海外旅行の心強い味方、WISEデビットカード。
驚くほど安い手数料で海外送金ができ、カード一枚で世界中の通貨を管理できるため、多くのトラベラーに愛用されています。
しかし、その利便性の裏で「海外のカフェでWISEカードが使えなかった」「ATMで現金が引き出せなかった」といったトラブルの声が聞かれるのも事実です。
せっかくの旅行先で支払いができずに慌てる…なんて事態は絶対に避けたいですよね。
この記事では、WISEカードが使えなくなる主な原因を徹底的に分析し、万が一の状況に備えるための「最強のサブカード組み合わせ戦略」を具体的に提案します。
この記事を読めば、カードトラブルの不安から解放され、心から海外旅行を楽しめるようになります。
なぜ?WISEカードが海外で使えない主な5つの理由と対策
WISEカードが使えないトラブルは、いくつかの原因が考えられます。慌てずに原因を特定し、対処することが重要です。ここでは、2026年1月時点での主な原因と、その具体的な対策を解説します。
理由1:残高不足またはアクティブな通貨口座の問題
最も基本的で見落としがちなのが「残高不足」です。日本円口座に十分な資金があっても、決済する現地通貨の口座残高がなければ支払いはできません。WISEは自動で最も手数料の安い口座から両替してくれますが、意図しない通貨からの引き落としを避けるためにも、渡航先の通貨口座にあらかじめ両替しておくのがおすすめです。
対策:
渡航前にWISEアプリを開き、旅行先の通貨(例:アメリカならUSD、ヨーロッパならEUR)の口座に十分な資金をチャージしておきましょう。アプリ上でリアルタイムに両替できるので、渡航中も残高をこまめにチェックする習慣をつけることが大切です。
理由2:カードの利用限度額の超過
WISEカードには、1回あたり、1日あたり、1ヶ月あたりの利用限度額が設定されています。特に、高価な買い物をしたり、ホテル代をまとめて支払ったりすると、意図せず限度額に達してしまうことがあります。
対策:
WISEアプリの「カード」タブから、現在の利用限度額と利用状況を確認できます。必要であれば、限度額を引き上げることも可能です。大きな支払いをする前には、必ず限度額に余裕があるかを確認しておきましょう。
理由3:カードの有効化(アクティベーション)が未完了
WISEカードを新規発行した場合、カードを有効化(アクティベーション)する必要があります。この手続きを忘れていると、海外で利用することはできません。有効化は、日本国内の店舗でICチップを使った決済(暗証番号の入力が必要な決済)を行うか、ATMで残高照会をすることで完了します。
対策:
海外へ出発する前に、必ず近所のコンビニやスーパーなどで一度カードを使い、アクティベーションを済ませておきましょう。これが最も確実な方法です。
理由4:磁気ストライプ専用など古い決済端末との相性
ヨーロッパを中心に、決済端末はICチップやタッチ決済(コンタクトレス決済)が主流になっています。WISEカードもこれに対応していますが、ごく稀に、地方の個人商店などで古い磁気ストライプ専用の端末しか置いていない場合があります。WISEカードはセキュリティの観点から磁気ストライプ取引がデフォルトで無効になっていることがあり、これが原因で決済できないケースがあります。
対策:
WISEアプリから一時的に磁気ストライプ取引を有効にすることができます。ただし、スキミングのリスクも高まるため、利用後は速やかに無効に戻すことをおすすめします。とはいえ、基本的には「WISEが使えない店もある」と認識し、現金や別のカードを用意しておくのが賢明です。
理由5:店舗側の問題やシステム障害
カード自体に問題がなくても、店舗側の決済システムが特定のカードブランドに対応していなかったり、一時的な通信障害が発生していたりする可能性もゼロではありません。これはWISEカードに限らず、どんなカードでも起こりうることです。
対策:
こればかりは個人で対処しようがありません。こんな時のためにも、複数の支払い手段を用意しておく「リスク分散」が何よりも重要になります。
WISEカードが使えない時に備える!最強のサブカード組み合わせ戦略
WISEカードは非常に優れたツールですが、万能ではありません。海外旅行の決済で最も重要なのは「ひとつの決済手段に依存しない」ことです。ここでは、WISEカードをメインにしつつ、万が一の事態に完璧に備えるためのカードの組み合わせをご紹介します。
大原則:国際ブランドは「VISA」と「Mastercard」を分散させる
クレジットカードやデビットカードには、「VISA」「Mastercard」「JCB」「American Express」などの国際ブランドがあります。世界的に最も加盟店が多いのはVISAとMastercardです。どちらか一方しか使えない、という店は稀にありますが、この2つを両方持っていれば、決済で困ることはほぼありません。
WISEデビットカードは発行時期や国によってVISAかMastercardのどちらかが割り当てられます。まずはご自身のWISEカードのブランドを確認し、それとは別のブランドのクレジットカードをサブカードとして用意するのが基本戦略です。
おすすめの組み合わせ①:WISEカード + 年会費無料のクレジットカード
最も手軽でコストのかからない、必須の組み合わせです。WISEカードが使えなかった時のバックアップとして、年会費が永年無料のクレジットカードを一枚持っていくだけで安心感が全く違います。
- ご自身のWISEカードが「VISA」の場合 → 「楽天カード(Mastercard)」や「PayPayカード(Mastercard)」など
- ご自身のWISEカードが「Mastercard」の場合 → 「エポスカード(VISA)」や「三井住友カード(NL)(VISA)」など
これらのカードは年会費が無料なだけでなく、海外旅行傷害保険が自動または利用付帯で付いてくるものが多いのも魅力です。保険の補償額を上乗せする意味でも、複数枚持っていくメリットは大きいと言えます。
