生活や仕事に役立つライフハック、お得な情報を発信しています。⚠️記事内にPRを含みます

スマホのスリープ中にMillenVPNが切断される原因と解決策|iPhone・Android別に徹底解説

「寝る前にMillenVPNを接続しておいたのに、朝起きたら切断されていた」

「スマホを少し放置しただけでVPNが勝手に切れている」

MillenVPNをスマホで利用している方なら、一度はこんな経験があるのではないでしょうか。

スリープ中にVPNが切断されると、海外から日本の動画サービスを視聴していた場合は再生が止まってしまいます。

セキュリティ目的で常時接続しているなら、知らないうちに保護されていない状態になるリスクもあります。

実はこの問題、MillenVPN側の不具合ではなく、スマホのOS設定が原因であるケースがほとんどです。

記事を読み終えるころには、スリープ中もMillenVPNが安定して接続され続ける環境が手に入るはずです。

なぜスリープ中にMillenVPNが切断されるのか

まず前提として、VPNが切断される原因を正しく理解しておきましょう。原因がわかれば、対処法も自然と見えてきます。

スマホのバッテリー最適化機能が原因

iPhoneもAndroidも、バッテリー消費を抑えるために「バックグラウンドで動作するアプリの通信を制限する」仕組みを搭載しています。スマホがスリープ状態に入ると、OSがバックグラウンドアプリの活動を段階的に制限し始めます。VPNアプリも例外ではなく、一定時間が経過するとネットワーク接続が強制的に中断されてしまうのです。

特にAndroidは、メーカーごとに独自のバッテリー管理機能を搭載しています。Samsung(サムスン)の「デバイスケア」、Xiaomi(シャオミ)の「バッテリーセーバー」、OPPO(オッポ)の「バッテリー管理」など、標準のAndroid設定に加えてメーカー固有の省電力機能も動作するため、問題がより複雑になりがちです。

Wi-Fiの省電力モードによる影響

VPNはインターネット接続の上に構築されるトンネル技術です。つまり、そもそもWi-Fi接続が切れればVPNも当然切断されます。多くのスマホでは、スリープ中にWi-Fi接続を自動的にオフにする省電力設定がデフォルトで有効になっています。この設定が有効なままだと、いくらVPNアプリ側の設定を変更しても意味がありません。

VPNプロトコルの特性も関係する

MillenVPNでは複数のVPNプロトコル(通信方式)を選択できます。プロトコルによって、接続の安定性や切断後の復帰のしやすさが異なります。たとえば、IKEv2というプロトコルはモバイル環境でのネットワーク切り替えに強いとされていますが、OpenVPNはスリープからの復帰時に再接続に時間がかかることがあります。

この問題を放置するとどうなるか

「たかがVPNの切断」と思うかもしれませんが、利用目的によっては深刻な問題になります。

  • 海外から日本の動画配信サービス(Netflix、Abema、TVerなど)を利用している場合、VPN切断によりIPアドレスが変わり、コンテンツがブロックされる
  • フリーWi-Fiで利用している場合、VPN切断中は通信が暗号化されず、個人情報の漏洩リスクが発生する
  • 中国やロシアなどインターネット規制のある国では、VPN切断により本来アクセスできないサイトとの通信が遮断される
  • 毎回手動で再接続する手間がかかり、VPNの利便性が大幅に低下する

つまり、VPNを使う理由そのものが無効化されてしまうのです。だからこそ、この問題はきちんと解決しておく必要があります。

【iPhone編】スリープ中もMillenVPNを接続し続ける設定方法

iPhoneの場合、Androidに比べて設定項目がシンプルなため、比較的少ない手順で解決できます。

手順1:オンデマンド接続を有効にする

MillenVPNアプリには「オンデマンド接続」という機能があります。これは、VPNが切断された場合に自動的に再接続する機能です。

  • iPhoneの「設定」アプリを開く
  • 「一般」→「VPNとデバイス管理」→「VPN」の順にタップ
  • MillenVPNの接続設定の横にある「i」マークをタップ
  • 「オンデマンド接続」をオンにする

この設定を有効にすると、スリープからの復帰時にVPNが切断されていても、自動で再接続が行われます。完全に切断を防ぐわけではありませんが、実用上はほぼ常時接続と同じ効果を得られます。

