10年前の飲食店開業前の自分に教えてあげたい。初めて飲食店、カフェ開業するなら読んでおきたい本9冊

こんにちは、小松由和です。

 

今日は初めての飲食店、カフェ開業するなら、ぜひ読んでおいてほしい本を9冊ご紹介します。

 

私は2010年12月にほぼ未経験の状態で小さな飲食店を開業して約6年が経ちますが、

 

今自分の隣にもう1人の若き日の自分がいたとして、

これから初めての飲食店、カフェ開業をしようとしていたら、

「この本は絶対読んでおけよ!」って教えてあげたいと思う本をまとめました。

 

まさにこれから初めての飲食店、カフェを開業しようとされている方がいたら、ぜひ読んでおいてほしいと思います。

 

ここでご紹介する9冊の本を全部買って読んでも1万円しないかと思いますが、本を読むことで得られる知識や情報、本を読まないことで回避できなかった失敗への対処に対するお金と時間、を考えたら、絶対読んでおくべきと言い切っても問題ないと思っています。

 

これからお店を始める方のお役に少しでも立てたら幸いです。

 

初めての飲食店、カフェ開業するなら読んでおきたい本9冊

日本の飲食界の大御所から飲食店の魅力や大切なことを学ぶ。

最初にご紹介する2冊は、具体的な手法が載っている本ではなく、飲食店やカフェをやりたい理由、コンセプト、など大事なことを再認識させてくれる本です。

継続的に売上がないとお店は続けれらないから、売上をあげるテクニックや手法も大事ですが、この2冊は目先の売上よりも、飲食店・カフェを運営する上で、もっと大事なことを気づかせてくれます。

厳しい飲食業界で成功した視点やアイデアなども非常に参考になります。

 

1冊目は、フレッシュネスバーガーを創業した栗原幹雄氏の書籍です。

「面白いことをとことんやれば、起業は必ずうまくいく。」栗原 幹雄

フレッシュネスバーガーの創業ストーリーも書かれているので読み物としても面白いですし、仕事に対しての向き合い方、アイデアの考え方など飲食に限らず仕事をする人全般にも参考になる内容が満載です。

読んだあとは、フレッシュネスバーガーに行きたくなること間違いないです。笑

 

2冊目は、WIRED CAFEをはじめとしたカフェ・カンパニーを創業した楠本 修二郎氏の書籍です。

「ラブ、ピース&カンパニー これからの仕事50の視点」楠本 修二郎

栗原氏の書籍同様、カフェ開業に関することだけでなく、人生観や現代とこれから必要なことなど、様々な示唆を与えてくれます。

もちろん、「カフェにおける失敗の3つのパターン」など、豊富な経験から導き出される持論も大変参考になる1冊です。

 

飲食本の名著からレストランのあるべき姿を学ぶ。

3冊目にご紹介するのは、世界で最も成功した天才レストラン・クリエーターであるフィル ロマーノ氏の書籍です。

「外食の天才が教える 発想の魔術」フィル ロマーノ

名著と言われる本は、年月が経っても書いてあることが色褪せないで有効であることが共通点かと思いますが、ここでご紹介する本は、飲食関連本の名著と言える本です。

本に書いてあることは、飲食店の原理原則ばかり。今、読書メモを見返しても、「その通りだな」と思う内容ばかり。

最初の2冊で開業への熱意を高めつつ、この3冊目で飲食店の原理原則を確認する。そんな流れがよいかと思います。

 

今お店が求められていること、10年後も残り続けるお店にするために必要なことを学ぶ。

4冊目は、ホリエモンこと堀江 貴文氏の書籍です。

「なんでお店が儲からないのかを僕が解決する」堀江 貴文

別の記事で書評を書いているので、詳しくはそちらの書評も読んで頂きたいですが、

「【飲食店経営者の書評】飲食店経営者はもちろん、飲食店で働く人もみんな読んだ方がいいよ『なんでお店が儲からないのかを僕が解決する』堀江貴文」

この本では、2016年現在の飲食店、カフェに求められていること、10年後も残り続けるお店にするために必要なことのヒントが詰まっています。

堀江氏のビジネス経験(説明するまでもなく)、お客側の経験(365日外食とのこと)はまさに日本でもトップクラスの人の意見を、一意見として参考にするだけでも、書籍の値段を考えると十分元はとれると思います。

