プラチナカード選びで迷う経営者・個人事業主へ
「プラチナカードを持ちたいけれど、どのカードが自分のビジネスに合っているのかわからない」。
こんな悩みを抱えている経営者や個人事業主の方は多いのではないでしょうか。
特に比較対象として名前が挙がることが多いのが、エポスプラチナカードとセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード(以下、セゾンプラチナビジネス)の2枚です。
どちらも年会費3万円台のプラチナカードでありながら、特典の方向性がかなり異なります。
あなたのビジネススタイルや利用シーンに合った1枚がきっと見つかるはずです。
なぜ今、プラチナカードの比較が重要なのか
ビジネスカード市場の変化
近年、プラチナカード市場は大きな変化を迎えています。各カード会社がサービス改定を行い、年会費の値上げや特典内容の見直しが相次いでいます。かつては「とりあえず有名なカードを持っておけばいい」という時代でしたが、今は自分の利用スタイルに合ったカードを選ばないと、年会費に見合うリターンを得られない状況になっています。
経営者がプラチナカードに求めるもの
経営者や個人事業主がプラチナカードに求めるニーズは、主に以下の3つに集約されます。
- 経費の一元管理による業務効率化とキャッシュフローの改善
- 出張時の空港ラウンジやコンシェルジュなどの実用的な特典
- ポイントやマイルによる経費削減効果
これらの優先順位は人それぞれ異なります。だからこそ、エポスプラチナカードとセゾンプラチナビジネスのどちらが自分に合っているかを見極めることが重要です。
比較する前に知っておきたい前提条件
エポスプラチナカードは、丸井グループが発行する個人向けプラチナカードです。原則としてエポスゴールドカードからのインビテーション(招待)で取得するのが一般的ですが、直接申し込みも可能です。一方、セゾンプラチナビジネスはクレディセゾンが発行するビジネスカードで、法人代表者や個人事業主はもちろん、会社員でも申し込めるという特徴があります。つまり、カードの性質が「個人カード」と「ビジネスカード」で根本的に異なる点を押さえておく必要があります。
7つの項目で徹底比較
1. 年会費とコストパフォーマンス
エポスプラチナカードの年会費は30,000円(税込)。ただし、インビテーション経由なら20,000円(税込)に割引されます。さらに、年間100万円以上の利用で翌年の年会費が20,000円になる実質的な優遇もあります。
セゾンプラチナビジネスの年会費は33,000円(税込)ですが、初年度は無料です。プラチナカードの特典を1年間リスクなしで試せるというのは、他のプラチナカードにはほとんど見られない大きなメリットです。
初期コストの低さではセゾンプラチナビジネスが圧倒的に有利。長期保有ではインビテーション経由のエポスプラチナも健闘しますが、初年度無料の安心感はセゾンプラチナビジネスならではの強みです。
2. ポイント・マイル還元率
エポスプラチナカードは200円(税込)につき1ポイントが貯まり、基本還元率は0.5%。ただし、年間利用額に応じたボーナスポイント制度があり、年間100万円利用で20,000ポイント(実質還元率最大2.5%)が加算されるのが大きな魅力です。ANAマイルへの交換レートは1ポイント=0.6マイルで、マイル還元率は最大1.5%程度まで伸びます。
セゾンプラチナビジネスは1,000円(税込)につき1永久不滅ポイント(基本還元率0.5%)。ただし、年会費5,500円(税込)の「SAISONマイルクラブ」に登録すると、1,000円利用につき10 JALマイルに加えて永久不滅ポイントも貯まり、JALマイル還元率は最大1.125%に達します。JALマイルを貯めるなら国内トップクラスの還元率です。
ANAマイラーならエポスプラチナ、JALマイラーならセゾンプラチナビジネスという棲み分けが明確にあります。
3. 空港ラウンジ・プライオリティパス
どちらのカードもプライオリティパスが無料付帯しますが、内容に差があります。
エポスプラチナカードのプライオリティパスは、近年の改定により空港ラウンジの利用回数や提携レストランの利用に制限が設けられるケースが出てきています。
セゾンプラチナビジネスは最高ランクの「プレステージ会員」が無料付帯し、世界1,700箇所以上の空港ラウンジを回数無制限で利用可能。さらに、他社カード付帯では制限されることが多い提携レストランやリフレッシュ施設(温浴施設、カプセルホテルなど)も制限なく利用できると公式に発表されています。出張が多い方にはこの差は非常に大きいです。