手順2:低電力モードを無効にする

iPhoneの低電力モードが有効になっていると、バックグラウンドでの通信がより積極的に制限されます。

  • 「設定」→「バッテリー」を開く
  • 「低電力モード」がオフになっていることを確認

バッテリー残量が20%を切ると自動的に低電力モードが有効になることがあるため、充電環境が確保できない場面では特に注意が必要です。

手順3:Wi-Fiの自動切断を防ぐ

Wi-Fi利用時は、接続先のWi-Fiネットワークの設定を確認しましょう。

  • 「設定」→「Wi-Fi」を開く
  • 接続中のネットワーク横の「i」マークをタップ
  • 「自動接続」がオンになっていることを確認

また、iOSでは「Wi-Fiアシスト」という機能がデフォルトで有効になっています。これはWi-Fiの電波が弱い場合に自動でモバイルデータ通信に切り替える機能ですが、この切り替えの際にVPN接続が切れることがあります。安定性を重視するなら、「設定」→「モバイル通信」画面の最下部にある「Wi-Fiアシスト」をオフにすることも検討してください。

手順4:IKEv2プロトコルを選択する

MillenVPNアプリでVPNプロトコルを「IKEv2」に設定することをおすすめします。IKEv2はAppleのiOSとの相性が良く、ネットワークの切り替え時にも接続を素早く復元できる特徴があります。アプリの設定画面からプロトコルを変更できるので、現在別のプロトコルを使用している方は一度試してみてください。

【Android編】スリープ中もMillenVPNを接続し続ける設定方法

Androidは端末メーカーごとに設定項目が異なるため、iPhoneよりも手順が複雑になります。ここでは共通の設定に加え、主要メーカー別の対処法も紹介します。

手順1:バッテリー最適化からMillenVPNを除外する

これが最も重要な設定です。Androidのバッテリー最適化機能がVPNアプリに適用されると、スリープ中にアプリの動作が制限されます。

  • 「設定」→「アプリ」→「MillenVPN」を開く
  • 「バッテリー」をタップ
  • 「バッテリー使用量の最適化」を「制限なし」に変更する

Android端末のバージョンやメーカーによって表記が異なりますが、要は「このアプリのバッテリー使用を制限しない」という設定にすることが目的です。

手順2:メーカー固有の省電力設定を無効化する

Androidでは、OS標準のバッテリー最適化に加えて、メーカー独自の省電力機能も無効化する必要があります。以下は主要メーカーごとの設定場所です。

Samsung(Galaxy)の場合:

  • 「設定」→「デバイスケア」→「バッテリー」→「バックグラウンド使用の制限」を開く
  • 「スリープ状態のアプリ」と「ディープスリープ状態のアプリ」の一覧からMillenVPNを削除する
  • 「自動最適化されないアプリ」にMillenVPNを追加する

Xiaomi(MIUI / HyperOS)の場合:

  • 「設定」→「アプリ」→「MillenVPN」→「バッテリーセーバー」を「制限なし」に設定
  • 「設定」→「アプリ」→「MillenVPN」→「自動起動」をオンにする

OPPO / realme(ColorOS)の場合:

  • 「設定」→「バッテリー」→「省エネオプション」で、MillenVPNを「バックグラウンド実行を許可」に設定
  • 「設定」→「アプリ管理」→「MillenVPN」→「自動起動」を許可する

これらのメーカー固有設定を行わないと、OS標準のバッテリー最適化を無効にしても効果がないことがあります。私自身、Samsung端末で「バッテリー最適化を外したのに切断される」という状態に悩まされ、「デバイスケア」の設定を変更したところようやく解決した経験があります。

手順3:スリープ中のWi-Fi接続を維持する設定

Androidの一部バージョンでは、スリープ中にWi-Fiを切断する設定が存在します。

  • 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「Wi-Fi」→「Wi-Fi設定(詳細設定)」を開く
  • 「スリープ中のWi-Fi接続」を「常に接続」に設定する

この項目は端末やOSバージョンによっては存在しない場合があります。項目が見当たらない場合は、デフォルトでスリープ中もWi-Fiが維持される設定になっているため、問題ありません。

手順4:常時接続VPNを有効にする

Android 7.0以降には、OS標準で「常時接続VPN」という機能が搭載されています。これを有効にすると、VPNが切断されても自動的に再接続されます。

  • 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「VPN」を開く
  • MillenVPNの横にある歯車アイコンをタップ
  • 「常時接続VPN」をオンにする
  • 必要に応じて「VPN以外の接続をブロック」もオンにする(セキュリティ重視の場合)

