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個人事業主がアルバイトをした場合|マネーフォワード確定申告での給与所得(源泉徴収票)入力ガイド

個人事業主として活動しながら、収入の安定やキャリアの幅を広げるためにアルバイトを始める方は少なくありません。

しかし、事業所得に加えて給与所得が発生すると、確定申告が少し複雑に感じられるかもしれません。

「アルバイト先の源泉徴収票、どうやって扱えばいいの?」

「マネーフォワードを使っているけど、給与所得の入力方法がわからない…」

そんな不安を抱えていませんか。

ご安心ください。

この記事では、個人事業主がアルバイトをした場合の確定申告について、特に人気の会計ソフト「マネーフォワード クラウド確定申告」を使った給与所得の入力方法を、誰でも簡単に理解できるよう、ステップ・バイ・ステップで徹底解説します。

この記事を読み終える頃には、あなたは自信を持って確定申告作業を進められるようになっているはずです。

※本記事は2026年3月時点の情報に基づいています。

個人事業主とアルバイトの兼業:確定申告の基本を理解しよう

個人事業主がアルバイトをすると、「事業所得」と「給与所得」という2種類の所得を得ることになります。確定申告では、これらを正しく合算して税額を計算する必要があります。まずは、その基本となる考え方と、キーアイテムである「源泉徴収票」の見方についておさらいしましょう。

なぜ確定申告で給与所得の申告が必要なのか?

アルバイト先では、通常、給与から所得税が天引き(源泉徴収)されています。しかし、この源泉徴収額は、あくまでその給与に対してのみ計算された仮の金額です。個人事業主としての所得(事業所得)は、この計算に含まれていません。

確定申告は、1年間のすべての所得(事業所得+給与所得など)を合算し、それに対する正しい所得税額を計算し直し、納税または還付の手続きを行うためのものです。源泉徴収で納めすぎた税金が戻ってくる(還付)こともあれば、不足分を追加で納める(納税)こともあります。したがって、事業所得がある個人事業主は、アルバイトの収入が少額であっても、原則として給与所得を合算して申告する義務があります。

「源泉徴-収票」のチェックポイント

確定申告で給与所得を入力する際に必須となるのが、年末から翌年1月末頃にかけてアルバイト先から交付される「源泉徴収票」です。この書類のどこに重要な情報が書かれているのか、マネーフォワードに入力する前に確認しておきましょう。

  • ①支払金額: 1年間に支払われた給与・賞与の総額(税金や社会保険料が引かれる前の金額)です。いわゆる年収にあたります。
  • ②給与所得控除後の金額: 上記の「支払金額」から、給与所得者向けの概算経費である「給与所得控除」を差し引いた金額です。マネーフォワードでは自動計算されるため、通常は入力不要です。
  • ③所得控除の額の合計額: 社会保険料控除や生命保険料控除など、所得から差し引かれる控除の合計額です。
  • ④源泉徴収税額: 給与から天引きされた所得税の年間合計額です。この金額が、最終的な税額計算において重要になります。
  • ⑤社会保険料等の金額: 給与から天引きされた健康保険料、厚生年金保険料、雇用保険料などの合計額です。これも所得控除の対象となります。
  • ⑥支払者: 給与を支払った会社(アルバイト先)の名称と住所です。

これらの項目、特に「①支払金額」「④源泉徴収税額」「⑤社会保険料等の金額」「⑥支払者」をマネーフォワード クラウド確定申告の所定の欄に入力していくことになります。

【実践】マネーフォワード クラウド確定申告での給与所得入力ガイド

それでは、実際にマネーフォワード クラウド確定申告の画面で給与所得を入力する手順を見ていきましょう。手元に源泉徴収票を用意して、一緒に進めてみてください。非常に直感的で分かりやすい操作性が魅力です。

ステップ1: 「確定申告書」メニューへアクセス

まずはマネーフォワード クラウド確定申告にログインします。左側のメニューから「決算・申告」>「確定申告書」をクリックします。

ステップ2: 申告書の作成と給与所得の選択

確定申告書の作成画面が開きます。画面上部にある「収入・所得」というタブが選択されていることを確認してください。様々な所得の種類が並んでいる中から、「給与」のアイコンをクリックします。

ステップ3: 源泉徴収票の内容を入力

「給与所得の入力」画面が表示されます。ここに、お手元の源泉徴収票の内容を転記していきます。

  • 支払者の名称・法人番号・所在地: 源泉徴収票の「⑥支払者」の情報を見ながら入力します。法人番号は記載があれば入力しましょう。
  • 収入金額: 源泉徴収票の「①支払金額」の数字を入力します。
  • 所得控除の額の合計額: 源泉徴収票の「③所得控除の額の合計額」を入力します。通常は空欄の場合が多いです。
  • 源泉徴収税額: 源泉徴収票の「④源泉徴収税額」の数字を入力します。これがすでに納めた税金として扱われます。
  • 社会保険料等の金額: 源泉徴収票の「⑤社会保険料等の金額」を入力します。これにより社会保険料控除が適用されます。
  • 摘要、その他: 源泉徴収票の摘要欄に特別な記載(年末調整未済など)があれば入力します。なければ空欄で問題ありません。

すべての入力が終わったら、画面下部の「保存」ボタンをクリックします。これで給与所得の入力は完了です。

複数のアルバイト先がある場合

もし、2か所以上のアルバイト先から給与を受け取っている場合は、「+追加」ボタンをクリックすることで、同様の入力フォームが追加されます。それぞれのアルバイト先から交付された源泉徴収票ごとに、1件ずつ正確に入力していきましょう。マネーフォワードが自動ですべての給与収入を合算してくれます。

個人事業主+アルバイトの確定申告における注意点とQ&A

ここでは、個人事業主がアルバイトを掛け持ちする際によくある疑問や、確定申告で注意すべきポイントをQ&A形式で解説します。申告ミスを防ぐために、ぜひチェックしておいてください。

Q1. アルバイト先から源泉徴収票がもらえません。どうすればいいですか?