4. コンシェルジュサービス
エポスプラチナカードにはVISAプラチナ・コンシェルジュ・センターが付帯し、レストラン予約や旅行手配などの相談ができます。
セゾンプラチナビジネスにも24時間365日対応のコンシェルジュサービスが付帯しています。レストラン予約や出張手配に加え、ビジネス関連の相談にも対応してくれる点がビジネスカードならではの強みです。
5. 付帯保険の充実度
エポスプラチナカードは海外旅行傷害保険が最高1億円(自動付帯)、国内旅行傷害保険が最高1億円(利用付帯)と手厚い補償を備えています。
セゾンプラチナビジネスは海外旅行傷害保険が最高1億円(利用付帯)、国内旅行傷害保険が最高5,000万円(利用付帯)。金額面ではエポスプラチナが優勢ですが、セゾンプラチナビジネスにはサイバー保険(データ復旧費用最高100万円、業務停止損失最高50万円)やゴルファー保険といった、経営者に嬉しいユニークな保険が付帯しています。ショッピング保険も年間最高300万円と充実しています。
6. ビジネス利用での使い勝手
ここが両カードの最大の違いです。エポスプラチナカードはあくまで個人カードなので、経費と私費の区分けが曖昧になりがちです。確定申告や法人決算の際に、利用明細を1件ずつ仕分ける手間が発生します。
セゾンプラチナビジネスはビジネスカードとして設計されているため、経費の一元管理に最適です。CSV・PDFでの利用明細ダウンロード機能があり、会計ソフトとの連携もスムーズ。最大与信額1,000万円、追加カードは最大9枚まで発行可能で、従業員への経費用カードとしても活用できます。さらに、毎月10日締め・翌月4日払いという支払いサイクルにより、キャッシュフローにゆとりを持たせることが可能です。
7. 審査のハードル
エポスプラチナカードは、インビテーション経由が一般的なルートです。まずエポスゴールドカードを取得し、一定の利用実績を積む必要があるため、カード取得までに半年〜1年程度の時間がかかることがあります。
セゾンプラチナビジネスは直接申し込みが可能で、登記簿謄本や決算書の提出も不要です。個人の信用情報をもとに審査されるため、プラチナカードの中では比較的審査に通りやすいと言われています。「すぐにプラチナカードが必要」という方にとっては、この手軽さは大きなアドバンテージです。
結局どちらを選ぶべき?タイプ別おすすめ
エポスプラチナカードがおすすめな人
- 丸井グループの店舗やネットショッピングをよく利用する方
- ANAマイルを貯めたい方
- 個人利用がメインでビジネス経費の管理は別の方法で行っている方
- すでにエポスゴールドカードを保有していてインビテーションが届いている方
セゾンプラチナビジネスがおすすめな人
- 経費管理を効率化したい経営者・個人事業主・フリーランスの方
- JALマイルを効率的に貯めたい方
- 出張が多くプライオリティパスをフル活用したい方
- 初年度無料でプラチナカードをまず試してみたい方
- サイバー保険などビジネス特化の補償が欲しい方
私自身、両方のカードを検討した結果、ビジネス経費の管理のしやすさとプライオリティパスの充実度を重視してセゾンプラチナビジネスを選びました。特に初年度年会費無料で全特典を試せる点は、実際に使ってみないとわからないプラチナカードの価値を確かめるうえで非常にありがたい仕組みです。
まとめと次のステップ
エポスプラチナカードとセゾンプラチナビジネスは、それぞれ異なる強みを持つプラチナカードです。個人利用メインでANAマイルを重視するならエポスプラチナ、ビジネス経費の管理とJALマイル、そして充実した出張サポートを求めるならセゾンプラチナビジネスが適しています。
特にセゾンプラチナビジネスは、初年度年会費無料という圧倒的なメリットがあるため、「プラチナカードが気になるけれど年会費が不安」という方でも気軽に始められます。
セゾンプラチナビジネスについてさらに詳しく知りたい方は、メリット・デメリットから審査情報、お得な入会方法までをまとめた完全ガイド記事をご覧ください。当サイトの完全ガイド記事を経由して申し込み、条件を達成すると12,000円分のAmazonギフト券がもらえる特別な特典も用意されています。初年度年会費無料と合わせれば、実質プラスの状態でプラチナカード生活をスタートできます。