事業を始めたばかりで、なるべくコストを抑えたい。
急に請求書が必要になったけど、どうやって作ればいいかわからない。
そんな時、まず頭に浮かぶのが「無料で使える請求書のテンプレート」ではないでしょうか。
インターネット上にはたくさんのテンプレートがありますが、どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。
特に、インボイス制度に対応したものでないと、取引先に迷惑をかけてしまう可能性もあります。
この記事では、そんなあなたのために、インボイス制度にも対応した、すぐに使える無料の請求書テンプレートをWord、Excel、Googleスプレッドシート形式で厳選してご紹介します。
この記事を読めば、もうテンプレート探しで時間を無駄にすることはありません。
請求書テンプレートを選ぶ際の3つの注意点【独自視点】
テンプレートをダウンロードする前に、以下の3つのポイントを必ずチェックしましょう。この一手間が、後々のトラブルを防ぎます。
- インボイス制度に完全対応しているか?
これが最も重要です。「登録番号」や「税率ごとの消費税額」など、適格請求書の必須記載項目が網羅されているか必ず確認しましょう。古いテンプレートだと対応していない場合があります。 - あなたが使い慣れた形式か?
Excelの関数が得意な方はExcel、文章作成に慣れている方はWord、チームでの共有が必要ならGoogleスプレッドシートなど、ご自身のスキルや使い方に合った形式を選びましょう。無理して使い慣れない形式を選ぶと、かえって時間がかかってしまいます。 - カスタマイズはしやすいか?
自社のロゴを入れたり、項目を追加・削除したりと、ある程度のカスタマイズがしやすいかも重要です。シンプルすぎて必要な項目が足りなかったり、複雑すぎて編集できなかったりしないか、事前に確認しましょう。
【Word形式】無料請求書テンプレート5選
Word形式のテンプレートは、デザインの調整がしやすく、文章作成と同じ感覚で扱えるのが魅力です。計算は手動で行う必要があります。
- 1. 超シンプル!基本の請求書テンプレート: 項目が必要最低限で、誰でも迷わず使えるオーソドックスなタイプです。
- 2. おしゃれなデザイン系請求書テンプレート: クリエイティブ系の職種の方におすすめ。少しデザインに凝ったテンプレートです。
- 3. 源泉徴収税対応の請求書テンプレート: フリーランスのデザイナーやライター向けに、源泉徴収税額の欄があらかじめ設けられています。
- 4. 英語対応!海外取引向け請求書テンプレート: Invoiceのタイトルで、英語表記に対応したグローバルなテンプレートです。
- 5. 軽減税率対応の請求書テンプレート: ※印などで軽減税率対象品目を明記しやすいように工夫されています。
(注:上記はテンプレートの種類の例です。多くのテンプレート配布サイトで、このような種類のテンプレートが見つかります。)
【Excel形式】無料請求書テンプレート10選
Excel形式のテンプレートは、計算式があらかじめ入っているものが多く、計算ミスのリスクを減らせるのが最大のメリットです。
- 6. 自動計算機能付き!基本の請求書テンプレート: 数量と単価を入力するだけで、小計や消費税、合計金額が自動で計算されます。
- 7. インボイス制度(税率別計算)対応テンプレート: 10%と8%の税率を分けて入力でき、それぞれの合計金額や消費税額を自動で算出してくれる優れものです。
- 8. 源泉徴収税自動計算対応テンプレート: 税抜金額を入力すると、源泉徴収税額(10.21%)まで自動で計算してくれます。
- 9. 見積書・納品書・請求書一体型テンプレート: 同じファイル内で見積書から請求書までを作成・管理できるシートが連動したタイプです。
- 10. 月別売上管理シート付きテンプレート: 発行した請求書の履歴を別シートに記録し、簡単な売上管理ができるようになっています。
- 11. シンプル・モノクロデザインテンプレート: 装飾を排した、ビジネスライクで印刷にも適したデザインです。
- 12. カラーバリエーション付きテンプレート: コーポレートカラーに合わせて色を変更できる、デザイン性の高いテンプレートです。
- 13. 繰越金額欄付きテンプレート: 前回からの繰越金額を記載できる欄があるタイプです。