A1. 会社(支払者)には、源泉徴収票を交付する法的な義務があります。まずは、アルバイト先の経理担当者や責任者に再度、交付を依頼してください。それでも交付されない、あるいは会社と連絡が取れないといった悪質なケースの場合は、お住まいの地域を管轄する税務署に相談し、「源泉徴収票不交付の届出書」を提出するという手続きがあります。給与明細など、収入額がわかる書類を手元に用意しておくと、相談がスムーズに進みます。

Q2. アルバイト先への通勤交通費は、個人事業の経費にできますか?

A2. いいえ、できません。給与所得者が受け取る通勤手当は、一定の限度額まで非課税所得として扱われます。これは給与所得の枠組みでの話であり、個人事業の経費(事業所得の計算)に含めることはできません。事業の経費にできるのは、あくまで事業活動に関連する移動交通費のみです。この2つは明確に区別して管理しましょう。

Q3. アルバイトを始めたら、社会保険の扶養から外れますか?

A3. 社会保険(健康保険・厚生年金)の扶養の扱いは、ご自身の所得の見込み額や、ご家族が加入している健康保険組合の規定によって異なります。一般的には、年間収入が130万円以上になると扶養から外れ、自身で国民健康保険や国民年金に加入する必要が出てくることが多いです。個人事業主の場合、「事業所得+給与収入」の合計で判断される点に注意が必要です。アルバGイトを始める前に、ご家族の勤務先や健康保険組合に基準を確認しておくことをお勧めします。

Q4. 確定申告をすれば、住民税の申告は不要ですか?

A4. はい、原則として不要です。所得税の確定申告を行えば、その情報が自動的にお住まいの市区町村に送られ、その内容を基に住民税が計算されます。マネーフォワード クラウド確定申告で申告書を作成する際、「住民税・事業税に関する事項」という項目で、給与所得分の住民税の徴収方法を「自分で納付(普通徴収)」か「給与から差引き(特別徴収)」かを選択できます。個人事業主の方は「自分で納付」を選んでおくと、事業分と給与分を合わせた住民税の納付書が後日自宅に届きます。

マネーフォワードで確定申告全体を効率化するメリット

今回解説した給与所得の入力が簡単であることは、マネーフォワード クラウド確定申告が持つ多くの魅力の一つに過ぎません。個人事業主がこのツールを導入する本当の価値は、確定申告プロセス全体の劇的な効率化にあります。

事業所得の帳簿付けも自動化

マネーフォワードの真骨頂は、銀行口座やクレジットカードを連携させることによる仕訳の自動化機能です。事業用の取引データが自動で取り込まれ、AIが勘定科目を推測して提案してくれます。これにより、日々の記帳にかかる時間を大幅に削減できます。給与所得の入力だけでなく、本業である事業所得の面倒な経理作業から解放されるメリットは計り知れません。

申告書作成から提出までワンストップ

日々の仕訳から給与所得などの合算、そして最終的な確定申告書の作成まで、すべてのプロセスがマネーフォワード上で完結します。青色申告決算書や確定申告書Bなど、必要な書類は自動で作成され、数字の転記ミスなどの心配もありません。作成した申告書は、e-Tax(電子申告)を利用して、自宅からオンラインで提出することが可能です。

このように、マネーフォワード クラウド確定申告は、単なる入力ツールではなく、個人事業主の貴重な時間を創出するためのパートナーとなり得ます。事業とアルバイトの両立で忙しいあなたにこそ、その価値を実感していただけるはずです。

マネーフォワード クラウド確定申告の料金プランや、さらに詳しい機能、多くのユーザーからの評判については、以下の総合ガイド記事で詳しく解説しています。どのプランが自分に合っているか確認するためにも、ぜひ一度ご覧ください。
【完全ガイド】マネーフォワード クラウド確定申告とは?使い方・評判・料金まで個人事業主向けに徹底解説

まとめ:マネーフォワードで、兼業の確定申告をスマートに乗り切ろう

今回は、個人事業主がアルバイトをした場合の確定申告、特にマネーフォワード クラウド確定申告を使った給与所得の入力方法について詳しく解説しました。

要点をまとめると以下の通りです。

  • 個人事業主は、事業所得とアルバイトの給与所得を合算して確定申告が必要。
  • アルバイト先から受け取る「源泉徴収票」が給与所得入力のキーアイテム。
  • マネーフォワードなら、「確定申告書」メニューから源泉徴収票の内容を転記するだけで簡単に入力が完了する。
  • 複数のアルバイト先があっても、追加フォームで対応可能。

「事業所得」と「給与所得」、2種類の所得があると聞くと難しく感じるかもしれませんが、マネーフォワード クラウド確定申告のような優れたツールを使えば、一つ一つのステップは驚くほどシンプルです。確定申告の不安から解放されれば、あなたはより安心して本業やアルバイトに集中できるでしょう。

もし、まだマネーフォワード クラウド確定申告を試したことがないなら、まずは無料で始められるプランからその使いやすさを体験してみてはいかがでしょうか。きっと、あなたの確定申告がこれまで以上に快適で、時間のかからないものに変わるはずです。

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