本記事はGoogle Workspace Updatesブログ( https://workspaceupdates.googleblog.com/ )の記事を元に、日本のGoogle WorkspaceユーザーおよびGoogle Workspaceに興味がある方々に向けて、2026年1月28日に公開された情報を分かりやすく解説したものです。
Googleカレンダーで予定を色分けして管理していますか?
「重要な会議は赤」「社内ミーティングは青」といった単なる色分けだけでなく、それぞれの色に「会議」「移動」「集中時間」といった**ラベル(名前)**を付けて管理・分析できる機能があります。
この「色ラベル」は、自分の時間の使い方を可視化する「タイムインサイト」機能と連動する便利なものです。
しかし、これまでは少し不便な点がありました。
上司のカレンダーを管理する秘書やアシスタントの方などが、権限によってはこの「ラベル名」を見ることができず、色だけで判断しなければならなかったのです。
そんな不便を解消するアップデートが発表されました。
2026年2月27日より、Googleカレンダーのイベント色ラベルが見える権限の範囲が拡大されます。
今回は、この変更が具体的に誰にメリットがあるのか解説します。
何が変わるのか?「予定の変更権限」があればラベルも見えるように
これまでの仕様:
色ラベル(例:「この赤色は『重要』という意味」というラベル名)を見るためには、カレンダーに対して**「予定の変更権限および共有の管理権限(Make changes to events and manage sharing)」**という、最も強い権限を持っている必要がありました。
それ以外のユーザー(単に予定を変更できるだけのユーザー)には、色は見えても、その色が何を意味するラベルなのかは表示されませんでした。
2026年2月27日以降の仕様:
**「予定の変更権限(Make changes to events)」**を持っているユーザーであれば、色ラベルを確認できるようになります。
これにより、「共有の管理」という強い権限までは渡したくないけれど、予定の管理は任せたい相手(アシスタントなど)に対しても、色分けのルールを共有しやすくなります。
誰にとって嬉しい?
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秘書・アシスタントの方: 上司が設定した色分けルール(ラベル)が見えるようになるので、「この会議は『重要』ラベルを付けておこう」といった分類作業が迷わず行えます。
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チームでカレンダーを共同管理している場合: メンバー間で色分けの意図(ラベルの意味)が伝わりやすくなり、管理のミスが減ります。
展開スケジュールと対象プラン
展開スケジュール:
2026年2月27日より、即時リリースおよび計画的リリースドメインの両方で順次展開されます(機能が表示されるまで15日以上かかる場合があります)。
対象プラン:
タイムインサイト機能などが利用可能な以下のプランが対象です。
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Business Standard, Plus
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Enterprise Starter, Standard, Plus
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Education Fundamentals, Standard, Plus
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Nonprofits
まとめ:色分け管理がもっと身近に
カレンダーの色分けは、単なる見た目だけでなく、時間の使い方を分析するための重要なデータです。
権限の緩和により、チームで協力して時間の質を高めていく運用がしやすくなります。
2月末のリリースを楽しみに待ちましょう。