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インスタグラマー・インフルエンサーの確定申告|商品提供(ギフティング)は収入になる?課税対象の判断基準

インスタグラムやTikTok、YouTubeなどでインフルエンサーとして活動しているあなた。

企業からPR案件として商品を受け取る「ギフティング」。

嬉しい反面、「これって収入になるの?」「確定申告は必要なんだろうか?」と不安に感じていませんか。

実は、ギフティングが課税対象になるかどうかは、明確な判断基準があるのです。

知らずにいると、後から思いがけない税金を請求される「追徴課税」のリスクも。

この記事では、インスタグラマーやインフルエンサーが特に迷いやすいギフティングの扱いや、確定申告の基本、経費にできるものの範囲まで、専門家が分かりやすく徹底解説します。

この記事を読めば、確定申告への不安が解消され、自信を持って活動に専念できるようになります。

そもそもインスタグラマーは確定申告が必要?判断基準を解説

「フォロワーが少ないから大丈夫」「まだ始めたばかりだから」と思っていても、確定申告が必要になるケースがあります。まずは、どのような場合に確定申告が必要になるのか、基本的なルールから確認していきましょう。

確定申告が必要になる「所得」の基準

確定申告が必要かどうかは、年間の「所得」の金額で決まります。所得とは、収入全体から必要経費を差し引いた金額のことです。

  • 専業のインフルエンサー(他に収入源がない)の場合: 年間所得が48万円を超えると確定申告が必要です。
  • 会社員などが副業でインフルエンサーをしている場合: インフルエンサー活動による年間所得が20万円を超えると確定申告が必要です。

ここでいう収入には、企業からのPR案件の報酬(現金)はもちろん、次に解説する「ギフティング」なども含まれる可能性があります。自分は大丈夫と思わず、まずは1年間の収益をしっかり計算してみることが重要です。

申告しないとどうなる?「バレない」は通用しません

「少しぐらいなら申告しなくてもバレないだろう」と考えるのは非常に危険です。税務署は、銀行口座の入出金記録や取引先の情報を調査する権限を持っており、無申告は高い確率で発覚します。

もし無申告が発覚した場合、本来納めるべきだった税金に加えて、以下のようなペナルティ(追徴課税)が課せられます。

  • 無申告加算税: 納付すべき税額に対して、最大20%が加算されます。
  • 延滞税: 納付が遅れた日数に応じて、最大年14.6%の利息に相当する税金が加算されます。

これらのペナルティは非常に重く、活動を続ける上で大きな負担になりかねません。SNSでの活動が軌道に乗ってきた今だからこそ、税金に関する正しい知識を身につけ、クリーンな活動を心掛けることが、長期的な成功の秘訣です。

【最重要】ギフティング(商品提供)は収入になる?課税の判断基準

インフルエンサーが最も悩むのが、ギフティングで受け取った商品を収入として計上すべきかという問題です。現金ではないため判断が難しいですが、税務上の明確なルールが存在します。ここでは、その判断基準を具体例とともに詳しく見ていきましょう。

ポイントは「経済的利益」を得ているか

税務上の判断基準は、「その商品提供によって、あなたが経済的な利益を得ているか」という点に集約されます。つまり、「本来なら自分でお金を払って買うはずだったものを、提供されたことで支払わずに済んだ」と見なされれば、それは課税対象の収入(現物給与)となります。

すべてのギフティングが課税対象になるわけではありません。どのようなケースが「経済的利益」と見なされるのか、具体的に見ていきましょう。

収入として計上すべきケース

以下のようなケースでは、受け取った商品を収入として計上する必要があります。商品の時価(市場販売価格)で計算するのが一般的です。

  • 高額な商品や換金性の高いもの: ジュエリー、ブランドバッグ、最新のPCやスマートフォン、商品券など、誰が見ても資産価値が高いと判断されるもの。
  • 提供者から処分について指示がないもの: 使用後に返却義務がなく、自由に売却したり譲渡したりできるもの。
  • 商品レビューやSNS投稿が義務付けられているもの: 投稿の対価として商品が提供されていると見なされるため、役務提供の報酬として課税対象になります。
  • 旅行やサービスの体験: 交通費や宿泊費、飲食代などを企業が負担してくれる「招待旅行」なども、同様のサービスを自分で受けた場合に支払うであろう金額が経済的利益と見なされます。

例えば、アパレル企業から「新作コート(販売価格10万円)を提供しますので、着用画像を投稿してください」と依頼された場合、10万円が収入として計上される可能性があります。

収入にしなくても良いケース

一方で、以下のような場合は「経済的利益」には該当せず、収入として計上しなくてもよいと判断されることがほとんどです。

  • 宣伝目的で広く配布されているサンプル品: 化粧品の試供品や、イベントで不特定多数に配られるノベルティグッズなど。
  • 使用後に返却が義務付けられているもの: 撮影用の衣装や機材などで、使用後に返却する場合。
  • レビュー目的だが、消費・破棄せざるを得ないもの: 食品や消耗品などで、レビューのために使ったら手元に残らないもの。ただし、提供量が明らかに個人消費の範囲を超えている場合は、課税対象と判断されることもあります。

大切なのは、「これは仕事の対価か、それとも単なる宣伝用のサンプルか」という実態で判断することです。迷った場合は、提供元の企業に契約内容を確認するか、税理士などの専門家に相談することをおすすめします。

インフルエンサー・インスタグラマーが経費にできるもの一覧

確定申告では、収入から「必要経費」を差し引くことができます。経費を正しく計上することは、納める税金を抑える「節税」の基本です。ここでは、インフルエンサー活動において、どのような支出が経費として認められるのかを解説します。

