この記事は https://workspaceupdates.googleblog.com/ の記事をもとに作成しています。
元記事の作成年月日:2026年2月24日
日本のGoogle Workspaceユーザーの皆様、そしてこれからGoogle Workspaceの導入を検討されている皆様、こんにちは。
日々の業務や教育現場において、情報を分かりやすく伝えるための手段として「動画コンテンツ」の重要性がますます高まっています。
しかし、本格的な動画を撮影したり、出演者を用意したりするには、時間もコストもかかってしまいます。
そこで大きな注目を集めているのが、Google Workspaceの新しい動画生成アプリ「Google Vids」です。
Google Vidsを使えば、プレゼンテーションのスライドを作るような手軽さで、AIが生成した高品質な「デジタルスピーカー(AIアバター)」を配置した動画を作成できます。
本日皆様にお届けするのは、このGoogle VidsのAIアバターに関する、とてもワクワクするようなアップデート情報です。
これまでビジネス向けの実写風(フォトリアル)なアバターのみが提供されていましたが、今回のアップデートにより、親しみやすく表現力豊かな「2Dおよび3Dのカートゥーン(アニメーション)スタイル」のアバターが新たに追加されました。
この新機能は、動画のトーンを明るくし、視聴者の共感を呼び起こす素晴らしい手段となります。
本記事では、新しく追加されたカートゥーンアバターの魅力や、ビジネスおよび教育シーンでの具体的な活用メリットについて詳しく解説いたします。
ぜひ最後までお読みいただき、皆様のチームやクラスでの魅力的な動画作成にお役立てください。
これまでのGoogle Vidsアバターと今回のアップデート
Google VidsのAIアバター機能は、テキストを入力するだけで、まるで本物の人間が喋っているかのような高品質なデジタルスピーカーを動画内に登場させることができる、非常にコストパフォーマンスに優れた機能です。カメラの前に立って撮影をする必要がなく、動画完成後でも何度でも手軽にセリフや内容を修正できるため、社内研修の動画やマニュアル作成、営業用プレゼン動画などで大いに活躍しています。
これまでは、フォーマルなビジネスシーンを想定した「実写風(フォトリアル)」のアバターが中心でした。もちろん、真面目な業務報告や公式なプレゼンテーションにはフォトリアルなアバターが最適ですが、教育現場での授業動画や、社内のカジュアルなイベント告知など、「少し固すぎる」と感じる場面もあったのではないでしょうか。
そこで今回、新たに「2Dおよび3Dのカートゥーンスタイルのアバター」が追加されました。これらの新しいアバターは、表情豊かでスタイライズされた特徴を持っており、視聴者の感情に訴えかけ、より親しみやすく普遍的な魅力を持った視聴体験を提供してくれます。
カートゥーンアバターを活用する3つの大きなメリット
実写風ではなく、あえてアニメーション調のカートゥーンアバターを使用することには、どのような利点があるのでしょうか。Googleは主に3つのメリットを挙げています。
1. エンゲージメント(参加意欲・集中力)の向上
特に教育現場において、長時間の講義動画は視聴者の集中力が途切れがちです。カートゥーンアバターの豊かな表情や動きは、視聴者の視線を惹きつける効果があります。例えば、「複雑な数学の概念」や「難しい社内コンプライアンスのルール」などを説明する際、親しみやすいアニメキャラクターが解説してくれることで、学生や新入社員の興味を引き出し、最後まで集中して動画を見てもらうことができます。
2. 動画のトーンを軽くし、雰囲気を和らげる
ビジネスの現場でも、常にフォーマルである必要はありません。長期間にわたるプロジェクトが完了した後の「結果の楽しい振り返り(レキャップ)」や、社内表彰式のオープニング動画、親睦会の案内などにおいて、カートゥーンアバターを使用することで、動画全体のトーンを軽快で楽しいものにすることができます。親しみやすいキャラクターが登場することで、社内コミュニケーションがより円滑になり、明るい雰囲気を作り出すことができます。
3. 多様なオーディエンスへのリーチを拡大