最初の3冊で、お店の大切なこと、原理原則を学んで、4冊目のこの本で飲食店の外部の客観的な視点と「今」のトレンドを確認するというバランスがよいかと。

 

超基礎知識。飲食店を開業するまでに必要なことを学ぶ。

5冊目は、飲食店を開業するまでに必要なことがわかりやすく整理されている書籍です。

「自分でパパッとできるはじめての飲食店開業&経営」斉藤俊成

私は2008年発売の上記リンクの書籍を参考にしましたが、2014年に第2版が発売されているので、これから購入される方は新しい第2版の方が最新の情報に更新されているのでよいかと思います。

「自分でパパッとできるはじめての飲食店開業&経営 第2版」斉藤 俊成

飲食店経営者なら当たり前のことでも、飲食店未経験の人はもちろん、飲食店で働いている人でも開業前にすること、しなければいけないことってほとんどの人が知らないはずです。ある程度の規模がある会社で新店舗開業業務を担当しているといった人でない限りは。

そんな開業未経験者の人に最適な本です。飲食店開業に必要な手続きから考えておくべきことや必要なもの、などの情報がフローごとにわかりやすく、かつ、けっこう細かく書いてあります。

決して書いてあること全部やらないといけないわけではないので、自分の状況やケースにあわせて、必要な内容だけピックアップする、という形がおすすめです。

私も、この本で飲食店開業に必要なことは何かを学びましたし、実際に開業してみて、必要な情報はかなり網羅されていたなという印象です。

 

実践編。具体的な手法、経営方法を学ぶ。

最後の2冊は、開業してから必要な具体的な手法を学ぶ本です。

開業してからやるべきことまで、開業前に想定、計画しておけると、開業前と開業後のズレが少なくなり、無駄にお金や時間を使うことなく、大事なことにお金と時間を注力することができます。

 

6冊目は、店舗経営のコンサルティング経験が豊富な富田英太氏の書籍です。

「お金をかけずに繁盛店に変える本」富田 英太

本の名前のとおり、お金をかけずに繁盛店に変える方法が多く載っています。どれも無料や低予算で、実際の業務に基づいた内容なので、具体的で実用性が高いです。

関連した内容で小さなお店のマーケティングに参考になる本として、こちらの本もおすすめです。

「「1回きりのお客様」を「100回客」に育てなさい!」高田 靖久

リピーターの重要性、リピーターの作り方、など、小さなお店に不可欠なマーケティング手法が学べます。

 

7冊目は、飲食業・サービス業など複数のフランチャイズチェーンの現役経営者である鬼頭宏昌氏の書籍です。

「小さな飲食店 成功のバイブル―赤字会社から年商20億円企業までの軌跡」鬼頭 宏昌

こちらの本も2006年発売の本で、鬼頭氏は継続して書籍を書かれているので、これから読もうと思った方は、2015年に発売された以下の本が最近の情報で書かれているのでおすすめです。

「赤字店を年商20億円に導いた飲食店開業・経営の成功メソッド」鬼頭宏昌

かなり情報量が多い本です。飲食店経営の原理原則から、具体的な事例やノウハウまで。「最初はとにかく小さく始めよう」など、数多くの店舗を経営している経験から導き出された失敗しないためのノウハウは必見です。

この本の他にも鬼頭氏の書籍を読んだことがありますが、どれも軽い内容ではなく、しっかりとした内容で読み応えがあるので信頼できる著者の1人かと。

美味しい料理を提供していれば売れると思っている人へ

8冊目はイタリアンチェーン店サイゼリアの創業者の書籍です。

「おいしいから売れるのではない 売れているのがおいしい料理だ」正垣泰彦

書籍名のとおり、「おいしいから売れるのではない、売れているのがおいしい料理」数学的な思考から論理的に経営方法が学べる本です。

「美味しい料理や飲み物を提供していればお客さんはくるよね。」

「美味しい料理や飲み物を提供していればお店は繁盛するよね。」

そのような考えを持っている方にはぜひ開業前に読んでおいてほしい1冊です。

飲食店以外の食の仕事の選択肢を模索したい人へ

「飲食の仕事、食の仕事をしたいと考えているんだけど、どうも毎月高い家賃を払って店舗を借りて毎日営業するのはなんか違うんだよな・・」

と考えている方がいるかもしれません。

一般的に、「飲食」の仕事を考えると、固定店舗を構えた飲食店がイメージされると思います。実際に、割合、数も固定店舗を構える飲食店のスタイルが大きな割合を占めます。

しかし、実際には「店舗を構えない」飲食の仕事やスタイルが最近どんどん増えてきている傾向にあります。

ネットショップでお菓子を販売する店舗もそうですし、デリバリーやケータリングを専門とするお店、等々、「店舗を構えない」で飲食を提供する形態、スタイル、仕事が増えています。

