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Google グループ新機能:グループ名と説明の編集権限が細かく設定可能になり、より安全な運用が実現!

この記事は https://workspaceupdates.googleblog.com/ の記事をもとに作成しています。
元記事の作成年月日:2026年2月19日

日本のGoogle Workspaceユーザーの皆様、そしてこれからGoogle Workspaceの導入を検討されている皆様、こんにちは。
日々の業務において、メーリングリストや情報共有の基盤として「Google グループ」を活用されている方は非常に多いのではないでしょうか。
部署やプロジェクトごとにグループを作成し、メールのやり取りやGoogle ドライブのアクセス権限を一括管理できる機能は、組織の生産性向上に欠かせない存在です。
しかし、グループを長期間運用していると、プロジェクトの進行に合わせて「グループの名前」や「グループの説明文」を変更したい場面が出てきます。
そんな時、これまでの仕様では権限管理において少し悩ましい課題がありました。
今回Googleから発表されたのは、まさにその「かゆいところに手が届く」ような、権限管理の柔軟性とセキュリティを向上させるアップデートです。
グループの管理負担を減らしつつ、より安全な運用ルールを構築したい管理者やリーダーの皆様にとって、非常に有益な内容となっています。
本記事では、この新しいGoogle グループの権限設定について、これまでの課題と具体的なメリットを交えながら分かりやすく解説いたします。

これまでの課題:「名前を変更したいだけ」なのに強力な権限が必要だった

まず、今回のアップデートの背景にある、これまでのGoogle グループの仕様と課題についておさらいしておきましょう。

これまで、Google グループの「名前」や「説明」といった基本情報を編集できるのは、グループの「オーナー」または「マネージャー」という役割を持つユーザーのみに限定されていました。一般の「メンバー」は、これらの情報を変更することができませんでした。

日常業務の中で、「このプロジェクトグループの説明文に、最新の資料URLを追記しておいてほしい」「チーム名が変わったのでグループ名も変えておいてほしい」と、一般メンバーに作業をお願いしたいケースは多々あります。
しかし、メンバーにその作業を行ってもらうためには、一時的であれ恒久的にであれ、そのユーザーを「マネージャー」に昇格させる必要がありました。

ここに大きなジレンマが生じます。なぜなら「マネージャー」という役割には、単に名前や説明を変更する権限だけでなく、他のメンバーを追加・削除する権限や、メッセージのモデレーション(承認・拒否)を行う権限など、非常に強力で広範な管理権限が含まれているからです。

「グループの説明文をちょっと更新してほしいだけなのに、メンバーの削除までできる権限を与えなければならない」というのは、セキュリティの基本である「最小権限の原則(必要な作業を行うための最小限の権限のみを付与する)」に反しており、情報漏洩や誤操作のリスクを高める要因となっていました。

今回のアップデート:詳細設定が独立した権限に!

今回のアップデートにより、このジレンマが見事に解消されます。

Google グループの権限設定に、新たに「グループの詳細を変更できるユーザー(Who can modify group details)」という独立した設定項目が追加されました。

これにより、グループのオーナーやマネージャーは、グループの名前と説明を編集する権限を誰に与えるかを、非常に細かく、かつピンポイントでコントロールできるようになります。新しい設定項目では、以下の選択肢から権限を付与する対象を選ぶことができます。

  • グループのオーナー
  • グループのマネージャー
  • グループのすべてのメンバー

もし「すべてのメンバー」を選択すれば、強力なマネージャー権限を渡すことなく、プロジェクトの参加メンバー全員が自由にグループの名前や説明文を最新の状態にアップデートできるようになります。

もう一つの重要な変更点:すべてのメンバーが設定ページを閲覧可能に

さらに、今回のリリースの一環として、もう一つ重要な変更が行われます。
それは、「すべてのグループメンバーが、グループの設定ページを閲覧できるようになる」という点です。

これまでは、設定ページそのものにアクセスできるユーザーが制限されていました。しかし今後は、自分が所属しているグループがどのような設定(例えば、誰が投稿できるのか、誰がメンバーを見られるのかなど)で運用されているのかを、一般メンバーであっても設定ページを開いて確認できるようになります。
これは、組織内の透明性を高め、ユーザーが安心してグループを利用できるようにするための素晴らしい改善です。