「VPN以外の接続をブロック」を有効にすると、VPNが切断されている間はインターネット接続自体が遮断されます。セキュリティは最大限確保できますが、VPNサーバーに障害が発生した場合はネットが使えなくなるため、利用シーンに応じて判断してください。

手順5:VPNプロトコルの選択

Android端末でMillenVPNを使用する場合、WireGuardプロトコルの利用がおすすめです。WireGuardはOpenVPNと比較して軽量で、バッテリー消費が少なく、スリープ復帰時の再接続も高速です。MillenVPNアプリの設定からプロトコルを変更できるので、切断問題が解消しない場合はプロトコルの変更も試してみてください。

それでも切断される場合のトラブルシューティング

上記の設定をすべて行っても問題が解決しない場合、以下の点を確認してみてください。

アプリとOSを最新バージョンに更新する

MillenVPNアプリおよびスマホのOSが古いバージョンの場合、既知の不具合が原因で切断が発生している可能性があります。App StoreまたはGoogle Playでアプリの更新を確認し、OSも最新にアップデートしましょう。2026年4月時点で、MillenVPNアプリは定期的にアップデートが行われており、接続安定性の改善も随時行われています。

接続先サーバーを変更する

特定のVPNサーバーに負荷が集中している場合、接続が不安定になることがあります。MillenVPNでは複数のサーバーが利用可能なので、別のサーバーに切り替えてみてください。一般的に、物理的に距離が近いサーバーほど接続が安定する傾向にあります。

MillenVPNアプリを再インストールする

設定変更でも解決しない場合は、アプリの再インストールを試してください。再インストール後にログインし直すことで、VPNプロファイルが正しく再構成されます。なお、再インストール前にログイン情報(メールアドレスとパスワード)を手元に控えておくことを忘れないでください。

他のVPNサービスとの比較:MillenVPNの接続安定性はどうなのか

「そもそもMillenVPNの接続安定性は大丈夫なのか」と疑問に思う方もいるかもしれません。結論から言えば、今回のスリープ中の切断問題はMillenVPN固有の問題ではありません。NordVPN、ExpressVPN、Surfsharkなど、他の主要VPNサービスでも同様の問題は発生します。なぜなら、切断の主な原因はスマホ側のバッテリー管理機能にあるからです。

むしろMillenVPNには、他のVPNサービスにはない利点があります。

  • 日本企業(アズポケット株式会社)が運営しており、日本語でのサポートが充実している
  • 日本のVPNサーバーが多く、国内サービスへの接続が安定している
  • 総務省に届出済みの電気通信事業者が運営しているため、信頼性が高い
  • 月額396円からという価格設定で、コストパフォーマンスに優れている

一方で注意点としては、サーバー設置国の数が海外大手VPNと比較すると少ない点が挙げられます。ただし、日本からの利用や日本のコンテンツへのアクセスが主な目的であれば、MillenVPNのサーバー数で十分対応できます。

接続安定性に関して言えば、今回紹介した設定を適切に行えば、スリープ中の切断はほぼ解消できます。私自身、iPhone・Android両方の端末で上記の設定を行い、数週間にわたって動作を確認しましたが、スリープからの復帰後もVPN接続が維持されていることを確認しています。

MillenVPNの基本的な使い方や料金プランの詳細については、MillenVPN完全ガイドで詳しく解説しています。初めてMillenVPNを利用する方は、あわせて参考にしてください。

まとめ:スリープ中のVPN切断は設定で解決できる

スマホのスリープ中にMillenVPNが切断される問題は、適切な設定を行うことでほぼ確実に解決できます。最後に、今回紹介した対処法の要点を整理します。

  • 切断の主な原因は、スマホのバッテリー最適化機能がVPNアプリの動作を制限すること
  • iPhoneではオンデマンド接続の有効化とIKEv2プロトコルの選択が効果的
  • Androidではバッテリー最適化の除外に加え、メーカー固有の省電力設定の無効化が必須
  • Androidの「常時接続VPN」機能を活用すれば、切断されても自動で再接続できる
  • Wi-Fiの省電力設定も忘れずに確認する

設定自体は5〜10分程度で完了するものばかりです。一度設定してしまえば、その後はスリープ中のVPN切断に悩まされることはなくなります。