本記事はGoogle Workspace Updatesブログ( https://workspaceupdates.googleblog.com/ )の記事を元に、日本のGoogle WorkspaceユーザーおよびGoogle Workspaceに興味がある方々に向けて、2026年1月20日に公開された情報を分かりやすく解説したものです。
企業のIT管理者にとって、会議室の端末(Google Meetハードウェア)のメンテナンスは気を使う作業です。
調子が悪い端末を再起動したいけれど、「今まさに会議中だったらどうしよう?」と躊躇してしまい、夜間や早朝に作業を回した経験はありませんか?
これまでは、管理コンソールからの再起動指示は「即時実行」しかなく、会議の真っ最中に画面が暗転してしまうリスクがありました。
そんな管理者の悩みを解消する、地味ながらも非常にありがたい機能が追加されました。
2026年1月20日より、Google Meetハードウェアの再起動オプションに**「アイドル時に再起動(Reboot when idle)」**が加わります。
これにより、管理者は時間を気にせず再起動を指示できるようになり、システム側が「会議が終わって誰も使っていないタイミング」を見計らって自動的に再起動を実行してくれます。
今回は、この新機能の仕組みとメリットについて解説します。
何が変わるのか?「空気を読む」再起動へ
今回のアップデートにより、管理コンソールで再起動を指示する際、以下の2つの選択肢が表示されるようになります。
デバイスがアイドル状態になったときに再起動する(推奨):
これが新機能です。再起動の指示を「予約」します。
端末が使用中の場合は待機し、すべての活動が終了した瞬間に再起動を行います。デバイスの使用状況に関わらず、今すぐ再起動する:
従来の機能です。強制的に即時再起動します。緊急時用です。
「使用中」の判定基準は?
システムは、以下の状態を「使用中(in use)」と判断し、再起動を待機します。
Google Meet会議、相互接続(Zoomなど)、ライブストリームに参加している。
HDMIケーブルで画面共有を行っている。
アドオン機能(ホワイトボードセッションなど)を利用している。
これらがすべて終了し、端末がフリーになったと判断された時点で、安全に再起動が実行されます。
管理者のメリット:ストレスフリーな運用管理
会議中断リスクの回避: 重要な商談中に再起動してしまうという「事故」を確実に防げます。
業務効率化: 会議が終わるのをモニターの前で待つ必要がなくなります。日中に指示だけ出しておけば、あとはシステムにお任せです。
展開スケジュール
2026年1月20日より、即時リリースおよび計画的リリースドメインの両方で段階的に展開が始まっています(最大15日程度)。
まとめ:気配り上手な管理者ツール
会議室の向こう側にいるユーザーの体験を損なうことなく、必要なメンテナンスを確実に実行する。
今回の「アイドル時再起動」は、管理者の負担を減らしつつ、オフィスの生産性を守るための「気配り」機能と言えるでしょう。
次回端末の調子が悪い時は、ぜひこのオプションを使ってスマートに対応してください。
