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moomoo証券の注文方法全種類!逆指値からトリガー注文まで使いこなすコツ

moomoo証券は、最先端の機能と豊富な情報量で、多くの投資家から注目を集めている次世代型証券アプリです。

その多機能性の中でも、特に投資の成果を大きく左右するのが「注文方法」の多様性です。

しかし、「機能が多すぎて、成行と指値くらいしか使っていない…」という方も多いのではないでしょうか。

実は、moomoo証券に搭載されている様々な注文方法を使いこなすことで、リスクを効果的に管理し、利益を最大化するチャンスを掴むことができます。

この記事では、2025年12月時点の情報に基づき、moomoo証券で利用できる基本的な注文方法から、逆指値、トリガー注文といった高度なテクニックまで、全種類を徹底的に解説します。

具体的な操作方法や実践的な使いこなしのコツまで網羅しているので、この記事を読み終える頃には、あなたの投資戦略は格段にレベルアップしているはずです。

moomoo証券の基本的な注文方法!成行・指値注文の基礎と使い方

まずは、株式取引の最も基本となる「成行注文」と「指値注文」からおさらいしましょう。moomoo証券に限らず、どの証券会社でも使う基本中の基本ですが、それぞれのメリット・デメリットを正しく理解することが、高度な注文方法を使いこなす第一歩となります。

成行注文(マーケットオーダー):とにかく早く売買したい時に

成行注文は、価格を指定せず、その時の市場価格で即座に売買する注文方法です。「今すぐこの株を買いたい!」「急いで売りたい!」といった、スピードを最優先したい場面で使われます。

  • メリット:注文がすぐに成立(約定)しやすい。
  • デメリット:自分の想定より不利な価格で約定する「スリッページ」が発生する可能性がある。特に、取引量が少ない銘柄や、価格が激しく動いている時には注意が必要です。

【実践的な使い方】
急騰している銘柄に乗り遅れたくない時や、逆に相場の急変で一刻も早く手仕舞いしたい時などに有効です. ただし、基本的には後述する指値注文を主体にし、成行注文は限定的な場面で使うのが賢明です。

指値注文(リミットオーダー):希望の価格で確実に取引する

指値注文は、「この価格以下で買いたい」「この価格以上で売りたい」というように、自分で価格を指定して発注する方法です。指定した価格か、それよりも有利な価格でなければ約定しません。

  • メリット:自分の意図しない価格での約定を防ぎ、計画的な取引ができる。
  • デメリット:指定した価格に株価が到達しない場合、注文がいつまでも約定しない可能性がある。

【実践的な使い方】
「この銘柄がもう少し下がったら買いたいな」という押し目買いの場面や、「目標株価に達したら利益確定したい」という場面で使います。冷静に計画を立てて取引する際の基本となる注文方法です。

moomoo証券アプリでの具体的な操作方法

moomoo証券のアプリは直感的に操作できます。

  1. 取引したい銘柄のページを開き、画面下部の「取引」ボタンをタップします。
  2. 「買い」または「売り」を選択します。
  3. 注文タイプで「指値」または「成行」を選びます。
  4. 「指値」の場合は希望の価格を、「成行」の場合は価格欄はそのままに、売買する「株数」を入力します。
  5. 「買い」(または「売り」)ボタンをタップすれば発注完了です。

まずはこの2つの注文方法に慣れることが、moomoo証券を使いこなすためのスタートラインです。

リスク管理の要!逆指値(ストップ)注文を使いこなす

株式投資で長く生き残るために最も重要なスキルは、利益を出すことよりも「損失を限定すること」です。そのために絶大な効果を発揮するのが「逆指値注文」です。moomoo証券では複数の逆指値注文が用意されており、これらを使い分けることでリスク管理の精度が格段に向上します。

逆指値注文(ストップオーダー):自動で損切りを実行

逆指値注文は、現在の株価よりも不利な価格を指定し、その価格に達したら自動的に「成行注文」が発注される仕組みです。主に損失を確定させる「損切り(ストップロス)」のために使われます。

