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マネーフォワード クラウド確定申告の画面が見にくい?初心者が直感的に操作するためのダッシュボードカスタマイズ術

マネーフォワード クラウド確定申告を使い始めたものの、「どこに何があるのか分からない」「メニューが多すぎて目的の機能にたどり着けない」と感じていないでしょうか。

実はこの悩み、クラウド会計ソフトを初めて使う個人事業主やフリーランスの方にとって非常にあるあるな問題です。

筆者自身も初めてログインしたとき、ホーム画面に並ぶ情報量の多さに圧倒された経験があります。

しかし、ダッシュボードの表示設定や操作動線を少し見直すだけで、驚くほど使いやすくなります。

なお、マネーフォワード クラウド確定申告の基本的な機能や料金体系については、【完全ガイド】マネーフォワード クラウド確定申告とは?使い方・評判・料金まで個人事業主向けに徹底解説で網羅的にまとめていますので、あわせて参考にしてください。

マネーフォワード クラウド確定申告の画面が「見にくい」と感じる原因

情報量の多さが初心者を混乱させる

マネーフォワード クラウド確定申告は、銀行口座やクレジットカードとの連携、自動仕訳、レポート機能、確定申告書の作成まで一つのプラットフォームで完結する多機能なクラウド会計ソフトです。しかし、この「多機能さ」が初心者にとっては裏目に出ることがあります。

ログイン直後のホーム画面には、収入・支出のグラフ、未処理の明細件数、口座残高の一覧、お知らせ通知など、さまざまな情報が一度に表示されます。経理や簿記の経験がある方であればどの情報が重要かを瞬時に判断できますが、初めて会計ソフトに触れる方にとっては「全部が同じ優先度に見える」という状態に陥りやすいのです。

左メニューの階層構造が直感的でない

マネーフォワード クラウド確定申告の左サイドメニューには、「ホーム」「仕訳」「自動で仕訳」「手動で仕訳」「レポート」「決算・申告」「各種設定」など複数の項目が並んでいます。初めて使う方にとって、「仕訳を入力したいのに、”自動で仕訳”と”手動で仕訳”のどちらを選べばいいのか分からない」「経費の入力はどのメニューからアクセスするのか」といった迷いが頻繁に生じます。

さらに、メニューの中にはサブメニューが展開されるものもあり、目的の画面にたどり着くまでに2〜3回のクリックが必要なケースも少なくありません。日常的に使う機能へのアクセスに手間がかかると、「見にくい」「使いにくい」という印象につながってしまいます。

画面の見にくさが確定申告の挫折につながるリスク

「画面が見にくい」という問題は、単なるUI(ユーザーインターフェース)の好みの問題にとどまりません。操作に迷う時間が増えるほど、記帳作業が億劫になり、仕訳の入力を後回しにしがちです。その結果、確定申告の時期に未処理の明細が大量に溜まり、正確な申告が困難になるという悪循環が生まれます。

国税庁の統計によれば、個人事業主の青色申告承認申請は年々増加傾向にありますが、途中で記帳を断念して白色申告に切り替えるケースも一定数存在します。操作画面のストレスを最小化することは、日々の記帳を継続し、正確な確定申告を実現するための重要な第一歩といえるでしょう。

ダッシュボードを自分仕様にカスタマイズする具体的な方法

ステップ1:ホーム画面の表示項目を整理する

マネーフォワード クラウド確定申告のホーム画面では、表示するウィジェット(情報パネル)をある程度カスタマイズできます。まずは自分にとって不要な情報を非表示にし、本当に必要な情報だけが目に入る状態を作りましょう。

具体的には、ホーム画面右上の設定アイコンから表示項目の編集が可能です。初心者の方には、以下の優先順位で表示項目を整理することをおすすめします。

  • 最優先で表示:未処理の自動仕訳件数(日々の作業量が一目で分かる)
  • 表示推奨:口座残高一覧(資金繰りの把握に役立つ)
  • 表示推奨:収支グラフ(月次の収支バランスを視覚的に確認できる)
  • 非表示候補:詳細なレポートへのショートカット(慣れてから表示すれば十分)
  • 非表示候補:キャンペーンやお知らせバナー(作業の邪魔になりやすい)

