本記事はGoogle Workspace Updatesブログ( https://workspaceupdates.googleblog.com/ )の記事を元に、日本のGoogle WorkspaceユーザーおよびGoogle Workspaceに興味がある方々に向けて、2026年1月19日に公開された情報を分かりやすく解説したものです。
Googleカレンダーで、プロジェクト用やチーム共有用など、複数のカレンダー(セカンダリカレンダー)を作成して運用している方は多いと思います。
しかし、過去に作ったカレンダーが表示されなくなったり、管理したいのにリストに見当たらなくて困ったりした経験はありませんか?
先日、セカンダリカレンダーに「所有者(オーナー)」の概念が導入されましたが、それに伴う追加のアップデートが発表されました。
今後、あなたが「所有者」となっているすべてのセカンダリカレンダーは、必ずあなたのカレンダー設定リストに表示されるようになります。
これにより、「自分が責任者のはずのカレンダーが見つからない」という事態を防ぎ、設定変更や共有管理、削除といったオーナーとしての役割を確実に果たせるようになります。
今回は、この変更の詳細と、ユーザーが意識すべきポイントについて解説します。
何が変わるのか?「行方不明」のカレンダーが戻ってくる
これまでは、たとえ自分が作成したカレンダーであっても、非表示にしたり登録解除したりすると、設定リストからも消えてしまい、アクセスできなくなるケースがありました。
今回の変更により、あなたが所有権を持つカレンダーは、Googleカレンダーの設定ページにある「マイカレンダーの設定」リストに一貫して表示され続けるようになります。
メインのカレンダービュー(日・週・月表示の画面)に表示するかどうかはこれまで通り自由に選べますが、「設定画面」には必ず残るため、いつでも管理画面にアクセスできます。
不要なカレンダーはどうする?
「昔作ったけどもう使っていないカレンダーも全部出てくるの?」と心配な方もいるかもしれません。
もし管理する必要がなくなったカレンダーがある場合は、以下の2つの選択肢があります。
完全に削除する: もう誰も使っていないなら、削除してしまいましょう。所有者だけが削除権限を持っています。
所有権を譲渡する: チームはまだ使っているけれど自分は抜けたい場合、他のメンバーに所有権を移してから、自分は登録解除(アンサブスクライブ)しましょう。
推奨事項と注意点
所有カレンダーは100個まで推奨:
安定した動作のために、1ユーザーが所有するカレンダーは最大100個までに抑えることが推奨されています。もしこれを超えている場合は、リストへの追加が段階的に行われます。不要なものは整理しましょう。Apple Calendarユーザーの方へ:
iPhoneやMacの「カレンダー」アプリでGoogleカレンダーを使っている場合、今回の変更で追加された所有カレンダーが自動同期されないことがあります。その場合は、Googleカレンダーの同期設定ページ(calendar.google.com/calendar/syncselect)から手動でチェックを入れてください。
展開スケジュール
個人のGoogleアカウント: 2026年1月19日より順次展開
Google Workspace(企業・組織向け): 2026年1月27日より順次展開
まとめ:カレンダー資産の棚卸しを
今回の変更は、カレンダーの「持ち主」を明確にし、責任を持って管理するためのものです。
久しぶりに設定画面を開いたら、忘れていたカレンダーがたくさん出てくるかもしれません。
これを機に、自分が管理しているカレンダーの棚卸しをしてみてはいかがでしょうか。