- 14. 英語・ドル表記対応テンプレート: 海外取引向けに、計算式も組み込まれたものです。
- 15. 簡易プロジェクト管理付きテンプレート: プロジェクトごとの請求状況を管理できる機能が付いた高機能なテンプレートです。
【Googleスプレッドシート形式】無料請求書テンプレート5選
Googleスプレッドシートは、クラウド上でリアルタイムに共有・編集できるのが魅力です。チームでの利用や、外出先からの確認に便利です。
- 16. 共有に最適!基本の自動計算テンプレート: Excel版と同様の自動計算機能を持ち、URLで簡単に共有できます。
- 17. インボイス制度対応の共有テンプレート: チームでインボイス対応の請求書を作成・確認する際に便利です。
- 18. スマホからも編集しやすいテンプレート: スマートフォンの画面でも見やすく、編集しやすいようにレイアウトが工夫されています。
- 19. GAS(Google Apps Script)で機能拡張されたテンプレート: 例えば、請求書作成時に自動でPDF化してGoogleドライブに保存する、といったスクリプトが組まれている高度なものもあります。
- 20. フォームと連携する請求書テンプレート: Googleフォームで受け付けた注文情報を元に、自動で請求書が生成されるといった連携が可能です。
テンプレート利用の限界…「請求書管理」で本当に困ること【独自視点】
さて、ここまで便利な無料テンプレートをご紹介してきましたが、テンプレートはあくまで「請求書を作成する」ためのものです。事業を継続していく上で、多くの方がテンプレート利用の先に、次のような「管理」の壁にぶつかります。
- ファイル管理が煩雑になる: 「請求書_A社_6月.xlsx」「請求書_B社_6月_修正版.xlsx」…とファイルが増え続け、「あの請求書どこだっけ?」と探す時間が増えていく。
- 入力ミス・計算ミスは結局なくならない: テンプレートを使っても、日付や請求書番号、金額などの手入力部分でのミスは起こり得ます。
- 送付・共有の手間は変わらない: 作成後、PDF化してメールに添付し、本文を書いて送信…という作業は、依然として手作業で残ります。
- 入金管理ができない: 「どの請求書が入金済みで、どれが未入金か」を把握するには、別途Excelなどで入金管理表を作る必要があります。
- 法改正への対応が追い付かない: 今後、インボイス制度や電子帳簿保存法にさらなる変更があった場合、また新しいテンプレートを探したり、自力で修正したりしなければなりません。
テンプレート探しの最終結論!「クラウド請求書ソフト」という選択
「請求書を作成する手間」だけでなく、その後の「管理・送付の手間」や「ミスのリスク」まで、すべてを解決してくれるのが、「クラウド請求書作成ソフト」です。
そして、テンプレートの便利さはそのままに、管理や送付の手間を自動化してくれる、テンプレート探しからのステップアップに最適なのが、弥生が提供する「Misoca(ミソカ)」です。
「Misocaを使えば、テンプレートを探す必要すらなくなります。項目を入力するだけで、常に最新の法令に対応したプロフェッショナルな請求書が完成し、送付も管理もボタン一つです。Misocaがあなたの請求書業務をどう変えるのか、その全貌を『Misoca完全ガイド』で確認してみてください」
→ 【Misoca(ミソカ)完全ガイド】で、テンプレート探しの手間がゼロになる理由を知る
無料のテンプレートを探すより、無料で始められる高機能なソフトを試してみませんか?
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まとめ: テンプレートは卒業!次のステージの業務効率化へ
無料の請求書テンプレートは、事業の第一歩を踏み出す上での手軽で便利な選択肢です。しかし、事業を継続し、成長させていく中で、その管理の手間やミスのリスクは、見えないコストとしてのしかかってきます。
請求書作成・管理の悩みから根本的に解放されるためには、クラウド請求書作成ソフト「Misoca」のようなツールの活用が、現代のビジネスにおいては最も賢い選択と言えるでしょう。
テンプレート探しに費やしていた時間を、ぜひあなたのビジネスを成長させるための時間に変えてください。