表示項目を絞り込むだけで、ホーム画面の情報密度が大幅に下がり、「今日やるべきこと」が明確になります。筆者の場合、最初は5つ以上あったウィジェットを3つまで減らしたところ、ログイン直後の迷いがほぼなくなりました。

ステップ2:よく使う機能へのショートカットを設定する

日常的な記帳作業で最も頻繁にアクセスする画面は、多くの方にとって「自動で仕訳」(連携口座からの明細を確認・登録する画面)でしょう。この画面をブラウザのブックマークに登録しておくだけで、毎回メニューをたどる手間を省けます。

さらに効率的なのは、ブラウザのブックマークバーに主要な画面のURLを並べておく方法です。以下の3つの画面をブックマークしておくと、日常業務のほとんどをカバーできます。

  • 自動で仕訳(連携明細の確認・登録)
  • 手動で仕訳(現金取引など手入力が必要な仕訳)
  • 仕訳帳(登録済み仕訳の確認・修正)

マネーフォワード クラウド確定申告は各画面に固有のURLが割り当てられているため、ブックマークからのダイレクトアクセスとの相性が良いのが特徴です。この方法であれば、ソフト側の設定変更を必要とせず、すぐに実践できます。

ステップ3:勘定科目の表示をカスタマイズする

初心者が仕訳入力で戸惑う最大の原因の一つが、勘定科目(かんじょうかもく)の選択です。勘定科目とは、取引の内容を分類するための項目名で、「旅費交通費」「通信費」「消耗品費」などがあります。

マネーフォワード クラウド確定申告では、デフォルトで多数の勘定科目が表示される設定になっています。しかし、業種によって使用する勘定科目は大きく異なります。たとえば、Webデザイナーであれば「外注費」「通信費」「消耗品費」の使用頻度が高い一方、「仕入高」や「車両費」はほとんど使わないかもしれません。

「各種設定」メニューから勘定科目の表示・非表示を切り替えることができます。自分の事業で使わない科目を非表示にすることで、仕訳入力時のプルダウンメニューがすっきりし、正しい科目を素早く選べるようになります。

注意点として、勘定科目を非表示にしても、過去にその科目で登録した仕訳が消えることはありません。あくまで入力時の選択肢から除外されるだけなので、安心してカスタマイズしてください。迷ったときは、まず直近3か月の取引を振り返り、実際に使った科目だけを残すのが効率的です。

ステップ4:自動仕訳ルールを活用して画面操作を減らす

ダッシュボードの見やすさを改善するだけでなく、そもそも画面を操作する回数自体を減らすのも有効なアプローチです。マネーフォワード クラウド確定申告の「自動仕訳ルール」機能を活用すれば、毎月発生する定型的な取引を自動で仕訳登録できます。

たとえば、毎月引き落とされるサーバー代やサブスクリプション料金に対して、「摘要に”AWS”を含む場合は”通信費”として自動登録」といったルールを設定できます。この機能を使いこなすことで、「自動で仕訳」画面に表示される未処理件数が大幅に減り、確認作業の負担が軽くなります。

自動仕訳ルールの設定は、「自動で仕訳」画面で個別の明細を処理する際に「次回以降も同様に処理する」にチェックを入れるだけで登録できます。最初の数か月で定型取引のルールを一通り登録してしまえば、それ以降は毎月の記帳時間を半分以下に短縮することも十分可能です。

ただし、自動仕訳ルールを設定する際は、あまりに広い条件(たとえば金額だけで判定するなど)を設定すると誤った科目で登録されるリスクがあります。ルール設定後の最初の1〜2か月は、自動登録された仕訳を一通りチェックする習慣をつけておくと安心です。

ステップ5:レポート画面を経営判断に活かす

ダッシュボードのカスタマイズが一段落したら、レポート機能にも目を向けてみましょう。マネーフォワード クラウド確定申告のレポート画面では、月次の収支推移や科目別の支出割合などをグラフで確認できます。

初心者のうちは「確定申告のために仕方なく記帳している」という感覚になりがちですが、レポートを定期的に確認することで、「今月は通信費が先月より30%増えている」「売上が季節によって変動するパターンがある」といった経営上の気づきが得られます。この気づきこそが、単なる記帳作業を経営改善につなげる第一歩です。

