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NordVPN接続中にプリンterやLAN内の共有フォルダにアクセスできない時の解決策

NordVPNを導入して、インターネットのセキュリティは万全になった。

そう安心したのも束の間、「あれ、いつものプリンターで印刷ができない…」「社内や家庭内の共有フォルダ(NAS)にアクセスできなくなった…」といった問題に直面していませんか。

実はこれ、VPNを利用する上で非常によくある現象です。

VPNはセキュリティを高める強力なツールですが、その仕組み上、ローカルネットワークとの接続に影響を与えてしまうことがあるのです。

しかし、ご安心ください。

この記事では、NordVPNを使いながら、これまで通りプリンターやLAN内の共有デバイスを快適に利用するための、具体的で簡単な解決策を3つのステップで詳しく解説します。

難しい専門知識は不要です。

この記事を読み終える頃には、あなたのお悩みはすっきりと解決しているはずです。

なぜNordVPNを接続するとローカルネットワークにアクセスできなくなるのか?

この問題の解決策を探る前に、まず「なぜNordVPNに接続すると、プリンターや共有フォルダが見えなくなってしまうのか」という原因を理解しておきましょう。仕組みがわかると、解決策への理解も深まります。

一言でいうと、NordVPNがあなたのデバイスを「外部のネットワーク」に接続している状態にするためです。

通常、ご家庭やオフィスのWi-Fiに接続しているPCやスマートフォンは、「ローカルエリアネットワーク(LAN)」と呼ばれる、限られた範囲内のネットワークに属しています。プリンターやNAS(Network Attached Storage)などの共有フォルダも、このLANの中に存在します。お互いが同じネットワーク内にいるため、デバイス同士が簡単にお互いを認識し、通信できるわけです。

ところが、NordVPNをオンにすると、状況は一変します。あなたのデバイスからのすべての通信は、高度に暗号化された「VPNトンネル」を通って、一度NordVPNのサーバーを経由してからインターネットに接続されます。これにより、あなたのIPアドレスはNordVPNのサーバーのものに置き換わり、第三者から通信内容を覗き見られたり、本当の所在地を特定されたりするのを防ぎます。

この時、あなたのデバイスは実質的に「LAN」から切り離され、インターネット上にあるNordVPNのサーバーネットワークの一部となります。PCから見ると、プリンターや共有フォルダは「同じネットワーク内の仲間」ではなく、「別のネットワークにいる知らないデバイス」に見えてしまうのです。これが、NordVPN利用中にローカルデバイスにアクセスできなくなる根本的な原因です。

この強力な保護機能はNordVPNの大きなメリットですが、同時にローカル環境での利便性を損なう可能性があることも事実です。しかし、幸いなことに、NordVPNにはこの問題をスマートに解決するための機能が標準で備わっています。

解決策1: 最も簡単!「ローカルネットワークの検出」機能を有効にする

多くの場合、この「ローカルネットワークの検出」機能を有効にするだけで問題は解決します。これは、VPNによる保護を維持しつつ、同じLAN内にあるデバイスへのアクセスだけを許可するための、NordVPNに公式に備わっている最も手軽で安全な方法です。

※2026年1月時点の情報です。アプリのバージョンにより、設定項目の名称や場所が若干異なる場合があります。

設定手順 (Windows / macOS)

設定は非常に簡単で、数クリックで完了します。

  1. NordVPNのアプリを起動し、ログインします。
  2. 画面左側にある歯車アイコン(設定)をクリックします。
  3. 「一般」設定メニューの中に、「ローカルネットワークの検出」(英語表示の場合は “Local network discovery” や “Invisibility on LAN”)という項目があります。
  4. このスイッチをオン(有効)にします。

これだけです。設定を変更したら、一度NordVPNを切断し、再度接続してみてください。これまでアクセスできなかったプリンターや共有フォルダが表示され、問題なく利用できるようになったはずです。

この機能の仕組みと安全性

「ローカルネットワークの検出」を有効にすると、NordVPNはインターネットへの通信はすべて暗号化されたVPNトンネルを経由させつつ、ローカルネットワーク(例: 192.168.1.xなど)への通信だけはVPNトンネルを通さず、直接許可するようになります。これにより、PCは安全なVPN接続を維持しながら、LAN内のプリンターやNASとはこれまで通り通信できるようになるのです。

この設定によるセキュリティリスクは非常に低いです。なぜなら、保護の対象外となるのは信頼できるご自身のローカルネットワーク内に限定されるためです。公共のWi-Fiなど、信頼できないネットワークでこの機能を有効にすることはお勧めしませんが、ご家庭や信頼できるオフィスのネットワークで利用する分には、セキュリティと利便性の最適なバランスを保つことができます。

NordVPNの基本的な設定や、その他の便利な機能についてより深く知りたい方は、以下の総合ガイドもぜひご覧ください。あなたの知らない便利な活用法が見つかるかもしれません。

【2026年最新版】NordVPN完全ガイド:始め方から料金、メリット・デメリットまで徹底解説!

