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【ついにスマホ対応!】Google Meetの「音声翻訳(同時通訳)」機能がAndroidとiOSアプリで利用可能に

この記事は https://workspaceupdates.googleblog.com/ の記事をもとに作成しています。
元記事の作成年月日:2026年4月8日

日本のGoogle Workspaceユーザーの皆様、こんにちは。
そして、これからGoogle Workspaceの導入を検討されている皆様も、当ブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
グローバル化が進む現代のビジネスにおいて、海外のチームやクライアントとオンライン会議を行う機会は日常的なものとなりました。
しかし、言葉の壁(言語のハードル)は依然として高く、会議の進行を妨げたり、細かいニュアンスが伝わらなかったりといった課題を抱えている方は多いのではないでしょうか。
Googleは先日、Webブラウザ版のGoogle Meet向けに、相手の話している言葉を「ほぼリアルタイム(near-real-time)」で自分の言語に音声で翻訳して耳に届けてくれる、夢のような「音声翻訳(Speech translation)」機能を正式リリースしました。
そして今回、その驚くべき同時通訳機能が、ついにスマートフォン(AndroidおよびiOSアプリ)のGoogle Meetにも展開されることが発表されました!
これにより、外出先や出張中の移動車内からでも、通訳者を介さずに、世界中の人々と母国語で自然なコミュニケーションを取ることが可能になります。
本記事では、この音声翻訳機能の対応言語や具体的な仕様、そして今後の機能向上について詳しく解説いたします。
(※現時点では日本語はサポート対象外ですが、今後の対応に向けた極めて重要なマイルストーンとなりますので、ぜひ最後までお読みください。)

1. 音声翻訳(Speech translation)機能とは?

Google Meetには、これまでも相手の言葉を画面上に「テキスト(字幕)」として翻訳して表示する「翻訳字幕機能」が備わっていました。しかし、字幕を読むために画面を注視しなければならず、相手の表情やスライドから目を離してしまうという難点がありました。

今回スマホアプリにも展開される「音声翻訳」機能は、その名の通り、相手の発言を「音声そのもの」としてリアルタイムに翻訳し、あなたのイヤホンやスピーカーから再生してくれるという画期的な機能です。

例えば、相手がスペイン語で話しかけてきても、あなたの耳には数秒の遅れ(ニアリアルタイム)で「英語の音声」として翻訳された言葉が届きます。
逆に、あなたが英語で答えると、相手の耳には「スペイン語の音声」として届きます。まるで優秀な同時通訳者が会議に同席してくれているかのような体験が、AIの力で実現するのです。これにより、グローバルなチーム間のコミュニケーションがより自然で流暢なものになり、言語の壁(language barriers)を取り払うことができます。

2. 【重要】現在の対応言語と仕様の制限について

この革新的な機能ですが、現時点(ローンチ段階)ではいくつかの制限事項が設けられています。ご利用前に必ずご確認ください。

対応している言語の組み合わせ

現在、この機能がサポートしているのは、「英語(English)」をベースとした以下の5つの言語との双方向(bidirectional)の翻訳のみとなります。

  • 英語 ⇔ スペイン語
  • 英語 ⇔ フランス語
  • 英語 ⇔ ドイツ語
  • 英語 ⇔ ポルトガル語
  • 英語 ⇔ イタリア語

残念ながら、現時点では「日本語」のサポートは含まれていません。しかし、GoogleのAI開発のスピードを考慮すれば、近い将来に日本語を含む多くのアジア言語が追加されることは確実視されています。今後のアップデートに大きく期待できる技術です。

会議内で使える言語ペアは「1種類のみ」

現在、1回のGoogle Meetの会議の中でアクティブ(有効)にできる言語ペアは、「1種類(Single language pair)のみ」に制限されています。
例えば、ある参加者が「英語⇔スペイン語」の翻訳機能をオンにした場合、その会議全体が「英語とスペイン語の通訳会議」としてセットされます。
同じ会議の中で、別の参加者が同時に「英語⇔フランス語」の翻訳をオンにすることはできません。多言語が飛び交うような複雑な国際会議にはまだ対応しきれておらず、「2カ国間の会議」での利用が想定されています。

