決済方法の多様化に伴い、ECサイトでの決済代行サービスの導入を検討されている経営者の方も多いのではないでしょうか。
ECサイトにおいて決済代行サービスを利用することでさまざまな負担を軽減することが出来ます。
今回は、決済代行サービスを導入するメリットやデメリットについて詳しく解説していきます。
決済代行サービスとは?
決済代行サービスとは、決済代行事業者がECサイト事業者と各決済事業者との仲介に入り、決済から決済管理システムの提供まで一括で請け負ってくれます。
決済方法は、クレジットカード決済、コンビニ決済、キャリア決済、後払い決済、銀行振り込み決済、など、多種類選べます。
顧客が求めるニーズが広がっているため、多様な決済方法の導入はもはや必須といってもいいでしょう。
しかし、どのような決済方法を導入したらいいかわからない、手続きのやり方がわからないなどの不安を抱えている事業者の方は少なくありません。
そこで決済代行サービスを利用することで悩みを一気に解決することができるのです。また自分の要望にあったサービスや決済方法がある決済代行サービスを選ぶことも重要なポイントです。
例えば、決済代行サービスの「KOMOJU」なら、クレジットカード、スマホ決済、キャリア決済、プリペイド決済、コンビニ決済、銀行振り込み、Pay-Easyなどの決済を導入できます。
「KOMOJU」は、韓国、中国、ヨーロッパで普及しているオンライン決済にも対応していますので、活動の幅を世界に広げることも可能です。導入は非常に簡単でWooCommerceやShopifyなどの世界最大級のECプラットフォームとも提携しており、技術的なサポートや最高レベルのセキュリティーも完備しています。
「KOMOJU」を利用することで安心、安全に多様な決済を導入することができるのです。
決済代行サービスを利用するメリット
メリット① 簡単に決済の多様化ができる
決済代行サービスの一番の魅力は、一度にさまざまな決済方法を取り入れることが出来ることでしょう。
今や決済の多様化は顧客のニーズであり、取り入れることで有効な経営政策となるのです。
さらに面倒な事務処理や審査をすべて決済代行会社に任せることで、コストや時間を削減することができるため、より経営に集中することができます。
【決済代行サービスで導入できる決済の種類例】
・クレジットカード
世界的に見ても需要の高い支払方法です。購入単価が上がると言われているためその点からも必ず取り入れたい決済方法の一つです。
・スマホ決済
クレジットカードのような審査がないのがスマホ決済の魅力です。スマホは今や必需品となっているためスマホ決済は今後さらに重要視されると考えられます。
・キャリア決済
キャリア決済は契約している携帯会社を通じて支払いをおこなうことができます。こちらもスマホさえあれば気軽に支払いをすることができるため、人気の高い支払方法です。
・コンビニ決済
コンビニ決済はコンビニで払込票や払い込み番号を持ち込んで支払いをおこなうことができます。現金払いができるため未成年やスマホやクレジットカードを持っていない方でも支払いをおこなうことができます。
・銀行振り込み
銀行振り込みは昔からある支払方法で銀行にて支払うことが出来ます。支払い方法の中でも手間がかかるため今後需要が減っていくことが予想されますが、年配の方などは慣れ親しんでいるので銀行振り込みを希望する方も少なくありません。
メリット② 業務処理の手間を省くことができる
決済代行サービスが決済からサポートまで一括で管理してくれるので、それらの業務処理をおこなう必要がなくなります。決済方法が増えていくとそれに伴う契約を個別におこなう必要があります。
クレジットカード決済の場合だとVISAやJCBなど複数のクレジットカード会社と契約を結ぶことがほとんどだと思いますが、自分で直接クレジットカード会社と契約するとなると時間がかかる上に独自の審査基準や手続きフローがあるため、かなりの手間を強いられてしまうのです。
その手間を決済代行サービスに任せることで業務処理が減るだけでなく人件費などのコスト削減効果も期待できるなど、結果的に決済代行サービスを導入した方が合理的だと言えるケースも多いのです。
メリット③ 売上管理が楽
決済代行サービスを利用すると売上をまとめて管理してくれるので、簡単に売上高を確認することができます。
売上を個々に管理することは非常に手間がかかる作業です。支払い日や入金日が異なったりするため、日々の売上管理に追われてしまうことになりかねませんし、ミスが起きるリスクも高くなってしまいます。
売上管理の負担を取り除くだけでも決済代行サービスを取り入れる価値は十分にありそうです。
メリット④ セキュリティー対策が万全
決済の多様化が進むと心配になるのがクレジットカードなどの情報管理ではないでしょうか。
決済代行サービスでは万全のセキュリティー対策をおこなっているため、安心して利用してもらうことが出来ます。
また、3Dセキュア、セキュリティコード認証などの本人認証や不正検知サービスを取り入れている決済代行サービスもあるので、導入するときに対応しているか確認してみるようにしましょう。
決済代行サービスを利用するデメリット
デメリット① 手数料がかかってしまう
決済代行サービスを利用するにあたり手数料が発生します。場合によってはそのコストが負担に感じてしまうこともあるかもしれません。
決済代行サービスによって手数料率が違ったり、保証料のみを支払うだけのケースや、月額費用や初期費用が発生するケースなど多種多様です。手数料は決して軽視できない費用なのでよく見比べるようにしましょう。
デメリット② 目的に合った決済代行サービスを選ぶ必要がある
決済代行サービスによって対応している決済方法は異なります。そのため自分の目的にあった決済方法を取り入れている決済代行サービスを選ぶ必要があるのです。決済方法の選択は、どのような客層をターゲットにしているのか、需要が高い支払方法なのか、顧客が求めているニーズにあっているかなどが判断材料になります。
例えば、ネット事業の場合だと若者を対象としている場合は、クレジットカード決済だけだとニーズにマッチしません。この場合は、コンビニ払いや代引き支払いなどのほうが利用者の増加が見込めるのではないでしょうか。逆に年配のかたは昔から馴染みがある銀行振り込みが好まれることもあります。
忙しいビジネスマンの顧客が多い場合は、クレジットカード払いが多くなると予想されるのでさまざまなカード会社を利用できる環境を整えることが大切になると考えられます。
まとめ
ECサイトのカゴ落ちを防ぐためには、豊富な決済方法を用意することが非常に大切です。
決済代行サービスを利用することで、たくさんの決済方法を一度に簡単に導入することができます。
手数料などのデメリットもありますが、総合的に見てもメリットの方が多いので、支払いの多様化をいち早く取り入れ顧客のニーズに応えていくと言う意味でも上手く活用されてはいかがでしょうか。