経費の基本は「事業との関連性」

経費として認められるかどうかの唯一の基準は、「その支出が、あなたのインフルエンサー活動(事業)の収益を生み出すために直接必要であったか」ということです。プライベートな支出と事業用の支出は、明確に区別しなくてはなりません。

経費にできる可能性が高い支出の例

  • 通信費: スマートフォンの通信料、インターネット回線費用など。
  • 機材購入費: 撮影用のカメラ、レンズ、マイク、照明、PCなどの購入費用。
  • ソフトウェア・アプリ代: 動画編集ソフトや画像加工アプリの利用料。
  • 衣装・コスメ代: 撮影のために特別に購入した衣装や、レビュー投稿のためのコスメ購入費。
  • 交通費・宿泊費: 撮影場所への移動費、取材や打ち合わせのための交通費、遠方での撮影に伴う宿泊費。
  • 外注費: カメラマンや動画編集者、アシスタントなどに支払う報酬。
  • 交際費・会議費: 取引先との打ち合わせでの飲食代。
  • スタジオ代: 撮影用スタジオのレンタル費用。
  • 書籍・セミナー代: マーケティングや撮影技術の勉強のための書籍購入費やセミナー参加費。

家事按分の考え方を活用しよう

自宅で撮影や編集作業を行っている場合、家賃や光熱費の一部も経費にできます。これを「家事按分(かじあんぶん)」といいます。例えば、家賃10万円の家のうち、事業で使っているスペースが20%であれば、家賃のうち2万円(10万円×20%)を経費として計上できます。スマートフォンの通信費なども、事業で使う割合に応じて按分します。この割合は、客観的に説明できる合理的な基準で設定する必要があります。

初めてでも大丈夫!確定申告を簡単・正確に行う方法

「収入や経費のことは分かったけど、実際の確定申告作業は難しそう…」と感じるかもしれません。しかし、今は便利なツールがあり、ポイントさえ押さえれば誰でもスムーズに確定申告を終えることができます。

日々の収支管理が成功のカギ

確定申告で最も大変なのは、1年分の収入と経費の記録をまとめて集計することです。これを避けるために、日頃から収支を記録する習慣をつけましょう。ギフティングで収入と見なすべき商品を受け取った際は、その日付、商品名、時価(販売価格)をメモしておくだけで、後の作業が格段に楽になります。経費のレシートや領収書は、専用のファイルや箱を用意して必ず保管してください。

確定申告ソフトが最強の味方になる理由

これらの日々の収支管理から、最終的な申告書類の作成までを圧倒的に効率化してくれるのが「確定申告ソフト」です。手作業やExcelでの管理に比べ、以下のようなメリットがあります。

  • 入力が簡単: 日付や金額、項目を選ぶだけで、簿記の知識がなくても自動で仕訳してくれます。
  • 銀行口座やカードと連携: 連携機能を使えば、取引明細を自動で取り込み、入力の手間を大幅に削減できます。
  • スマホアプリで完結: スマートフォンアプリに対応しているソフトなら、レシートを撮影するだけで経費を登録でき、移動中などの隙間時間で作業を進められます。
  • 書類の自動作成: 入力されたデータをもとに、確定申告書などの複雑な書類を自動で作成してくれます。
  • 法改正に自動対応: 毎年のように行われる税制の変更にも、ソフトが自動でアップデート対応してくれるため安心です。

例えば、多くの個人事業主やフリーランスに支持されている「マネーフォワード クラウド確定申告」のような会計ソフトを使えば、これらのメリットを最大限に活用できます。日々の収支管理が楽になるだけでなく、確定申告そのものへの心理的なハードルを大きく下げてくれるでしょう。

まとめ:面倒な確定申告はツールで効率化しよう

今回は、インスタグラマーやインフルエンサーが直面する確定申告の疑問、特にギフティングの扱いについて詳しく解説しました。

  • ギフティングは「経済的利益」があるかどうかで判断する。
  • 活動に必要な支出は「経費」として計上し、節税につなげる。
  • 確定申告は「知らない」では済まされない。ペナルティは非常に重い。
  • 日々の収支管理と「確定申告ソフト」の活用が成功のカギ。

インフルエンサーとしての活動は、個人事業です。事業を成長させるためには、お金の管理、つまり税金に関する知識が不可欠です。しかし、あなたの本来の仕事は、素晴らしいコンテンツを創り出し、フォロワーと良好な関係を築くことのはずです。

面倒な経理作業や確定申告に時間を奪われてしまうのは、非常にもったいないことです。2026年2月時点の情報として、最近の確定申告ソフトは驚くほど進化しており、税金の知識がほとんどない初心者でも、ガイドに従って入力するだけで申告作業を完了できるようになっています。

より具体的に確定申告ソフトの料金や使い方、他のユーザーの評判などを知りたい方は、こちらの「【完全ガイド】マネーフォワード クラウド確定申告とは?使い方・評判・料金まで個人事業主向けに徹底解説」の記事で、どこよりも詳しく解説しています。ぜひ、次のステップとしてご覧ください。

面倒な確定申告作業は信頼できるツールに任せて、あなたはクリエイティブな活動に集中しましょう。賢くツールを活用することが、これからの時代を生き抜くインフルエンサーの新しい常識です。まずは第一歩として、どのようなツールがあるのかチェックしてみてはいかがでしょうか。

>>マネーフォワード クラウド確定申告で、面倒な経理作業から解放される