  • メリット:株価が下落して指定した価格に達すると、自動で損切りしてくれるため、感情に左右されず損失の拡大を防げます。仕事中や就寝中など、相場を見られない時間帯でも安心です。
  • デメリット:トリガー価格に達した後に発注されるのは「成行注文」なので、相場が急落している場面ではスリッページが起こり、想定よりも低い価格で約定する可能性があります。

【実践的な使い方】
例えば、100ドルで買った株の損失を最大10%に抑えたい場合、90ドルに逆指値の売り注文を入れておきます。もし株価が90ドルまで下落すれば、自動的に成行の売り注文が発注され、それ以上の損失拡大を防ぎます。

逆指値(指値)注文(ストップリミットオーダー):損切り価格も指定したい時に

こちらは、指定したトリガー価格に達したら、あらかじめ決めておいた「指値注文」が発注される仕組みです。「損切りはしたいけれど、不利な価格では売りたくない」というニーズに応えます。

  • メリット:損切り時の約定価格下限をコントロールできるため、急落時の大きなスリッページを防げます。
  • デメリット:相場が窓を開けて大きく下落した場合など、指定した指値の範囲内で約定せず、損切り注文が成立しないまま損失がさらに拡大するリスクがあります。

【実践的な使い方】
100ドルで買った株に対し、「株価が90ドルになったら、89.5ドルで売りたい」という注文を出しておけます。株価が90ドルになると、89.5ドルの指値売り注文が発注されます。ただし、パニック売りのように一気に株価が下落し、89.5ドルで買う人がいなくなってしまった場合は、売れ残ってしまう可能性があることを理解しておく必要があります。

上級者へのステップアップ!OCO注文とトレールストップ注文

基本の注文と逆指値をマスターしたら、次は利益の最大化とリスク管理を同時に行う、より高度な注文方法に挑戦しましょう。moomoo証券の「OCO注文」と「トレールストップ注文」は、特にスイングトレードやポジショントレードで強力な武器となります。

OCO注文:「利益確定」と「損切り」を同時に設定する賢い方法

OCO(オーシーオー)注文は “One Cancels the Other” の略で、2つの注文(通常は利益確定の指値注文と、損切りの逆指値注文)を同時に出し、どちらか一方が約定したら、もう一方の注文は自動的にキャンセルされる仕組みです。

  • メリット:ポジションを取った瞬間に、利益確定の目標(出口)と損切りのライン(撤退ライン)を両方設定できるため、「利確は早く、損切りは遅い」という個人投資家が陥りがちな失敗を防げます。一度設定すれば放置できるので、精神的な負担も軽減されます。
  • デメリット:特にありませんが、設定する利益確定幅と損切り幅(リスクリワードレシオ)をしっかり計画する必要があります。

【実践的な使い方】
100ドルで買った株に対して、「120ドルまで上がったら利益確定売り(指値)」と、「90ドルまで下がったら損切り(逆指値)」という2つの注文をOCOで同時に発注します。株価が120ドルに達して売却が成立すれば、90ドルの損切り注文は自動でキャンセルされます。逆に90ドルに下がって損切りされれば、120ドルの利益確定注文がキャンセルされます。

トレールストップ注文:利益を最大限に伸ばす自動追跡機能

トレールストップ注文は、利益を伸ばしながらリスク管理ができる非常に優れた注文方法です。株価の上昇に合わせて、損切りライン(逆指値価格)が自動的に切り上がっていきます。

価格が指定した値幅(例:10ドル幅)または比率(例:10%)で上昇するのに合わせて、損切りラインも追従します。しかし、株価が下落に転じても損切りラインは下がらず、そのラインに株価が達した時点で利益確定(または損切り)の売り注文が発注されます。

  • メリット:上昇トレンドが続く限り利益を自動で追いかけてくれるため、「チキン利食い」を防ぎ、大きな利益を狙えます。同時に、下落に転じた際にも一定の利益を確保できます。
  • デメリット:小さな価格の押し目(一時的な下落)で損切りラインに触れてしまい、その後の大きな上昇を取り逃す可能性があります。値幅や比率の設定が重要になります。

