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【正式リリース】DropboxからGoogle Driveへの移行がもっと簡単に!「データ移行サービス」が一般提供開始

本記事はGoogle Workspace Updatesブログ( https://workspaceupdates.googleblog.com/ )の記事を元に、日本のGoogle WorkspaceユーザーおよびGoogle Workspaceに興味がある方々に向けて、2026年1月5日に公開された情報を分かりやすく解説したものです。

企業のファイル管理システムを移行するのは、IT管理者にとって頭の痛い一大プロジェクトです。
特に、長年使い込んだDropboxからGoogle Workspaceへの全面移行となれば、データの量は膨大で、複雑なアクセス権限の設定も絡んできます。
「データが消えたらどうしよう」「権限設定を間違えて情報漏洩したら…」
そんな不安を抱えながら、手作業やサードパーティツールでの移行を検討していた管理者の皆様に、嬉しいお知らせです。

昨年からベータ版として提供されていた、Google公式の「DropboxからGoogle Driveへのデータ移行機能」が、ついに正式版(Generally Available)としてリリースされました。
これにより、Google Workspaceの管理コンソールから直接、安全かつ確実に、Dropbox BusinessアカウントのデータをGoogle Driveへ引っ越しさせることができるようになります。

今回は、正式リリースされたこの機能の詳細と、ベータ版からの変更点、そして具体的な利用メリットについて解説します。

何が変わるのか?公式ツールで安心・確実な移行を実現

今回正式リリースされたのは、Google Workspace管理コンソールの「新しいデータ移行サービス(New Data Migration service)」に追加された、Dropbox移行機能です。

この機能を使えば、Dropbox Businessアカウントに保存されている以下のデータを、Google Drive(マイドライブまたは共有ドライブ)へスムーズに移行できます。

  • ファイル本体

  • フォルダ構造

  • 関連するアクセス権限(パーミッション)

外部の有料ツールを契約したり、複雑なスクリプトを書いたりする必要はありません。Googleが提供する標準機能として、無料で利用できるのが最大の強みです。

正式版の強化ポイント:同時移行数がアップ!

ベータ版から機能がブラッシュアップされ、より大規模な移行にも対応しやすくなりました。

  • 同時移行数の拡大:
    一度の移行ジョブで処理できる対象が、ベータ版の100ユーザーから**最大150ユーザー(またはチームフォルダ)**へと拡大されました。これにより、数百人規模の組織でも、より少ない回数の操作で効率的に移行を進めることができます。

  • 詳細なレポート機能:
    移行の進捗状況をリアルタイムで確認できるだけでなく、成功したファイル数、スキップされたファイル数などを詳細に把握できます。エラーが発生した場合はレポートをエクスポートして原因を調査できるため、トラブルシューティングもスムーズです。

  • 差分アップデート(Delta updates):
    初回のデータコピーが完了した後、Dropbox側で追加・更新されたファイルだけを検知して追記する「差分更新」が可能です。これにより、移行期間中の業務停止時間(ダウンタイム)を最小限に抑え、最終的な切り替えをスムーズに行うことができます。

導入のメリット:なぜ公式ツールを使うべきか

  1. 権限設定もそのまま移行
    ファイルの中身だけでなく、「誰が閲覧・編集できるか」という権限設定も、Google Driveの仕様に合わせて自動的に変換・適用されます。移行後の再設定の手間が大幅に省け、セキュリティリスクも低減できます。

  2. Google Workspaceとの親和性
    Googleが開発したツールなので、Google Driveの仕様に完全に最適化されています。共有ドライブへのマッピングなども直感的に行えます。

  3. コスト削減
    高額なサードパーティ製の移行ツールを購入する必要がありません。Google Workspaceの利用料金内で利用できます。

利用方法と手順

管理者の方へ:
この機能を利用できるのは、「スーパー管理者(特権管理者)」権限を持つユーザーです。

  1. Google管理コンソールにログインします。

  2. [メニュー] > [データ] > [データのインポートとエクスポート] > [データ移行 (新規)] の順に進みます。

  3. 移行元として「Dropbox」を選択し、画面の指示に従ってDropboxアカウントとの接続設定を行います。

  4. 移行するユーザーやフォルダのマッピングを行い、移行を開始します。

展開スケジュールと対象エディション

展開スケジュール:
本機能はすでに利用可能です(Available now)。即時リリースおよび計画的リリースドメインの両方で展開されています。

対象エディション:
非常に幅広いエディションで利用可能です。

  • Business Starter, Standard, Plus

  • Enterprise Starter, Standard, Plus

  • Essentials Starter, Enterprise Essentials, Enterprise Essentials Plus

  • Education Fundamentals, Standard, Plus

  • Nonprofits(非営利団体向け)

まとめ:クラウドストレージ統合のチャンス

「いつかGoogle Driveに一本化したい」と思いながらも、移行のハードルの高さに二の足を踏んでいた企業の皆様。
公式ツールの正式リリースにより、そのハードルは大きく下がりました。
ファイルサーバーのクラウド化や、散在するクラウドストレージの統合を検討する絶好の機会です。
ぜひこの新機能を活用して、より効率的でセキュアな情報共有環境を実現してください。