なお、設定ページを「閲覧」することはすべてのメンバーが可能になりますが、設定の項目を実際に「編集」できるかどうかは、引き続きそれぞれの項目に設定されたアクセス権限と、ユーザー自身の役割(オーナー、マネージャー、メンバー)に依存します。見ることはできても、勝手に設定を変えられるわけではないのでご安心ください。

日本のビジネスシーンにおける活用メリット

この新しい権限設定は、日本のビジネス環境において以下のようなメリットをもたらします。

1. セキュリティリスクの低減

不要なマネージャー権限を付与しなくて済むようになるため、誤って重要なメンバーを削除してしまったり、アクセス権限の設定を意図せず変更してしまったりする「人為的ミス」を未然に防ぐことができます。IT管理者やセキュリティ担当者にとって、非常に歓迎すべき機能です。

2. 現場の自主性とスピードの向上

アジャイルなプロジェクト開発や、部門横断的なタスクフォースなど、状況が日々変化するグループにおいて、リーダー(オーナー)がいちいち設定変更の依頼を受ける必要がなくなります。現場のメンバー自身が、グループの目的に合わせて説明文やリンク集をリアルタイムに更新できるようになり、業務のスピードが加速します。

3. 運用ルールの明確化

設定ページが全メンバーに公開されることで、「このグループはどういう目的で作られ、誰が管理しているのか」という情報を全員が共通認識として持つことができます。これにより、社内でのグループの乱立を防ぎ、適切なコミュニケーションルールの醸成に役立ちます。

ご利用の準備と設定方法

本機能を利用するために、Google Workspaceの管理者様が管理コンソール側で行うべき特別な設定作業は必要ありません。機能が展開され次第、自動的に各グループの設定画面に新しい項目が追加されます。

エンドユーザー(グループのオーナーまたはマネージャー)が確認すべき点は以下の通りです。
新しい「グループの詳細を変更できるユーザー」の設定は、デフォルト(初期状態)では「グループのオーナーとマネージャー」に設定されています。
つまり、何もしなければこれまで通りの運用が維持されます。もし、一般メンバーにも名前や説明の編集を許可したい場合は、対象のグループの設定画面を開き、手動で権限を「すべてのメンバー」等に変更してください。

詳細な設定手順については、Googleの公式ヘルプセンター「グループの設定を更新する」または「グループを作成して設定を選択する」をご参照ください。

対象エディションと展開スケジュール

本機能は、一部の特別なエディションに限らず、すべてのGoogle Workspaceをご利用のお客様、および個人のGoogleアカウント(無料版)をご利用のユーザー様が対象となります。どなたでもこの便利な機能の恩恵を受けることができます。

機能の展開スケジュールについては、ご利用のGoogle Workspaceドメインの設定(即時リリースか計画的リリースか)によって異なります。

  • 即時リリースドメインをご利用のお客様
    2026年2月19日よりフルロールアウトが開始されます。すべてのユーザーの環境に機能が表示されるまで、1〜5日程度かかります。
  • 計画的リリースドメインをご利用のお客様
    2026年3月5日よりフルロールアウトが開始されます。すべてのユーザーの環境に機能が表示されるまで、1〜3日程度かかります。

まとめ:より安全で使いやすいコラボレーション環境へ

本日は、Google グループの「名前と説明の編集権限」に関する新しいアップデート情報をお届けしました。

一見すると小さな機能追加に思えるかもしれませんが、現場の運用負担を減らしつつ、セキュリティの原則(最小権限の付与)を厳格に守ることができる、非常に実用的で価値のあるアップデートです。また、すべてのメンバーが設定内容を閲覧できるようになることで、風通しの良い、透明性の高い組織運営がサポートされます。

Google Workspaceの強みは、こうしたユーザーからのフィードバックに基づいた細やかな改善が日常的に行われ、クラウドを通じて常に最新の使いやすい環境が提供され続ける点にあります。
現在Google グループの管理者やオーナーを務められている方は、機能が展開され次第、ぜひご自身のグループの設定画面を確認し、チームの運用に合った最適な権限設定に見直してみてはいかがでしょうか。
これからGoogle Workspaceの導入を検討されている方も、こうしたきめ細やかな権限管理機能を備えたセキュアなツールであることを、ぜひご評価いただければ幸いです。