会議室ハードウェアからの参加時の注意

オフィスの会議室に設置されている専用のデバイス(Meeting room hardware)から会議に参加しているユーザーの場合、他の参加者が話した翻訳音声(通訳)を会議室のスピーカーで「聞くこと(hear)」は可能です。
しかし、会議室のマイクに向かって自分たちが話した言葉が、他の参加者に向けて「翻訳されること」は現在サポートされていません。会議室デバイス側からの発話は、元の言語のまま相手に届きます。

3. 今後の継続的な改善(Ongoing improvements)

Googleは、この音声翻訳機能がまだ発展途上であることを認識しており、今後も継続的な改善(リファインメント)を行っていくと明言しています。

ユーザーインターフェース(UI:画面の見た目や操作性)の視覚的なアップデートはもちろんのこと、「翻訳の精度(accuracy)」や、言葉の裏にある「細かいニュアンス(nuance)」をより正確に汲み取るためのAIモデルの学習が続けられます。
言語の壁を完全に無くすというGoogleの壮大なビジョンに向けた、現在進行形のプロジェクトと言えます。

4. ご利用の準備と管理者向け情報

本機能は、対象となる組織において特別な申請なしにご利用いただけます。

管理者の皆様へ

この音声翻訳機能は、組織内でデフォルト(初期状態)で「ON」に設定されています。
もし、翻訳の精度がビジネス上の要件を満たさない等の理由で利用を制限したい場合は、Google Workspaceの管理コンソールから、組織部門(OU)単位でこの機能(Speech translation)を個別に無効化(OFF)にすることが可能です。
詳細な設定手順については、Google公式ヘルプセンターの「Google Meetの音声翻訳をオンまたはオフにする」をご参照ください。

エンドユーザーの皆様へ

管理者が機能を許可しており、かつ対応している言語ペアの会議に参加している場合、スマートフォン(Android / iOS)のGoogle Meetアプリのメニューから「音声翻訳」のオプションを選択して利用を開始できます。
詳しい利用方法については、Googleのヘルプセンター「音声翻訳機能について」をご参照ください。

5. 展開スケジュールと対象となるエディション

この機能は、高度なAI機能を提供するエディションに向けて順次展開されます。

展開スケジュール

本機能は、ご利用のドメインのリリース設定に応じて以下のスケジュールで展開されます。

  • 即時リリースドメインをご利用のお客様:
    2026年4月8日より、段階的なロールアウトが開始されています。機能が皆様のスマホアプリに完全に表示されるまで、最大で15日程度かかる場合があります。
  • 計画的リリースドメインをご利用のお客様:
    2026年4月23日より、段階的なロールアウトが開始されます。こちらも同様に、最大15日間の期間を要する見込みです。

※アプリが最新バージョンにアップデートされていることをご確認ください。

対象となるお客様

本機能は、以下のプレミアムエディションおよびAIアドオンをご契約のお客様に提供されます。

  • Business:Business Standard および Plus
  • Enterprise:Enterprise Standard および Plus
  • Frontline:Frontline Plus
  • コンシューマー向け:Google AI Pro および Ultra(個人のプレミアムアカウント)
  • AI アドオン:AI Ultra Access、Google AI Pro for Education

6. まとめ:SF映画の「翻訳機」が、スマホの中に現実となる日

本日は、Google Meetの「音声翻訳」機能がついにスマートフォン(AndroidおよびiOS)アプリにも展開されたという、非常に未来を感じるアップデートについて解説いたしました。

リアルタイムで相手の声を翻訳して耳に届けてくれるこの機能は、まさにSF映画に登場する「万能翻訳機」そのものです。Webブラウザだけでなく、私たちが常に持ち歩いているスマートフォンでこれが実現したことは、グローバルコミュニケーションにおける劇的なパラダイムシフトを意味します。

出張先の空港からスマホで会議に参加し、英語を話すクライアントと、まるで母国語で話しているかのようにスムーズに商談を進める。そんな未来が、すでに一部の言語では現実のものとなっています。

日本語がサポートされるまでにはもう少し時間が必要かもしれませんが、すでに対象のGoogle Workspaceエディションをご利用の皆様は、英語と他の言語(スペイン語など)を交えたテスト会議で、このGoogle AIの驚異的な翻訳スピードをぜひ体験してみてください。
そして、これからクラウドツールの導入を検討されている方は、こうした「言語の壁という人類最大の課題」をテクノロジーの力で解決しようと突き進むGoogle Workspaceの圧倒的なビジョンと開発力を、ぜひご評価いただければ幸いです。