そんな従来の店舗を構える飲食店以外の仕事のしかたやワークスタイルを模索する方におすすめな本がこちら。

『あたらしい食のシゴト』タイムマシンラボ

実は私小松由和も監修として関わっています。ケータリングをはじめ、移動販売、イベントやマルシェの出店店舗、ネットショップ、など、固定店舗を構えない食の仕事の紹介から、実際に始めたい方へのHowToが掲載されています。

ぜひ、仕事の幅、選択肢を広げる意味でもおすすめな本ですのでご一読を。

 

 

 

おわりに

最後に少し私の経験談を。

 

私は、大学卒業後サラリーマンとして働き始めた2007年春に飲食店開業を決意し、3年半の準備期間(3年間のサラリーマン生活で資金を貯めて、半年間具体的な準備をしました)、2010年12月に神奈川県横浜市に20席の小さな飲食店を開業しました。

 

開業1年で半数以上は潰れて、開業3年では1割しか残らないと飲食業界では言われています。実際に、街中を見ても、毎日通っている道で気づいたらお店が閉店していた、なんてことは日常茶飯事です。

そんな環境下ですが、私のお店は、細々とした営業をしながら、今年2016年12月で丸6年を無事迎えることができそうです。

 

私の場合は、ほぼ未経験の状態で飲食店を開業しました。

 

25歳でサラリーマンを辞めて飲食店開業するまでにした仕事は、

 

・高校3年生のときに部活を引退してから卒業までの約3ヶ月、ファミリーレストランのキッチンでアルバイト

・大学1年生のときにチェーン居酒屋のキッチンで約3ヶ月アルバイト(スノーボードにはまってしまい時間を削りたくてやめてしまいました)

・大学2年生から卒業まで約3年間、スターバックスでアルバイト(当然調理はないお店でしたが、サービス面など非常に勉強になりました。飲食店をやりたいと思ったのもこの経験から。)

・大学卒業後、就職は大手IT企業でシステムエンジニアとして3年間勤務

・サラリーマンを辞めてから、2010年4月〜開業する2010年11月までの約半年間、横浜の個人経営のレストランでホールのアルバイト(調理未経験&半年しかいなかったので調理はせず。個人経営の飲食店の運営の仕方や接客など大変勉強になりました。)

 

といった具合で調理経験がほぼ未経験のまま飲食店を開業するに至りました。

 

当時あったのは、やる気と行動力だけ。

 

でも、そのやる気を支えていたのは、本を中心に情報収集して開業準備の計画をしていたこと。(飲食店経営者に話を聞きにいくなどの行動力は残念ながらありませんでした・・)

 

2016年現在は、私が開業準備をしていた10年前に比べても、役に立つ情報やツールは格段に増えています。

 

開業して約6年経ちますが、たくさん読んできた飲食関連の本の中でも、「あの本に書いてあったことは本当だった」「本に書いてあったことを実践してよかった」など、

 

10年前の開業準備をしている自分に教えてあげたかった、

今、飲食店、カフェの開業準備をしている人がいたら、ぜひおすすめしたい本を9冊まとめましたので、役立てて頂けたら幸いです。

 

私の場合は、飲食店の多店舗展開は、開業当初に早々に路線変更してしまったので、たくさんお店を作りたい!みたいな方へのアドバイスは難しいかと思いますが、

自分のお店を持ちたい!小さな良いお店を作りたい!など、小さなお店づくりや、個人経営のお店づくりは、自分の6年お店を続けている経験からサポートやアドバイスできることがあるかと思いますので、もしご相談したい方がいたらメッセージ頂けたらと思います。簡単なアドバイスであれば無料でさせていただきますので、ぜひ。

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