おすすめの組み合わせ②:①に加え、海外キャッシングに強いカード
さらに盤石な体制を築きたいなら、「海外キャッシング」に強いカードを3枚目として加えることをおすすめします。屋台やローカルマーケット、交通機関など、まだまだ現金が必要な場面は多く、緊急時に現地通貨を確保できる手段は必須です。
WISEカードでもATMから現金を引き出せますが、手数料の安さで知られるのが「アコムACマスターカード」です。このカードは、世界中の「Mastercard」ロゴのあるATMでキャッシングが可能で、返済もネットで手軽に行えるため、金利負担を最小限に抑えられます。
クレジットカードのキャッシングは金利が発生しますが、それはあくまで「保険」です。数十万円の現金を常に持ち歩くリスクを考えれば、必要な時に必要な分だけ引き出せるキャッシング機能は、安全な旅の重要なツールとなります。
【実践編】シーン別・国別カード使い分け術
最適なカードの組み合わせがわかったところで、次は具体的な使い分けのシーンをイメージしてみましょう。国や地域によって決済文化は異なるため、スマートな使い分けが快適な旅の鍵となります。
シーン1:ヨーロッパ(特に都市部)でのカフェやレストラン
ヨーロッパの多くの国では、タッチ決済(コンタクトレス)が非常に普及しています。ほとんどの店舗で、WISEカードやクレジットカードを端末にかざすだけで支払いが完了します。サインや暗証番号の入力も不要な場合が多く、スピーディーで衛生的です。
メイン:WISEカードのタッチ決済
サブ:別の国際ブランドのクレジットカード(タッチ決済)
シーン2:アメリカでのショッピングやホテル代の支払い
アメリカもカード社会ですが、ヨーロッパほどタッチ決済は万能ではありません。ICチップを挿入して暗証番号を入力する、あるいはサインを求められる場面もまだ多くあります。特にホテルでは、デポジット(保証金)としてクレジットカードの提示を求められることが一般的です。デビットカードであるWISEではデポジットに対応できないケースもあるため、クレジットカードが必須です。
メイン:クレジットカード(VISA or Mastercard)
サブ:WISEカード(日々の細かい支払いに)
シーン3:東南アジアのローカルマーケットや屋台
タイのナイトマーケットやベトナムの屋台など、魅力的なローカル体験には現金が欠かせません。こうした場所ではカード決済はほぼ不可能と考えましょう。ここで活躍するのがATMでの現金引き出しです。
メイン:WISEカードや海外キャッシング用カードでのATM引き出し
注意点:安全のため、ATMは銀行内やショッピングモールに設置されているものを利用しましょう。路上に単独で設置されているATMは、スキミング(カード情報盗難)のリスクが比較的高いため、避けるのが賢明です。
独自の視点:カード会社のアプリをフル活用する
現代の海外旅行では、物理的なカードだけでなく、それを管理するスマートフォンアプリの活用が非常に重要です。
- WISEアプリ:リアルタイムでの両替、残高確認、利用履歴の通知、カードの一時凍結・解除が瞬時に行えます。「今、決済ができなかったのはなぜ?」という時も、アプリを見れば残高不足なのか、限度額超過なのかがすぐにわかります。
- クレジットカードのアプリ:利用履歴を即座に確認することで、不正利用の早期発見に繋がります。多くのアプリには、カードを一時的に利用停止する機能も備わっています。万が一カードを紛失した際も、アプリから利用停止手続きをすれば被害を最小限に食い止められます。
渡航前にこれらのアプリをインストールし、ログインできる状態にしておくことを強くおすすめします。
まとめ:最適な準備で、カードトラブルのない快適な海外旅行を
本記事では、海外旅行中にWISEカードが使えなくなる原因とその対策、そして万が一に備えるための最強のカード組み合わせ戦略について解説しました。
要点をまとめると以下の通りです。
- WISEカードは非常に便利だが、残高不足や限度額、アクティベーション忘れなどで使えなくなることがある。
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- 旅行前には必ずWISEアプリで設定を確認し、日本で一度は利用して有効化を済ませておく。
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- 最大のリスク対策は、決済手段を複数用意すること。WISEカードとは別の国際ブランド(VISA/Mastercard)の年会費無料クレジットカードは必須。
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- 現金が必要な場面に備え、海外キャッシングに強いカードを一枚加えるとさらに安心。
WISEカードが提供する低い手数料と利便性は、間違いなく海外旅行の形を大きく変えました。その恩恵を最大限に享受するためにも、サブカードという「保険」をしっかりと準備しておくことが、スマートな旅行者の選択です。
これからWISEカードを作ろうと考えている方、または現在の使い方をもっと詳しく知りたいという方は、口座開設から具体的な活用術までを網羅したガイド記事「【完全ガイド】WISE個人口座の登録から初めての海外送金まで徹底解説!手数料を抑えるコツも紹介」も、ぜひ合わせてご覧ください。より深い知識が、あなたの旅をさらに快適にしてくれるはずです。
まだWISEのアカウントをお持ちでない方は、この機会に海外旅行の必需品として準備してみてはいかがでしょうか。以下のリンクから申し込むと、最初の海外送金手数料が割引になる特典を受けられます。
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万全の準備を整えて、カード決済のストレスなく、素晴らしい海外旅行の思い出をたくさん作ってくださいね。