解決策2: 応用編!「スプリットトンネリング」でアプリごとに制御する

「ローカルネットワークの検出」を試しても問題が解決しない場合や、より柔軟に通信をコントロールしたい場合には、「スプリットトンネリング」機能が非常に有効です。これは、特定のアプリケーションの通信だけをVPN接続から除外するための機能です。

例えば、「Webブラウザの通信はすべてNordVPNで保護したいが、ファイルエクスプローラーや印刷関連のシステムプロセスはVPNを通さずに直接ローカルネットワークと通信させたい」といった、きめ細やかな設定が可能になります。

スプリットトンネリングの設定方法

この機能を使えば、問題の原因となっているアプリケーションを特定し、そのアプリだけをVPNの対象外に設定できます。

  1. NordVPNアプリの設定画面を開き、「スプリットトンネリング」のセクションに移動します。
  2. 機能を有効にし、「VPN接続から除外するアプリ」を選択します。
  3. 「アプリを追加」ボタンを押し、VPN接続から除外したいアプリケーションを選択します。

どのアプリを除外すればよいか?

プリンターや共有フォルダへのアクセスで問題が起きている場合、以下のアプリケーションを除外対象に追加することで解決する可能性があります。

  • Windowsの場合:
    • ファイル共有の問題: エクスプローラー (explorer.exe) を追加します。これにより、ネットワークドライブや共有フォルダへのアクセスが改善されることがあります。
    • プリンターの問題: Print Spooler (spoolsv.exe) を追加します。これはWindowsの印刷を管理する中心的なプロセスです。C:\Windows\System32 フォルダ内にあります。
  • macOSの場合:

    macOS版のNordVPNアプリでは、アプリ単位での除外が基本となります。ファイル共有にFinder、特定のバックアップソフトなどを使用している場合、それらのアプリを除外対象に設定してみてください。

この方法は、「ローカルネットワークの検出」機能でうまく動作しない特定のデバイスやアプリケーションがある場合に特に効果的です。例えば、一部のネットワーク対応スキャナや特殊な業務用ソフトウェアなどがVPNと相性が悪い場合、そのソフトを指定して除外することで、他の通信はすべて保護しつつ、問題のソフトだけを正常に動作させることができます。

少し上級者向けの設定ではありますが、使いこなせばセキュリティと利便性を非常に高いレベルで両立できる強力な機能です。

それでも解決しない場合の最終チェックリスト

上記の2つの方法を試しても問題が解決しない場合、NordVPN以外の部分に原因が隠れている可能性があります。以下の項目を順番に確認してみてください。

1. ファイアウォールの設定を確認する

お使いのPCにインストールされているセキュリティソフトや、Windows/macOSに標準搭載されているファイアウォールが、ローカルネットワーク内の通信をブロックしている可能性があります。一時的にファイアウォールを無効にしてアクセスできるか試し、もしそれで解決する場合は、ファイアウォールの設定でローカルネットワークからの通信を許可するルールを追加する必要があります。

2. デバイスとルーターを再起動する

「とりあえず再起動」は、ITトラブルの基本でありながら非常に効果的な解決策です。PC、プリンター、NAS、そしてWi-Fiルーターのすべてを一度再起動してみてください。一時的なネットワークの不整合がリセットされ、問題が解決することがあります。

3. ルーターの「APアイソレーション機能」を確認する

一部のWi-Fiルーターには、セキュリティを高めるために「APアイソレーション」や「プライバシーセパレーター」といった機能が搭載されています。これは、同じWi-Fiに接続しているデバイス同士の通信を禁止するための機能です。通常はゲスト用Wi-Fiなどで使用されますが、誤ってメインのネットワークで有効になっていると、デバイス間の通信ができなくなります。ルーターの設定画面にログインし、この機能がオフになっていることを確認してください。

4. NordVPNのサポートに問い合わせる

あらゆる方法を試しても解決しない場合は、最終手段としてNordVPNのカスタマーサポートに問い合わせましょう。NordVPNは24時間365日のライブチャットサポートを提供しており、専門の技術者があなたの環境に合わせた具体的な解決策を提示してくれます。その際は、試したことやお使いのデバイスの情報を詳しく伝えると、スムーズに問題解決に繋がります。

まとめ: 設定を理解して、セキュリティと利便性を両立させよう

今回は、NordVPN利用中にプリンターや共有フォルダなどのローカルネットワークデバイスにアクセスできなくなる問題について、その原因と具体的な解決策を解説しました。

要点をまとめると以下の通りです。

  • 原因: NordVPNがデバイスをLANから隔離された状態にするため。
  • 解決策1: まずは設定から「ローカルネットワークの検出」を有効にしてみる。ほとんどの場合はこれで解決する。
  • 解決策2: それでもダメなら「スプリットトンネリング」で、問題のアプリをVPNから除外する。
  • 最終手段: ファイアウォールの確認やデバイスの再起動、ルーターの設定を見直す。

VPNは現代のデジタルライフにおいて、プライバシーとセキュリティを守るための必須ツールとなりつつあります。今回ご紹介した簡単な設定を行うだけで、NordVPNの強力な保護機能の恩恵を受けながら、これまで通りの快適なローカルネットワーク環境を維持することが可能です。

もしあなたがまだVPNを導入していない、あるいは現在のVPNに満足していないのであれば、業界最高水準のセキュリティとスピード、そして今回ご紹介したような便利な機能を兼ね備えたNordVPNは、非常に有力な選択肢です。以下のリンクから公式サイトをチェックして、あなたのデジタルライフをより安全で快適なものにアップグレードしてみてはいかがでしょうか。

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