【実践的な使い方】
100ドルで買った株に、10%のトレールストップ売り注文を設定します。株価が120ドルまで上昇すると、損切りラインは自動的に108ドル(120ドル – 120ドル×10%)に切り上がります。その後、株価が130ドルまで上がれば、損切りラインは117ドルに。もし株価が130ドルをピークに下落を始め、117ドルに達した時点で、自動的に成行売り注文が発注され、利益が確定します。

moomoo証券を使いこなすための独自戦略と時間外取引

様々な注文方法を理解したところで、それらをどのように組み合わせて自身の投資戦略に活かしていくかが重要です。ここでは、私の活用術や、moomoo証券の大きな特徴である時間外取引での注意点について解説します。

筆者の注文方法活用術:トレードスタイルに合わせた組み合わせ

私は主に数週間から数ヶ月保有するスイングトレードを行っていますが、その際の基本的な注文戦略は以下の通りです。

  1. 新規エントリー:基本的には「指値注文」を使い、自分が狙っている価格帯でのエントリーを心がけます。急な材料が出てすぐにポジションを取りたい場合のみ、限定的に「成行注文」を使います。
  2. エントリー直後:ポジションが約定したら、すぐに「OCO注文」を発注します。利益確定の指値と、損切りの逆指値を同時に設定することで、その後の値動きに一喜一憂することなく、計画通りのトレードを遂行できます。リスクリワードレシオは最低でも1:2(損切り幅1に対して利益確定幅2)以上になるように設定します。
  3. トレンド発生時:含み益が順調に伸び、明確な上昇トレンドが発生したと判断できた場合は、OCO注文をキャンセルし、「トレールストップ注文」に切り替えることがあります。これにより、利益をさらに伸ばすことを狙います。

このように、その時の相場状況やトレードの目的に合わせて注文方法を使い分けることで、より規律ある取引が可能になります。

時間外取引(プレマーケット・アフターマーケット)での注文

moomoo証券の最大の強みの一つが、米国株をほぼ24時間取引できることです。通常の取引時間(日本時間23:30〜翌6:00、サマータイム期間は22:30〜翌5:00)以外の時間帯は「プレマーケット」「アフターマーケット」と呼ばれ、ここでも取引が可能です。

ただし、時間外取引には注意点があります。

  • 注文方法は「指値注文」のみ:時間外取引では、成行注文は使えません。必ず価格を指定する指値注文となります。
  • 流動性の低下:取引参加者が少ないため、売買の板が薄くなります。これにより、わずかな注文で価格が大きく変動する(ボラティリティが高くなる)傾向があります。
  • スプレッドの拡大:買値(Ask)と売値(Bid)の価格差(スプレッド)が広がりやすいため、取引コストが割高になる可能性があります。

決算発表後の急な値動きを狙うなど、時間外取引は大きなチャンスをもたらしますが、これらのリスクを十分に理解した上で、慎重に取引を行うことが重要です。

まとめ:moomoo証券の注文方法をマスターして投資を有利に進めよう

今回は、moomoo証券で利用できる多彩な注文方法について、基本的なものから応用的なものまで詳しく解説しました。

  • 基本注文:「成行」と「指値」を状況に応じて使い分ける。
  • リスク管理:「逆指値」や「逆指値(指値)」で損失を限定する。
  • 自動売買:「OCO注文」で利益確定と損切りを両立し、「トレールストップ注文」で利益を伸ばす。

これらの注文方法を使いこなすことは、単に取引の幅を広げるだけでなく、規律を守り、感情的なトレードを減らすための強力な武器となります。最初は難しく感じるかもしれませんが、まずは少額からでも実際に使ってみて、それぞれの注文方法の感覚を掴んでみてください。

moomoo証券の高度な注文機能は、あらゆる投資家の戦略をサポートしてくれます。まだmoomoo証券の口座をお持ちでない方は、この機会にその優れた機能を体験してみてはいかがでしょうか。

moomoo証券の評判や、より詳しいメリット・デメリットについては、こちらの「【2025年最新】moomoo証券の評判・口コミを徹底解説!口座開設前に知るべきメリット・デメリットを完全網羅」で詳しく解説していますので、ぜひ合わせてご覧ください。

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