめの内容ですので、興味のあるフィンテックサービスをチェックしてみてください。

「投資」関連の資産運用系フィンテックサービスまとめ

「投資」関連の資産運用系フィンテックサービスで、主要サービスをまとめました。

以下の5つのジャンル別にまとめています。

  1. 株式投資
  2. ロボアドバイザー
  3. 融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)
  4. 株式投資型クラウドファンディング
  5. ファンド(事業)投資型クラウドファンディング

①株式投資

株式投資のフィンテックサービスは、ネット証券よりも簡単に株式が購入できるサービスです。

特徴がそれぞれ違うので、サービス別に紹介します。

 



FOLIO
企業ではなく「テーマ」でえらぶ株式投資。
「ドローン」や「宇宙開発」といったテーマをえらぶだけで、複数の企業にかんたんに投資ができます。各テーマは、フォリオが選定した10社の有望企業で構成。
10社にリスクを分散させた分散投資を10万円からできるサービス。

②ロボアドバイザー

ロボアドバイザーの投資サービスとは、AI(人工知能)に任せることで自動で資産運用を行ってくれる投資サービスです。

各社それぞれアルゴリズムや手順は違いますが、自分の資産状況やリスク許容度などいくつか質問に回答すると、個人個人に最適化されたポートフォリオを構成して分散投資をしてくれます。

簡単に説明すると、外国株式や債券、不動産からゴールドまでの国際的な分散投資を少額から簡単にできるサービスです。

 

ポートフォリオはロボアドバイザーが自動で決めてくれますが、例えば、ハイリスクでもいいからハイリターンを狙いたい人なら、米国株式や新興国株式が多めで、米国債券やゴールドなど安全資産が少なめ、逆にローリスクローリターン狙いの人は、米国債券やゴールドなどの安全資産が多めのポートフォリオが組まれます。

また、世界情勢や株式市場の状況など外部環境も考慮して適宜ポートフォリオの自動リバランス(一部売却して他の投資に変更したり、比率を変えたりを自動で実施してくれる機能)を搭載しているのもロボアドバイザーの特徴です。

これらのポートフォリオ作成からリバランスまでをAIがアルゴリズムにのっとって自動で実施してくれるので人手がいらず手数料も従来の分散投資よりも安い点もメリットの1つです。

ロボアドバイザーの手数料は、おおよそ投資額の1%程度。100万円投資していたら1年間で1万円を手数料として徴収されます。

 

自分でネット証券を通して海外ETFなどを購入する場合は手数料0.5%以下で買うこともできますが、様々な投資先の選定からリバランスまで自分の代わりに実施してくれることを考えると、時間が割けない人や専門知識がまだない初心者には便利なサービスと言えるでしょう。

 

<主なロボアドバイザーサービス>

Wealth Navi

THEO

クロエ(エイト証券)

マネラップ(マネックス証券)

楽ラップ(楽天証券)

ダイワファンドラップ(大和証券)

その他、類似サービスのおつり投資

トラノコ

マメタス

③融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)

ソーシャルレンディングとは、お金を借りたい会社と、お金を運用して増やしたい人をマッチングするサービスです。

これまで融資という分野は銀行など金融機関がほとんどでしたが、ソーシャルレンディングの登場によって、個人でも融資をする側に回って預貯金よりも高い利回りで投資をすることができるようになりました。

簡単に説明すると、個人がインターネット経由で企業に少額から融資(貸すこと)ができて、一定期間お金を貸して金利を利息としてもらうことができます。

 

例えば、年利10%の案件であれば、100万円を融資して1年後に110万円返ってきて10万円利益を得られるようなイメージ。(利回り、融資期間などは案件によって様々です)

案件によりますが、おおよそ年利3%くらいから高い利回り案件だと年利10%を超える案件もあります。

高い利回りが期待できる一方で、貸し倒れリスク(お金が返ってこない)があるので、リスクに気をつけつつ投資をする必要があります。

 

<主なソーシャルレンディングサービス>



maneo(国内最大手・全般)

クラウドバンク(国内大手・全般)

クラウドクレジット(新興国)

ガイアファンディング(海外不動産)

グリーンインフラレンディング(再生エネルギー事業)

キャッシュフローファイナンス(不動産、新規事業、新技術)

クラウドリース(店舗リース)

・さくらソーシャルレンディング(地方創生)

Pocket Funding(沖縄)

OwnersBook(国内不動産)

・LCレンディング(国内不動産)

トラストレンディング(国内不動産)

レンデックス(国内不動産)

・タテルファンディング(国内不動産)

④株式投資型クラウドファンディング

株式投資型クラウドファンディングとは、非上場株式の発行により、インターネットを通じて多くの人から少額ずつ資金を集める仕組みです。

簡単に説明すると、未上場のベンチャー企業に少額から投資ができるサービスです。

 

2014年のベンチャー企業の資金調達を支援する目的とした改正金融商品取引法によって、2015年からスタートした比較的新しい金融サービス。

投資をしたベンチャー企業が、将来上場したり、大企業に買収されたりすれば、大きなリターンが期待できますが、未公開株式のため市場で売ることができないなど流動性が上場株式と比べて著しく低い点に注意が必要です。

ハイリスクな金融商品のため、法律で投資者1人あたり1社につき年間50万円が投資額の上限とされていたりと、いくつか上場株式にはない制限があります。

 

<主な株式投資型クラウドファンディングサービス>

ファンディーノ

・エメラダ・エクイティ

・GoAngel

⑤ファンド(事業投資)型クラウドファンディング

ファンド(事業投資)型クラウドファンディングは、インターネットを通じて多くの人から少額ずつ資金を集める仕組みです。

簡単に説明すると、様々な事業に少額から投資ができるサービスです。

 

案件によってリターン内容は様々ですが、期待利回りの配当の案件もあれば、物品のリターンの案件もあるなど、投資する対象の事業、ファンドによって様々な特色がある点も特徴といえます。

 

<主なファンド(事業投資)型クラウドファンディングサービス>

クラウドリアルティ(不動産)

・サムライ(全般)

セキュリテ (全般)

ソニーバンクゲート (全般)

おわりに

いかがでしたでしょうか。

 

今回情報を整理している中で、本当に多くのサービスが誕生していることを知り、興味がある分野については積極的に投資をしていきたいと思いました。

 

今回紹介したフィンテックサービスとかぶる内容として、近年注目度の高いシェアリングエコノミーサービスを一覧でまとめた記事もありますので、ぜひあわせてご覧ください。

【シェアリングエコノミー代表事例の一覧】日本で利用できる「シェアエコ」サービスまとめ

 

別記事でフードシェアリング、モバイルバッテリーのシェアリングをまとめた記事も書いています。

2019年注目のフードシェアリングサービスとは?飲食店のフードロス(食料廃棄)問題を解決するフードシェアリングの課題と未来を考える。

モバイルバッテリーのシェアリング・レンタルサービス4選まとめ【2019年注目】

 

以上、「【資産運用系フィンテックサービス・アプリまとめ】簡単に少額から投資ができる!」でした!

それではまた!