ホーム画面に収支グラフのウィジェットを表示しておけば、ログインするたびに自然と数字を意識する習慣がつきます。

他のクラウド会計ソフトとの画面の使いやすさ比較

freeeとの比較

個人事業主向けクラウド会計ソフトの代表格であるfreee(フリー)は、簿記の知識がなくても使えることを重視した設計になっています。取引入力画面では「収入」「支出」のシンプルな分類から始められるため、初回の操作ハードルはfreeeのほうが低い印象があります。

一方、マネーフォワード クラウド確定申告は、簿記の基本構造(借方・貸方)に沿った画面設計になっているため、簿記の知識が多少あるとより使いやすく感じます。その分、勘定科目のカスタマイズ性や仕訳の柔軟性ではマネーフォワード クラウド確定申告に優位性があります。

やよいの青色申告オンラインとの比較

やよいの青色申告オンラインは、老舗会計ソフトメーカーの弥生が提供するクラウドサービスです。伝統的な会計ソフトの操作感を引き継いでいるため、デスクトップ版の弥生会計に慣れたユーザーには馴染みやすい反面、クラウドネイティブな操作性という点ではマネーフォワード クラウド確定申告のほうが洗練されています。

どのソフトを選ぶべきか

結論として、画面の「見やすさ」は慣れとカスタマイズで大きく変わるため、初期印象だけで判断するのは早計です。マネーフォワード クラウド確定申告は、この記事で紹介したカスタマイズを施すことで、初心者でも直感的に操作できる環境を構築できます。特に、銀行口座やクレジットカードとの連携数が多い方、将来的に事業規模を拡大する可能性がある方には、カスタマイズ性の高いマネーフォワード クラウド確定申告が適しています。

まだアカウントをお持ちでない方は、マネーフォワード クラウド確定申告の公式サイトから無料で試すことができます。実際に触りながらカスタマイズを試してみるのが、自分に合うかどうかを判断する最も確実な方法です。

よくある失敗パターンと回避方法

カスタマイズしすぎて元に戻せなくなる

勘定科目を大量に非表示にした結果、必要な科目が見つからなくなるケースがあります。カスタマイズを始める前に、現在の設定状態をスクリーンショットで記録しておくと安心です。万が一戻したくなった場合も、「各種設定」からいつでも再表示できます。

自動仕訳ルールの過信

前述のとおり、自動仕訳ルールは便利ですが、条件設定が曖昧だと誤分類が発生します。特に「金額が○○円以上の場合」といった条件は、異なる性質の取引が同じ金額帯に存在する可能性があるため、摘要(取引の説明文)を条件に含めるのがベストプラクティスです。

ブラウザ環境の影響を見落とす

意外と見落としがちなのが、ブラウザ側の設定です。マネーフォワード クラウド確定申告はWebブラウザ上で動作するため、ブラウザの拡大率が100%以外になっていると画面のレイアウトが崩れて見にくくなることがあります。また、古いブラウザを使用していると一部の機能が正常に表示されない場合もあるため、Google ChromeやMicrosoft Edgeの最新版を使用することを推奨します。

まとめと次のステップ

マネーフォワード クラウド確定申告の画面が見にくいと感じる原因は、初期状態の情報量の多さとメニュー構造の複雑さにあります。しかし、以下の5つのステップでダッシュボードをカスタマイズすれば、初心者でも直感的に操作できる環境を整えられます。

  • ホーム画面の表示項目を必要最小限に絞る
  • よく使う画面をブラウザのブックマークに登録する
  • 使わない勘定科目を非表示にして選択肢を減らす
  • 自動仕訳ルールで定型取引の処理を自動化する
  • レポート画面を活用して記帳を経営改善に結びつける

まずはステップ1と2だけでも実践してみてください。ログイン直後の「何をすればいいか分からない」という感覚が大きく変わるはずです。

マネーフォワード クラウド確定申告の導入がまだの方は、こちらから無料で登録して、この記事のカスタマイズ術を試してみてください。料金プランの比較や基本的な使い方については、マネーフォワード クラウド確定申告の完全ガイドで詳しく解説しています。

画面の使いやすさは日々の記帳習慣に直結します。自分に合った操作環境を整えて、確定申告をストレスなく乗り越えましょう。