カートゥーンスタイルは、国境や年齢、文化的背景を超えて受け入れられやすいという特徴があります。実写のアバターではどうしても「特定の誰か」という印象が強くなりますが、アニメーションのキャラクターは普遍性を持っているため、子供から大人まで、幅広い層のオーディエンスに対して違和感なくメッセージを届けることができます。
ご利用の準備と、Veo 3.1アバターの「プロモーション枠」について
この新しいカートゥーンアバターを利用するために、Google Workspaceの管理者様が管理コンソールで特別な設定を行う必要はありません。機能が展開され次第、エンドユーザーはGoogle Vidsの編集画面にある「アバターパネル」から、直接新しい2D・3Dのスタイルを選択して利用を開始できます。
【重要】プロモーションアクセスについて
現在、Google Workspaceのお客様には、Googleの最先端生成AIモデル「Veo 3.1」を活用したアバター機能を存分に試していただくため、通常よりも高い使用上限がプロモーションとして適用されています。このプロモーション期間中は、新しいカートゥーンアバターを含め、より多くの生成AI機能を体験することが可能です。プロモーション終了後は、ユーザーごとに規定の使用上限が適用される予定ですが、上限が変更される前にはGoogleより今後のアップデートとして十分な事前告知が行われますのでご安心ください。
対象エディションと期間限定のアクセス権について
本機能は、以下のGoogle Workspaceエディションをご利用のお客様に提供されます。なお、一部のエディションについては、生成AI機能にアクセスできる「期間限定のプロモーション」の対象となっていますので、併せてご確認ください。
通常利用が可能なエディション
- Business Standard、Plus
- Enterprise Standard、Plus
- Essentials、Enterprise Essentials、Enterprise Essentials Plus
- Google AI Pro for Education アドオン
- Google AI Pro および Ultra
【2026年5月31日までの期間限定アクセス対象エディション】
以下のエディションをご契約のアカウントは、少なくとも2026年5月31日までの期間限定で、Google Vidsの生成AI機能(本機能を含む)に無料でアクセスすることができます。この機会にぜひご活用ください。
- Business Starter
- Enterprise Starter
- Google Workspace for Nonprofits(非営利団体向け)
- Education Plus
- Teaching and Learning Upgrade(アドオン)
展開スケジュール
新しいカートゥーンアバターの展開スケジュールは、ご利用のドメインのリリース設定によって異なります。
- 即時リリースドメインをご利用のお客様:
2026年2月24日より段階的なロールアウトが開始されます(機能が完全に表示されるまで最大15日程度かかります)。 - 計画的リリースドメインをご利用のお客様:
2026年3月9日よりフルロールアウトが開始されます(1〜3日程度で機能が表示されます)。
まとめ:多様な表現力で、伝わる動画コミュニケーションを
本日は、Google Vidsに新しく追加された「2D・3Dカートゥーンスタイルのアバター」についてご紹介しました。
動画作成において「誰が話すか(アバターの見た目)」は、動画全体の印象を決定づける非常に重要な要素です。これまでの実写風アバターによるプロフェッショナルな表現に加えて、今回のアニメーション調のアバターが選択できるようになったことで、教育現場での活用、社内広報、カジュアルなイベント告知など、Google Vidsの活用シーンはさらに大きく広がりました。
動画編集の専門知識がなくても、AIの力で誰でも高品質な動画コンテンツを生み出せるGoogle Vids。今回のアップデートを機に、ぜひ皆様のチームでも、より親しみやすく、感情豊かな動画コミュニケーションを取り入れてみてはいかがでしょうか。
これからGoogle Workspaceの導入を検討されている方も、こうした最新の生成AIツールが標準のワークフローに組み込まれていることの圧倒的なメリットを、ぜひ導入の判断材料にしていただければ幸いです。